こんにちは。motto編集部ライターのERIです。みなさん元気にしていますか?すっかり秋の気配が近づいてきていますね。群馬県内には、紅葉の名所もたくさんありますが、中でも私のお気に入りの一つが、上毛三山の一つでもある妙義山です。群馬県民なら皆さんお馴染みの「上毛かるた」にも、「紅葉に映える妙義山」という札があります。妙義神社や中ノ嶽神社などのパワースポットもあり、紅葉の時期だけでなくどの季節にも自然があふれていて、ドライブにもぴったりのエリアです。本日は、そんな妙義山の麓にある『古民家カフェ桑庵』をご紹介します。
1. 妙義山の麓に佇む、築140年の古民家

富岡市・一ノ宮貫前神社があるエリアから県道47号を妙義山方面に向かう途中に佇む、『古民家カフェ桑庵』。妙義山の澄んだ空気と豊かな自然に包まれています。

店主の西尾さんは、元々都内で古民家や空きビルをカフェにリノベーションする不動産会社を経営されていました。この地に惚れ込み、築140年の古民家を購入し移住されたのは2019年のこと。まずは古民家の向かいにある農機具倉庫を「珈琲焙煎所月とゆふづつ」へ改装し、コロナ禍真っ只中でコーヒー豆の焙煎や販売を開始。その後、約2年半にわたる母屋の改装を経て、2022年に『古民家カフェ桑庵』をオープンしました。

店名「桑庵」の由来は、元々この建物が養蚕農家のものであったことと、西尾さんが育てた桑の実を収穫してジャムや果実酒を作る予定であったからとのこと。ありそうでなかった、素敵なネーミングですよね。
2. 時が止まったかのような重厚感と現代の心地よさが調和した空間

『古民家カフェ桑庵』の建物は、明治18年(1885年)に建てられた養蚕農家兼住宅。母屋は、かつて町長などを歴任した地域の名士が暮らした邸宅だったそう。西尾さんが思い描く理想のカフェを具現化するべく、この古民家の良さを最大限残し、地域の大工さんなどの協力のもとリノベーションが進められました。

店内は天井を高くするために床を抜いたり、畳を剥がして現れた風合いある板床を壁材として再利用したりと、古民家の風合いを生かしつつも居心地の良い、開放的な空間になっています。

さらに天井は当時のまま残し、カウンター上の照明のところにはよく見ると碍子(がいし)という、電気の配線を支える昔懐かしい器具なども使われています。聞くところによると、昔の家というのは、天井に電気の配線を隠すような作りではないので、碍子は古民家再生にはマストアイテムなのだとか。

また、蔵に長く眠っていた家具や建具なども職人の手によってリメイクされ、店内の至る所に使われています。

入り口近くの天井を見上げてみると、お蚕を乗せて育てる「蚕箔(さんぱく)」と呼ばれる竹を編んだ道具も素敵にインテリアとして使われています。かつて養蚕が盛んだった富岡ならではの光景ですよね。

外観は日本の原風景のような表構えが、なんだか懐かしさを覚えます。
POINT

3. ネルドリップで淹れる深煎り珈琲と、自家製スイーツ

『古民家カフェ桑庵』では、向かいにある「珈琲焙煎所月とゆふづつ」のスペシャルティコーヒーを味わうことができます。

こだわりの6種のブレンドに力を入れているそうで、直火式焙煎機で丁寧にじっくりと深煎りされています。コーヒーにあまり詳しくない私も初めて訪れた時には、自分の好みを店主の西尾さんに伝えて、チョイスしていただきました。

布製(フランネル)のフィルターを使ったネルドリップ式は、コーヒー豆の旨み成分である油分が適度に抽出され、深煎り豆の魅力を最大限に引き出すと言われています。

贅沢な香りとコク、ややとろみのあるまろやかさを味わえるのが特徴。県内でもこのネルドリップ式でコーヒーを味わえるお店は希少ですよね!

コーヒーのお供には、自家製スイーツもぜひ!特に私がおすすめしたいのはベイクドチーズケーキです。敷地内で放し飼いの鶏(烏骨鶏、岡崎おうはん、アローカナ)の新鮮な卵を使用。エスプレッソで風味を加え、黒糖でコクを出し、甘さ控えめに仕上がっています。ちなみにお店で使われている器は、埼玉県越生町の「芹ケ沢陶房」のもの。温かみのある古民家の雰囲気ともばっちり合っていますね。
POINT

4. スローな時間が流れる空間に、ただ癒される

木の温もりに包まれた店内で、芳醇なコーヒーの香りに癒され、気ままな猫や鶏を眺めれば、自然と笑顔に。せわしない日常から離れて、ただ静かに景色と向き合う、贅沢なカフェタイムを過ごしたいですね。

実は『古民家カフェ桑庵』には、SOU、ANN、YOU、TSUKIという名前の4匹の看板猫がいます。猫たちが自由気ままに過ごす姿に、ほっこり癒されます。

放し飼いの鶏や庭で遊ぶ猫を眺めつつ、くつろいで珈琲や読書を楽しめる時間は格別です。妙義方面へのドライブと併せて、ぜひ一度訪れてみては!
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PROFILE
こぴ
群馬県太田市出身。2019年よりYouTubeチャンネル「こぴ」を開設し、歌声とビジュアルで話題を集める。2025年現在、SNSの総フォロワーは120万を超える。テレビ番組「情熱料亭すぎ村(TOKYO MX-1)」レギュラー出演、Netflix「こねこのチー ポンポンらー夏休み」主題歌、ベスト電器CM第二弾歌唱。また、元看護師の経験を活かし、「アンメット ある脳外科医の日記(フジテレビ)」に出演を果たした。舞台やモデルとしての経験も踏むなど、マルチに活躍中。
[X]@kopichan_
[Instagram]@kopiyama_
[TikTok]@kopisan_
[YouTube]@kopikopi

▼クレジット
モデル/こぴ
ヘアメイク/馬場宏美
コーディネート/ハットリミカ(encounter)
衣装/encounter
ロケ地/古民家カフェ桑庵
撮影/三木康史(troisdesign)
文/ERI

※motto vol.44「あちこちこぴたび」の記事を一部転載しています。
※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。
古民家カフェ桑庵
- [所在地]
- 富岡市妙義町大牛113
- [TEL]
- 0274-67-7880
- [営業時間]
- 11:00〜18:00
- [定休日]
- 月曜、火曜、第3金曜
- [Web]
- https://myogi.gunma.jp/