【高崎市】始まりは一つの商店街から。13年間、新成人をお祝いし続けてきたイベント。

こんにちは!motto編集部のオオウ(@ounco_coverdeath)です。突然ですが、成人式を終えられた皆さんは、当時のことって覚えていますか?自分は同窓会などは覚えていますが、式当日のことはほとんど記憶に残っていません。一生に一度しかないイベントのはずなのに・・・。逆を言えば、思い出になるような出来事にならなかったということになるのですが(笑)これから成人式(二十歳の集い)を迎えられる皆さんは、ぜひ忘れられない特別な一日にしてほしいですね!さて、今日はそんな成人式が思い出に残るよう、新成人をお祝いしている『街なか成人式』について紹介していきますよー!

1. 『街なか成人式』って?

“レッドカーペットを晴れ着姿で歩こう!!”というキャッチコピーの元、開催されている『街なか成人式』。「ハレの日を商店街からも盛大にお祝いすることで、新成人にとって忘れられない大切な一日にしてほしい」という想いから、高崎市中部名店街の有志が中心となり2010年に始動しました。発起人の友光さんに伺うと、レッドカーペットの上を新成人が闊歩するというアイデアは、motto編集部(トロワデザイン)が主催する音楽×ファッションイベント『GUNMA GIRLS COLLECTION(参考|GGC5GGC6)』でモデルたちが堂々とウォーキングする様子を見て閃いたそうです。参加する新成人たちは大人へ向かう一歩一歩を噛み締めながら、商店街に一直線に敷かれたレッドカーペットの上を歩いてきました。

そして、十人十色の晴れ着姿をプロカメラマン(motto編集長:三木)が撮影し、無料でプレゼントしてきました。「祖父母に晴れ着姿を見せてあげたい」「友達との思い出を形に残したい」など、参加理由は様々。これまでに、全国的にも珍しいイベントとして、全国放送のテレビや新聞各社からの取材も多数ありました。

2. 13年間、休むことなく続けてきた想い

成人式の思い出に、晴れ着姿で商店街に敷かれたレッドカーペットの上を歩いてもらうという行事は、2022年までいかなるときも13年間止まることなく開催してきました。

地元の神輿会をはじめ、音楽ライブやダンスパフォーマンスなど、数々の有志が一同に介して成人式当日を全力で盛り上げてきました。その想いは「まちの人々が新成人たちの背中を押すことで、地元の温かさも知ってもらいたい」というメッセージが込められています。地元を離れて、いつか辛いことがあっても帰ってこられる場所があるという安心感。自分はそのような経験ができなかったので、地域の方々が頭と身体を使って、若者に関わっていくというコミュニティを羨ましく思います。コロナ禍となった第12回(2021年)、第13回(2022年)も、歩みを止めず開催してきました。第12回では、コロナ禍ということもあり中止という判断をする前に、「逆にどうしたら開催できるか」「新成人のために何ができるか」というところからスタートし、内閣総理大臣賞を受賞した花火師・小幡知明さん菊屋小幡花火店)をはじめとした『群馬県花火連合有志』の方々からの協力のもと、「打ち上げ花火で新成人をお祝いする」という形をとりました。

クラウドファンディングによる資金調達を行い、170万円近い支援金が集まり(目標額の409%達成)、街なか成人式を行う高崎市を含む県内6か所(高崎市、館林市、富岡市、桐生市&みどり市、渋川市、伊勢崎市)で花火を打ち上げました。

イベント参加方法については、完全予約制での実施となり、例年のスタジオ撮影ではなく商店街のレッドカーペットウォーキングをする様子を撮影しました。形は変われど、有志たちの「祝福したい!」という気持ち、新成人たちのイベントを楽しむ様子に変わりはありませんでした。

3. 2023年は振り返り映像として展開

2023年は二十歳の集い(高崎市成人式)の会場が『群馬音楽センター』から『高崎芸術劇場』に変更となります。それぞれ高崎駅を挟んで西口と東口ということもあり、西口に位置する中部名店街が何ができるかという話し合いが行われました。「ほかの商店街も巻き込んで、まち全体としてお祝いするのはどうか?」「空きテナントを借りて新成人が楽しめる場所を提供するのはどうか?」など様々なアイデアが出ましたが、いかんせん開催まで時間がありません。そこで、一つの案が前進させることになります。「これまで参加した人たちも楽しめる同窓会的なことはできないか?」

街なか成人式は毎年平均40〜50名の新成人が参加するイベントになっていましたので、概算で500名以上の新成人をお祝いしてきたことになります。そこで、実施可能な方法として、2023年はイベントとしての開催は一度お休みし、これまでの開催の様子をまとめた映像を作ることになりました。

いかがでしょう?懐かしくも胸を打つ同窓会的な気分を味わえる内容になっていますよね!高崎中部名店街理事長の矢嶋さんは次のように語ります。「“ハレの日の思い出を一つでも多く。まちをあげて新成人を祝福したい!”そのような想いから、毎年高崎市成人式に合わせて開催している『街なか成人式』。コロナ禍で例年通り行うわけにはいかなかった第12回(2021年)では、何かできることはないかと模索し、打ち上げ花火も絡めた内容で続けてきました。新成人をお祝いする活動が、我々の住む高崎のみならず、広く群馬県一円に、また全国に拡がっていくこと、そして何より新たな一歩を踏み出す新成人の皆さんへの祝福となれば幸いです。

4. 2024年の開催については前向きに計画中!

2023年こそ現地でのお祝いは叶いませんが、主催する高崎中部名店街や有志一同は2024年の開催を前向きに捉えています。会議を進めていくなかで、「2024年はこれまで通りじゃなかったとしても、きちんとお祝いできるように新成人からも意見をもらい、一緒になって盛り上げていこう!」と言った意見も出ました。まちの開発が進み、景観が変わってしまっても、街なか成人式に携わる有志の新成人を祝う気持ちや温もりは変わりません。

2024年、パワーアップしてお祝いできるよう準備を進めていきますので、成人を迎えられる皆さんは乞うご期待くださいね!

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▼クレジット
撮影/三木康史(troisdesign)
文/佐々木覆(troisdesign)

※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。

街なか成人式2024に向けて

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