こんにちは。motto編集部ライターのERIです!今回は、群馬県高崎市に鎮座する安産子育ての神社、『山名八幡宮』の境内にある『mico cafe(ミコカフェ)』を紹介します。
1. 『mico cafe』とは
遡ることおよそ10年前、小さなお子さまを持つお母さんたちの拠り所として、『mico cafe』は誕生しました。はじめは1ヶ月に1度、山名八幡宮の参集殿(広間)に集まり、ベビーマッサージや絵本の読み聞かせなどのワークショップを行っていました。そのうちに参加者のお母さんたちから「子連れでも気軽に立ち寄ってランチができる場所が欲しい」「なかなか人とつながれる場所がない」等の声が多く寄せられるようになり、神社として何かできないか?と考え、2015年に参集殿を改装し、カフェとしての営業を始めたそうです。

店長の高井映美さんにお話を伺いました。
2. 広々とした居心地の良い空間


『mico cafe』は、山名八幡宮の参集殿の2階にあります。中には、外観からは想像できないくらいの広いスペースがあります。

席で使えるおもちゃや絵本も揃っていて小さなお子さま連れでも気兼ねなく食事ができるので、「居心地が良くてついつい長居してしまう!」というお母さんやお子さまたちで毎日賑わっています。

フローリングの座卓の他に、ソファ席もあります。お店の一面が大きな窓になっており、桜の木などもよく見えるので、季節の移ろいを感じられます。また、すぐ近くを上信電鉄の線路が通っているので、乗り物好きのお子さまや鉄分多めの大人にとってはたまりません!最近では、お子さま連れのお母さんたちだけではなく、SNSを見て若い方が来られたり、地域の方が神社に参拝した帰りにふらっと立ち寄ったりと、幅広い年齢層の方が利用されているようです。
3. こだわりいっぱいのメニュー
『mico cafe』では、化学調味料などは使わずに、素材の味を極力生かしたメニューが提供されています。フレンチトーストやホットサンド等のパンを使うメニューには、山名八幡宮境内にある、天然酵母と国産小麦のパン屋『PICCOLINO(ピッコリーノ)』のパンを使用しているそうです。「身体にやさしいものを気軽に楽しんでもらえたら」という思いが込められています。

「和風フレンチset」『mico cafe』がオープンして以来ずっと定番メニューのバターチキンカレーは、スパイスから作る本格派。辛さもお好みで変えられるので、大人からお子さままで根強い人気です。フレンチトーストは、山名八幡宮ゆかりの戦国武将山名宗全の末裔でもある、人気パティシエ山名範士さん直伝のレシピで作っています。

「キッズパンset」は、『PICCOLINO』のパンをトーストした、お子さま向けのシンプルなメニュー。小麦、酵母、塩、水以外の余計なものが一切入っていない身体にやさしいパンで、本来の小麦の味をしっかりと感じられます。キッズメニューは、パンを使ったものだけではなく、うどんやおにぎり、野菜たっぷりのスープなどもあります。
POINT

4. 店長は3兄弟子育て中のお母さん

『mico cafe』店長の高井映美さんは、ご自身が3人の男の子のお母さんでもあります。おしゃべり大好きでノリも良い映美さんに会いに、市外から来るお客さまも多くいらっしゃるとか。また、元々は美容師としてブライダル等の仕事をしていた映美さんは、持ち前のセンスを活かし、メニュー作りや店内のインテリアなどもご自身で手がけています。「小さなお子さま連れのお客さまが多くいらっしゃるので、食育も考え身体にやさしいメニューをご用意しています。各季節の限定メニューやデザートも、一生懸命考えて作っています。」『mico cafe』で働いているスタッフは全員、子育て真っ最中のお母さんだそう。そのため、平日のランチタイムのみの営業になります。ぜひ気軽に遊びに行ってみてはいかがでしょうか!
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▼クレジット
撮影・文/ERI
写真提供/mico cafe