【伊勢崎市】まるで「家に帰ってくる」感覚。様々な縁を繋ぐカフェ。

GOURMET INTERN 2023.08.29

こんにちは！学生ライターのほのかです。皆さんは、好きなアーティストにもし会えたら、なんて言葉をかけますか？私はきっと、会えた嬉しさで何も言えなくなってしまうかもしれません（笑）。ファンにとっては、直接会って感謝の気持ちを伝えられたり交流できたりすることってとても嬉しいことですよね。それは、もしかしたらアーティストの方も同じかもしれません。さて、今回は、伊勢崎市のカフェ『I ROCKS BASE（アイロックスベース）』をご紹介します。

CONTENTS

1. ライブもできちゃう、開放感あふれる佇まい
2. いつでも帰れる「家」に！I ROCKS BASEオープン秘話
3. 自慢のドリンクでほっと一息
4. 思いが込められたお気に入りのロゴ
5. ここでだけの「特別感」を味わおう！

1. ライブもできちゃう、開放感あふれる佇まい

円の中で鶴が手を挙げて留まっているロゴが印象的なI ROCKS BASEは、「メガネのイタガキ文化ホール伊勢崎」の1Fにあります。ここはなんと、群馬県出身のバンドであるLACCO TOWERが運営しているんです！

中に入ると、明るくて開放的な雰囲気！心地よく感じます。座敷席もあるので、お客さんがのんびり座って交流を楽しむことができますね。

奥には、音楽機材が用意されたライブスペースがあります。LACCO TOWER主催のフェス「I ROCKS」に出演したアーティストたちが、ここでライブを行うこともあるそうです。交流の場だけでなく、新たな出会いの場としても提供されています。

2. いつでも帰れる「家」に！I ROCKS BASEオープン秘話

そもそも、どうしてこのような場所を彼らがつくったのでしょうか？私が知っている中で、アーティスト自ら運営するカフェはあまり聞いたことがありません。

私の疑問に答えてくださったのが、LACCO TOWERでキーボードを務める真一ジェットさん。

LACCO TOWERは、年に1回、バンドの地元である群馬で「I ROCKS」というフェスを開催しています。I ROCKSについては、こちらにアツいレポートが載っているのでぜひ読んでみてくださいね。ある日、お客さんは、I ROCKSのことを「1年に1度帰ってこられる家みたいだ」と言ってくれたのだそう。もちろん主催しているLACCO TOWERの皆さんも同様に感じていてるからこそ、その「家」に1年に1回だけでなくいつでも帰ってこられるようにと願いを込めてオープンしたのがこの『I ROCKS BASE』なんです！

今回お邪魔して思ったのは、ここに来られるお客さん同士の交流が活発だな、ということ。別々で来たのに、いつの間にか一緒のテーブルに座って仲良く話をしている、なんて姿を目の当たりにしました。本当に家みたいですね。真一ジェットさんも、「待ち合わせしなくても誰かいて交流できる」というのをご自身の目で見たり聞いたりして、嬉しくなるのだそうです。

3. 自慢のドリンクでほっと一息

『I ROCKS BASE』でいただけるドリンクにも注目！開放感のあるスペースで飲んで、ほっと一息つきましょう。こちらは「抹茶ラテクリーム」。私、抹茶のような苦いものはあまり得意じゃないのですが、この抹茶ラテは程よい甘さでとっても美味しかったです！苦手な人こそ飲んでほしい。

ミルクとコーヒーの２色がきれいな「BASEラテ」。香り高いエスプレッソとミルクが絶妙に混ざり合い、程よい苦みを生み出しています。

夏らしい雰囲気の「メロンクリームソーダ」。こちらは8月の限定メニューです。しゅわしゅわと美味しいメロンソーダとアイスクリームが絶品！見た目も映えますね。他にも限定メニューが時折提供されるとのことですのでInstagramのCHECKをお忘れなく！

さらに！メンバーが選んだ摘めるおやつも販売されています！そら豆に芋けんぴ、たまごボーロ…。個人的に、「紅茶に恋した」芋けんぴが気になります。紅茶味の芋けんぴなんて、聞いたことありません。美味しそう！

そしてこちらは、LACCO TOWERの松川ケイスケさんと真一ジェットさんのユニット「松川ジェット」とのコラボ商品、「のり塩そら豆」。カリッとしたそら豆にのり塩の風味が乗っかって、癖になります！おやつにしたらついつい食べ過ぎちゃいそうです。

ほかにも、なんと真一ジェットさんのご実家「柏屋製菓」の和菓子も販売しています！LACCO TOWERと印字されたどら焼きをお持ち帰りして、心地よいI ROCKS BASEでの思い出を家でも堪能しちゃいましょう。

4. 思いが込められたお気に入りのロゴ

真一ジェットさんに「お気に入りはどこですか？」と尋ねてみると、「ロゴですね」とのこと。深い意味が込められているのだそうです。

群馬県を表す鶴が円の中に収まっている特徴的なこのロゴ、実はすべて「円」だけで構成されています。その理由は、LACCO TOWERが「縁」を大事にしているから。

I ROCKSに出演するバンドたちは、皆LACCO TOWERとの縁がある人たちです。色々なアーティストが出るフェスって、「自分のお目当てが出演したらそれ以降は見ない」なんて人もいるじゃないですか。でも、I ROCKSの場合、LACCO TOWERとの仲を知っているからこそ、ほかのバンドであっても聞きたくなってしまうそうです。出演するアーティストも、どうしてこのフェスに呼ばれたのかを熱く話したり、必ずI ROCKSのために予定を空けたりしていて、お互いの強い絆を感じます。だからファンにとってもアーティストにとっても「家」なんです。そこが普通のフェスとは違いますよね…！そんな風に「縁」を大事にしているLACCO TOWERの意思が反映されているロゴも要チェックです！