【高崎市】丁寧につくられた洋服や小物を楽しめる、ナチュラルベーシックなセレクトショップ。

こんにちは！学生ライターのほのかです。9月ももうすぐ終わりを迎えますね！時の流れはなんて早いんでしょう。洋服屋さんに行くと、秋本番を感じさせるディスプレイになっていてびっくりしました。私も秋服を新調したくなりました。ほっこりした色合いや柄物を一番楽しめるのって秋服ですよね！さて、今回は高崎市にあるセレクトショップ『Belluria （ベル―リア）』をご紹介します！お店の雰囲気を楽しみながら、上質なお洋服を選べますよ。

1. 落ち着いたシャビーな空間がお洋服を引き立てる

『Belluria』は、高崎駅から徒歩6〜7分、レンガ通り沿いにあるセレクトショップです。ナチュラルでベーシックなお洋服が揃っています。お店の中に入ると、なんだか別世界に来たような気分。落ち着いた色の家具で統一されていて、心も落ち着きます。

扱っているお洋服は、「YAECA」「COMOLI」「R&D.M.Co-」などリアルクローズ（上質な生地で丁寧に裁縫された、ベーシックで長く使えるもの）に軸を置いたブランドのものが多いです。店長の星野さんは、「ものづくりに真摯に向き合っているブランドのお洋服をセレクトしている」とおっしゃっていました。

置かれている棚や小物にもこだわりが。これら、すべて1点物のアンティークなんだそうです！Belluriaで扱っているお洋服も、アンティークのように長く楽しめるものばかり。セレクトするお洋服と同じ雰囲気を持っているので、お店全体に統一感が生まれていますね。

2. 想いを感じるハンドメイドのアクセサリーは要チェック

洋服だけではなく、アクセサリー類も充実。職人たちのクラフツマンシップ溢れる唯一無二の小物が揃っています！

こちらは、ハンドメイドアクセサリーのブランド「市松」のアクセサリー。驚くべきはその工程で、型は使わず、火入れや打ち込みなどを繰り返して世界にたった一つのアクセサリーに仕上げています！同様に、一つの地金から2つのリングを作り上げるというマリッジリングも高い人気を誇るそうです。職人さんの手仕事の温かみが感じられます。

手元が何か物足りない時、さりげなくコーデのアクセントに。シルバースパイラルバングル（L）¥37,400／市松、シルバー3連リング（L）¥33,000／市松

アクセサリーは肌身離さず身に付けるものだから、同じ時間を過ごし、変化していく様子も楽しめるところが嬉しいですよね。まさにアクセサリーは大人の嗜み。憧れます！

3. 秋を楽しむスタッフおすすめコーディネート

それでは、スタッフのRisaさんに、秋のおすすめコーディネートを紹介していただきましょう。

エンブロイダリーケープ¥50,600／BUNON、エンブロイダリーオーバーオール¥41,800／BUNON、アイウェア¥35,200／guepard、エンブロイダリードローストリングショルダーバッグ¥9,900／BUNON、ウエストインディアン¥33,000／AURORA SHOES

大きめの丸襟と刺繍トップスで大人ガーリーな雰囲気に。透け感を楽しめるケープをレイヤードしたのがポイント。

オーバーオールは子供っぽくなりがちですが、落ち着いたカラーのものを選ぶと大人らしく着こなせるのだそう。グレーブラウンのチェック柄とエンブロイダリー（刺繍）が品のあるスタイルに格上げしてくれていますね！

裾にかけ広がっていくシルエットなので、体型カバーもしてくれます。さりげなくバッグの色味を合わせたり、足元も秋らしくブラウンでまとめあげるなど、細かいところまで抜かりないですね。全体的に秋を感じさせる配色に統一されていて素敵！

4. 洋服だけじゃない？「衣」以外も取り入れたイベントも楽しもう

『Belluria』では、衣食住を網羅するような様々なイベントも行っています！私が伺ったときは、「夏の衣と食」をテーマに、インドのお洋服や夏にぴったりの食品が販売されていました。

インドの職人さんが一つひとつ手作りしたお洋服は「CALICO」のもの。軽くて通気性も良く、日本の夏に適しているのだそうです！私も、その洋服の軽さに驚きました。タグにはインドのどこで作られたのか、どのような織り方で作られた生地なのかが詳細に記されています。職人さんに思いを馳せて、大事に着ていくことができそうです。

ほかにも、スタイリストの岡尾美代子さんが営む「LONG TRACK FOODS」のホームメイドにこだわった食品も勢ぞろい。「焼き菓子」から、「野菜のピクルス」など夏にぴったりのものまで！

大人気の「イグル氷菓」のアイスキャンディーも販売されていましたよ。こちらのアイスキャンディーは、新規での取り扱いができないため、お目にかかれるのはかなり珍しいそうです。無添加で手作り、素朴な甘さで暑い夏にぴったりでした。このように、Belluriaでは定期的に「衣」の枠を飛び越えた商品を扱うイベントも開催しています。その際も、扱っているお洋服の世界観に合うような「ものづくりに真摯に向き合っている」ものを取り揃えています。

5. すべてにこだわりを持つBelluriaで特別な一品探しを

星野さんは、『Belluria』の名前の由来も教えてくださいました。オーナーのご両親が経営していたブティック「美サイレント」から頭文字の「B」をいただいたのだそうです。また、オーナー自身、イタリアに住んでお洋服の買い付けを行っていた経験があることから、イタリア語の響きを掛け合わせて『Belluria』という名前を付けたのだそうです。オーナーの強い思いが込められているんですね！

また、高崎の店舗だけでなく、桐生市、神奈川県鎌倉市にも店舗を展開しています。桐生店には「日美日美（ヒミ）」という別邸があり、なんと歴史的な建造物を使っているのだとか。大正時代の洋館造りで、レトロな雰囲気を漂わせています。また、鎌倉店も、築90年の古民家を利用しているのだそうです。店内の雰囲気だけでなく、建物からもこだわりが伺えますね。

世界にたった一つのハンドメイド商品や、上質なお洋服。さらには、手作りの食品まで。こだわりとハンドメイドの温もりを大切にする『Belluria』で特別な一品との出会いを求めてみてはいかがでしょうか。

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▼クレジット
写真提供／Belluria
撮影／佐々木覆（troisdesign）
文／ほのか

※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。