【高崎市】一着に思いを巡らせる。スタイリングのスペシャリストが営むブランド古着店。

こんにちは、motto編集部のオオウ(@ounco_coverdeath)です。皆さんは今年の夏をエンジョイできていますか?コロナが5類に引き下げになり、4年ぶりに各地でお祭りも開催されているようです。自分はまだ夏らしいことが何一つできていません…。ですが、8月末に山中湖で開催される「SWEET LOVE SHOWER(今年は群馬のback numberが大トリ!)」、9月にグリーンドーム前橋に帰ってくる「山人音楽祭」に参戦してきます!10月にはGメッセでSPACE SHOWER TV主催の「GFEST.」も初開催されるとのことで楽しみですね!さて、秋に向けて衣替えもそろそろ意識したい季節ですよね。今回は、ブランド古着&セレクトショップ『ΛWORD.(アワード)』をご紹介します!手に入らなかったあのお宝が眠っているかも?

1. 高崎市のレンガ通り沿いに店を構える『ΛWORD.』

『ΛWORD.』はドメスティックやインポートもののブランド古着を取り扱うショップ。こちらのお店、本誌mottoの人気連載「ハヤペディア」では、毎号ファンを虜にさせる抜群のスタイリングを披露してくれているので気になっていた方も多いはず。ガラスのショーウィンドウが目印で、店内は白を基調としたアイテムが映える造りになっています。

店主の息子さんの「パパと同じ仕事がしたい」という一言に背中を押されて開業を決意したそうで、その一言から始まるストーリーとして店名に「A WORD」と名付けたそうです。ゆくゆくは息子さんにお店を継いで欲しいのだとか。素敵なお話ですよね!

2. ボーダーレスなアイテムラインナップ

インポートは「Maison Margiela」「BALENCIAGA」「Supreme」からドメスティックは「sacai」「ENNOY」「Kolor」など、ストリートからモードまでジャンルレスなアイテムが並びます。アイテムの年代も様々なので、型にはまらないコーディネートを楽しむというファッションの醍醐味を味わえます。デザイナーズブランドをメインに扱うが故に、「このブランドのこの年代らしさ」のように、当時手にすることができなかったレアものとの出会いもあるかも。

豊富なスニーカー類も店主のこだわりの一つ。時期によって在庫状況が大きく変わるそうで、抽選でなかなか買えないレアものや、Vintage品が店頭に並ぶこともあるとか。

さらに、「CHRISTIAN DADA」の元デザイナー森川マサノリ氏が手がけるユニセックスブランド「BASICKS」のセレクトも群馬県内で唯一行なっています。ベーシックながら一捻り効いたデザインが女性にも人気で、いま大注目のブランド。

ブランド古着を軸としながら、「服やファッションの存在意義」を問いかけてくれているように感じます。記事を書きながら、筆者ももっとファッションを楽しんでいた頃の気持ちを取り戻せねばと奮い立たせられました!

3. 迷ったらショップスタッフの着こなしを参考にしよう!

一目惚れして買ったのに、いざ着ようと思ったらコーディネートに迷うなんてことありませんか?アイテムとしては気に入っているのに合わせようと思ったら意外としっくりこない。個店など、お店にスタイリングが上手なスタッフさんがいる場合は、購入する際にどんな風に合わせたら良いか聞いてみるのもおすすめです。

実は、「統一地方選挙」のビジュアルのスタイリングを手がけたのも樋口さん。「衣装感が欲しいのでかっちり目を足したい」「ロケ地が無機質なイメージなので映えるような」といった筆者の曖昧な衣装イメージを具体的かつ的確なスタイリングで提示してくれるので非常に助けられています。ジャンル問わず、ドンピシャで組んでくれるので相当アンテナを張っているなという印象です。そこで、店主の樋口さんに「今の気分」なコーデを紹介してもらいました。

21AW Quilting Docking W-Leather Riders Jacket/¥198,000、20AW Docking Oxford Shirts Jacket¥29,040、22SS Docking Cargo Pants¥57,200、22SS Skater Hightop Boots¥49,500/すべてsacai(ΛWORD.)

リユースショップにおいてもなかなか数量が揃わないとされている『sacai』のアイテムを使ったコーディネート。ポイントは、「異素材のドッキングが強みでもある同ブランドのアイテムを素材別で組み合わせ、ブラックで統一したシックな印象のスタイリングに仕上げました」とのこと。毎度、色使いやサイジングが秀逸なんですよね。あっぱれです。「ブランドで揃えることももちろんですが、MIXカルチャーで個性的に着るスタイリングも当店の推しです。ご来店の際はお気軽にお声がけください」と語ってくれた樋口さん。非常に頼もしい存在です。

4. 時にはファッションで冒険してみよう!

量販店では着こなしに悩んでも相談しにくいと思いますが、個店ならアイテムの合わせ方や取り入れ方を提案してくれる場合が多いです。また、カラバリやサイズなど展開数も潤沢なわけでもないので一点一点との出会いを感じることができると思います。特に探していたアイテムのサイズがドンピシャだったらそれはもう、運命の出会いです。

ファッションの秋ということで普段着ないものにチャレンジしてみるも良さそうですね!ついつい同じものやトレンドものばかり押さえたくなりますが、今年はトライするアイテムも視野に入れたいと思います!ファッション一つで気持ちも変わりますしね!皆さんは今季狙っているアイテムなどありますか?ぜひショッピングをしに地元のショップ巡りをしてみてくださいね!

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▼クレジット
撮影/三木康史(troisdesign)
写真提供/ΛWORD.
文/佐々木覆(troisdesign)

※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。

ΛWORD.

[所在地]
高崎市砂賀町22
[TEL]
027-329-5399
[営業時間]
11:00~19:00
[定休日]
水曜
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