こんにちは!motto編集部のオオウ(@ounco_coverdeath)です。今年もあっという間に残り1ヶ月を切りました。クリスマスからお正月へとお店やまちの雰囲気が一週間でガラリと変わる様子を見かける度に、日本人って独特の文化を持っていて面白いよなぁと思います。ワールドカップで試合後にゴミを拾うサポーターの様子が世界的に報道されていましたけど、良い歴史や文化は後世に残していきたいですよね。さて、脱線してしまいましたが、今回はクリスマスに向けて開催中のイベント『On y va!の冬ギフト』を紹介していきますよー!
CONTENTS
1. 藤岡市鬼石にある『handmade & craft On y va!』
『On y va!の冬ギフト』を主催するのは、ちょっぴり変わった店名の『handmade & craft On y va!』。「On y va!(オニヴァ)」は、「一緒に行こう!」の意のフランス語。オーナーであるyakkoさんが10余年の活動で得た情報を共有しながら、クラフターさんたちの役に立てたらという思いで運営しているショップです。2007年に委託販売の店舗をオープンさせ、2009年以降は「手づくりマーケット in ギャラリーふじおか」などハンドメイド主体のイベントを開始。SNSやネット販売の勢いが増し、作家個人での活動や販売ができるようになったことから、2018年からは委託販売をやめ、展示販売専門のギャラリーとして再出発をしました。
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2. 一ヶ月限定のクリスマスイベント
前述した通り、現在のOn y va!は、ギャラリーとして月替りの展示会がメインですが、毎年12月は委託販売をしていた当時を思い起こし、『On y va!の冬ギフト』と題してセレクト雑貨販売を行っています。プレゼントにぴったりな可愛いあみぐるみ、お洒落な小物、心くすぐる雑貨、クリスマスを彩る花に焼き菓子。『On y va!の冬ギフト』では、12名のクラフト作家に花屋と焼き菓子店が加わった総勢14名のクラフターたちの作品が揃い、1ヶ月限定の雑貨屋としてオープンしています。
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3. 総勢14名の作家・花農家・焼き菓子店が参加!
イベント開催期間中はクラフターたちの個性的な作品が顔を並べます。ハンドメイドの性質上、ほとんどが1点もののため予約や取り置きができません。実際に足を運ぶことで、タイミングが良ければ作家さんと会うことができるそうですよ!ネット販売も楽ですが、やっぱりリアルの人間同士のコミュニケーションは大切にしたいですよね!特にものづくりをしているクリエイターさんたちとの対話は作品に対する考えなども伺えたりするので、理解度が深まります。
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【01】あみちくichigokoko
「そっと近くに置いておきたい」「なんだか心が元気になる」をコンセプトにしたあみぐるみ作家。置いても可愛い雑貨や一つひとつ個性のある表情がたまらない動物ブローチも販売します。
Instagram|@ichigokoko.amitiku
Twitter|@ichigokoko
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【02】兼堂Leather
シンプルなキーホルダーから彫刻を施したカービングのオーダーバッグまで幅広い作品を手掛けています。身軽に持ち歩ける小ぶりなウォレットなど大切な人へのクリスマスプレゼントにもぴったりです。
Instagram|@kendou.leather
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【03】こつぶものづくり店
手編みレースやミナペルホネンの生地を使って、アクセサリーや小物を製作しています。タティングレースの技法で編んだモチーフやレースかぎ針で編んだものを使ったアクセサリーを販売します。クリスマスを彩るカラーのブローチもおすすめ。
Instagram|@kotsubu_aya
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【04】さいとうかずこ
武蔵野美術短期大学工芸デザイン科卒業。同大学専攻科で木工を学び、家具メーカーに就職しデザイン部に配属。 ベビー用品のキャラクター制作を手がけたことをきっかけにイラスト制作を開始。動物をモチーフにしたポストカードなどを販売します。
Web|http://zuu.marusai.com/
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【05】シフクトート
厚手の帆布(はんぷ)生地で作るトートバッグ職人。布の切り替えや持ち手の配色、さらには自立する“きちんと感”も押さえ、トートバッグの魅力を100%引き出しています。男女問わずお洒落に取り入れたいアイテムです。
Instagram|@shifukutote
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【06】ミッシュ
榛名山麓にある小さな工房の焼菓子店。国産小麦粉、きび砂糖、ビートグラニュー糖、発酵バター、高崎市の新鮮な卵を使って一つひとつ丁寧に焼き上げています。今回は安心でやさしい味のクッキーを販売します。
Instagram|@mi_sshu
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【07】ももうさぎ
うさぎ好きのあみぐるみ作家。『On y va!』でSaoriあみぐるみ教室を開催していた頃の1期生で、現在は作家としてオリジナル作品を数多く制作しています。温もりと愛情たっぷりのあみぐるみを販売します。
Instagram|@momousagi_hina
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【08】もりのひろば
「生活にちょっとした癒しになる雑貨」をテーマに木の実やドライフラワーを使った雑貨などを制作しています。「ちょこんと飾れるツリー」やクリスマスリースなど、クリスマスを彩る雑貨を販売します。
Instagram|@mori_no_hiroba
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【09】a little pudding
羊毛フェルトとレジンを使って制作するハンドメイド作家。羊毛ならではの温もりとほっこりするキャラクターが並びます。毎年好評の針山・ハサミスタンドやレジンのアクセサリーはプレゼントにぴったり。
Instagram|@purin.mix
Blog|https://ameblo.jp/purin-ga-koketa
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【10】flower farm 39
埼玉・本庄市の花農家『大谷園芸』。少量多品目で植物を育てています。イベントでは「大谷ポインセチア」をはじめとして、厳選した品種の販売中。季節に彩りを添える花とともに日々の生活を楽しんでみては。
Instagram|@flower_farm39
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【11】P’s House
ひと目ひと目丁寧に編み、時間と手間を惜しまないあみぐるみの魅力を伝える作家。ふわふわやモコモコの毛糸を使った手触りや肌触りはあみぐるみならでは。ハンドメイドの温もりが伝わるような作品を販売します。
Blog|https://ameblo.jp/yukko924
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【12】RAINDROP
手刺繍の布雑貨を販売している作家。ひと針ひと針時間をかけて作っているので、同じモチーフでも少しずつ異なる表情に仕上がります。唯一無二が手刺繍の良さです。イベントではポーチ類とブローチを販売します。
Instagram|@raindrop62719
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【13】torino morino
天然石のブレスレットやネックレスをはじめ、女子力をアップさせてくれるアクセサリーを生み出す作家。“美は細部に宿る”をコンセプトに、大人がさらりと身につけられる、上品で可愛らしさのあるアクセサリー作りを目指しています。
Instagram|@torino_morino
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【14】yoyoの裁縫店
オリジナルのアップリケや刺繍でバッグや布小物を作っています。可愛らしい色や模様使いがメルヘンチックな世界観を演出。マトリョーシカやキノコ、動物たちなど、作品の色合いや個性豊かなキャラクターに注目です。
Instagram|@yoyonosaihouten
4. 鬼石地区はアートのまち!?
鬼石地区って、市街地からは少し離れていることもあり藤岡市ながら意外と馴染みがありませんよね。ですが、面白いまちなのでちょっぴり紹介しちゃいます。多くの人が田舎町のイメージがあると思いますが、実はアートと関わりのあるエリアなんです。
鬼石には『シロオニスタジオ』の代表キール・ハーンが主宰する「アート・レジデンシー」によって、年間20か国から40名ほどのアーティストが制作活動のために来日(※コロナ禍前参照)しているそうです。また、市民憩いの場にもなっている『鬼石多目的ホール』は、金沢21世紀美術館の設計も手がけた世界的に有名な女性建築家『妹島和世』が担当しています。
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彼女の作品の特徴でもある透明さと無重力感、空間を生かした造りは健在。さらに、実はフォトジェニックなラビットチェアも設置されている穴場スポットなんです。建築を学ぶ学生が訪れるなんてこともしばしば。
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ほかにも、芸術家の夫婦が営む『芸術・茶屋カタチ』や、三波石の巨岩や奇岩と周囲の樹木が織りなす『三波石峡』の景観は、まさに自然がつくりだした芸術とも言えるなど、まちの至るところに“アート”が息づいています。
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クラフターさんの作品も、まちもワクワクするものばかりですよね。作品はすでに完売しているものもあるとのこと。期間限定のイベントなのでお急ぎください!motto+ではこれからも全国誌では紹介しきれない群馬の魅力を発信していきます。ぜひブックマーク&CHECKをしてくださいねー!
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▼クレジット
写真提供/handmade & craft On y va!
文/佐々木覆(troisdesign)
※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。
【12/1(木)〜12/24(土)】On y va!の冬ギフト
- [所在地]
- 藤岡市鬼石515-1
- [TEL]
- 0274-50-8520
- [営業時間]
- 10:00〜17:00(火曜のみ〜15:00)
- [定休日]
- 日曜