この街のスキを伝える群馬のWEBマガジン「motto+」を公開しました。
この度、群馬のライフスタイルマガジン「motto」のオウンドメディアとして、WEBマガジン「motto+」を公開させていただきました。紙媒体のmottoと同様に、編集部のスタッフや連載を担当する県内出身の著名人の方々が、実際に訪れて体験・体感したリアルな情報しか掲載していません。確かな情報をセンセーショナルな記事と写真で発信していければと思っております。グルメ、ファッション、旅行、イベント、音楽などに関する群馬の魅力を伝えていきます。ぜひ、あなたのスマホのホーム画面に追加していただけたら幸いです。
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【桐生市】醸しの街・桐生でクラフトビールと小料理に舌鼓を打つ。
こんにちは。motto編集部ライターのERIです。みなさん元気にしていますか?気づけばあっという間に年の瀬ですね。この時期は、忘年会(最近は「望年会」とも言うらしいです)や新年会なども多く、お酒を飲む機会がとても多いですね。お酒の場は、新たな出会いがあったりお互いの距離をグッと近づけてくれますよね。今回ご紹介する『Bryü(ブリュー)』は、桐生にあるブルワリー併設のスタンディングバー&レストラン。極上のクラフトビールと絶品料理が、人と人を繋いでくれること間違いなし!
1. コンセプトは「keep local」

2021年7月にオープンした『Bryü』。コンセプトに「keep local」と言う言葉を掲げ、桐生産ホップや食用シルクなど地元の素材を使い、地域に根ざしたお店を目指しています。

店舗は桐生天満宮の道路を挟んだ向かいにあり、春になると桜の木も望める好立地。1Fはクラフトビール醸造所「マリハナファクトリー」が手がけるブルワリー併設のスタンディングバーで、お客さん同士が自然に繋がれる場所(ハブ)になっています。

醸造タンクなどが外からも伺える、開放感のある店内になっています。

木とコンクリートが調和する2Fは、桐生の人気ハンバーガー店「Ju the burger」と共同で手がける飲食スペースとなっており、グルメバーガーを初め、タコスや肉料理などを味わいながら、ゆったりと過ごせます。

2. 桐生のクラフトビールここに有り

『Bryü』こだわりのクラフトビールは、桐生産の食用シルクが入っているのが特徴。繭から抽出したシルク液が入ることにより、酵母が活性化され、まろやかさとアルコール度数を高めてくれるとのことです。

桐生産ホップに、季節に合わせて地元の食材を掛け合わせているのだとか。どれも麦芽とのバランスが良く、飲み応えと飲みやすさを両立しています。ビールの9割を占める水は、地元「桐生川」から採水しています。

ほんのり爽やかなホップの香りとフルーティーな軽い口当たりが人気の「ゴールデンエール」、飲みやすい「ヴァイツェン」、ホップの香りと苦過ぎない味わいが特徴の「IPA」、オレンジピールとコリアンダーを含んだ、スパイシーかつフルーティーな「ベルジャンヴィット(ホワイトビール)」などがあり、いずれも飲みやすい仕上がりです。


実は、年間50種類ほどのビールを作っているのだそう。

1Fのスタンディングバーでは、グラスでの提供のほかに、好きな4種類を選べる飲み比べセットもあります。

少しずつ色々な種類を味見したい人にとってもおすすめです。お気に入りが見つかるかもしれませんね〜。

また、『Bryü』ではタップすべてのビールを「1ml = 1.5円〜」で計り売りしているのも魅力的なんです。グラウラー(持ち運び用の容器)やステンレスボトルを持参または購入すれば対応してくれます。お店では『Bryü』REVOMAX製のロゴ入りオリジナルグラウラーが人気。片手で簡単に開閉可能なキャップが特徴で、瞬時にロックしビールの吹きこぼれを防ぎます。また、ステンレス二重密閉構造のため、抜群の保冷・保温効果を発揮し最高レベルの温度をキープ。クラフトビールって、テイクアウトできるんですね・・!
POINT
3. 充実度満点のフードメニュー

『Bryü』の2Fは、ゆっくり過ごせるテーブル席になっています。

木とコンクリートが調和する内装に、窓の緑が映える癒しのひととき。店舗の内装はコンクリートと木を生かしたデザインで、窓から望む木々の緑が鮮やか。春には桜も見られます。

バーガーショップ「Ju the burger」が手がけるお食事も楽しみましょう!ハンバーガーを中心に、タコスやタパスなどを楽しめるほか、ビール以外のアルコールもオーダーできます。色とりどりの料理が食欲をそそりますね~・・全部食べたいです!

『Bryü』で食べるならまずはこれ!みんな大好きなタコスですね。実は、『Bryü』のタコスで使われているトルティーヤは、店長が様々な種類のトルティーヤを実際に試作して厳選したこだわりようで、生地は桐生らしく、トウモロコシではなく小麦粉が使われています。

注文ごとに揚げたての皮で提供されるので、外がサクサク、中は少しもっちりした絶妙な食感!レタスなどの野菜とサルサにかかるヨーグルトがさっぱりしていて、しかしながら味のまとまりもしっかりあって、ビールにとても合いますね。レモンをたっぷり絞って食べるのがおすすめだとか。

そしてこちらは私も大大大好きなパクチーがたっぷり入った、パクチーバーガー。牛肉パティ、オリエンタルソース、チェダーチーズ、目玉焼き、パクチー、レタス、刻みピーナッツが入った、様々な風味や食感が楽しめるバーガーです。

ジューシーなパティにマイルドなチェダーチーズ、甘辛いオリエンタルソースに絡む半熟目玉焼き、そしてたっぷりのパクチーが絶妙にマッチ!美味しすぎる〜!!

メキシカンコブサラダは、レタス、アボカド、グリルチキン、フライドかぼちゃ、ボイルドエッグ、角切りトマト、ナッツ、トルティーヤが入った、もりもり具沢山のサラダ!

数種類のスパイスが香る、特製コブドレッシングがかかっています。コブドレッシング、病みつきになりますよね・・。食べるごとに色々な味を楽しめる、『Bryü』らしい逸品。

トマトと自家製バジルソースのブッラータは、フレッシュなトマトに、クリーミーなブッラータチーズを合わせ、仕上げに香り豊かな自家製バジルソースをたっぷりと。シンプルながら、素材の味わいを引き立てる一皿です!ビールの苦味とチーズのコクが絶妙にマッチします。

スイートチリポテトなんてもう、最高オブ最高ですよね。スイートチリソースとクリームチーズの組み合わせが、ポテトと合いまくり。ビールに合いすぎ。

4. 『Bryü』誕生秘話

「店が人と人を繋ぎ合わせるハブのような場所になれたら嬉しいです」そう話すのは、『Bryü』の醸造家の「なまさん」こと栗原生(くりはらしょう)さん。実は栗原さんは岩手県のご出身で、盛岡市で生まれ育ち、群馬大学理工学部への進学を機に桐生市に移住してきたそう。

大学卒業後は自動車関連の会社にてサラリーマンとして働いておられましたが、40歳の頃に「大好きなビールを自分で作りたい!」と一念発起し、埼玉県羽生市の地ビール「こぶし花ビール」を作る「羽生の里」で修行を積んだのだとか。

その後、「思い入れのある桐生でクラフトビールを作りたい!」と言う思いを持つ仲間と出会い、2020年7月にビールメーカー「マリハナファクトリー」を設立。そして翌年、『Bryü』オープンに至ります。相方の森さんはテレビ局のディレクターをされていたそうで、お店を明るく照らす存在。良きタッグ!

個性的なお店が続々とオープンする桐生市内。そして、20~60代まで幅広い世代が通う『Bryü』。是非週末トリップに出かけてみては!
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PROFILE
こぴ
群馬県太田市出身。2019年よりYouTubeチャンネル「こぴ」を開設し、歌声とビジュアルで話題を集める。2025年現在、SNSの総フォロワーは120万を超える。テレビ番組「情熱料亭すぎ村(TOKYO MX-1)」レギュラー出演、Netflix「こねこのチー ポンポンらー夏休み」主題歌、ベスト電器CM第二弾歌唱。また、元看護師の経験を活かし、「アンメット ある脳外科医の日記(フジテレビ)」に出演を果たした。舞台やモデルとしての経験も踏むなど、マルチに活躍中。
[X]@kopichan_
[Instagram]@kopiyama_
[TikTok]@kopisan_
[YouTube]@kopikopi
▼クレジット
モデル/こぴ
ヘアメイク/馬場宏美
コーディネート/ハットリミカ(encounter)
衣装/encounter
撮影/三木康史(troisdesign)
文/ERI

※motto vol.41「あちこちこぴたび」の記事を一部転載しています。
※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。
【高崎市】穏やかなブレイクタイムに立ち寄りたい、穴場カフェ。
こんにちは。motto編集部ライターのERIです。みなさん元気にしていますか?季節はすっかり冬ですね。毎朝布団から出るのが辛いです。朝から晩まで、温かい飲み物が手放せません。群馬にはたくさんのカフェがありますが、どんどん新しいお店が出来るので、色々行ってみたくなりますよね。私は自分のサンクチュアリを模索中です。みなさんのお気に入りのお店はありますか?今回は、2024年に高崎市末広町にオープンした「LALAPARK SUEHIRO」内にある隠れ家的カフェ、『Luz Coffee&Press』をご紹介します。
1. 日常に溶け込む優しさを

こだわりの浅煎りスペシャルティコーヒーと、季節を感じるスムージーなどのドリンクが楽しめるカフェ『Luz Coffee&Press』。

オーナー・小田原さんの「自分がスペシャリティコーヒーと出会ったときの衝撃のように、未知との出会いの体験を提供したい」という気持ちが込められており、店内にはたくさんの本が置かれています。コーヒーの良い香りに包まれ、ゆったりとした時間が流れています。

店名の「Luz」については、小田原さんの奥様が幼い頃にペットに付けたかった名前が「ラズベリー(raspberry)」だったそうで、ラズベリー→ラズ→「luz」といった由来があるのだそう。また、「luz」はスペイン語で「光」という意味もあり、ロゴも光を表しているデザインで素敵です。
2. 心ほどけるブレイクタイム

コーヒーは、月替わりで常時4〜5種類から選べます。春は華やか、夏はさっぱり、秋は深み、冬は発酵感・・と、季節の移ろいに寄り添ったラインナップ。産地や農園ごとの個性を感じつつも、日常に溶け込む優しい甘さを楽しめます。注文する時に、スタッフが細かく風味や特徴を説明してくれるので、その時にぴったりな一杯を頂くことができます。

『Luz Coffee&Press』のコーヒー豆は、吉祥寺の人気店「LIGHT UP COFFEE」のものを使用。何を隠そう、小田原さんが惚れ込んだのがこのLIGHT UP COFFEEで出会ったスペシャリティコーヒー。提供するのはすべてスペシャルティコーヒーで、リーズナブルに提供しています。

「LA LIA – COSTA RICA」は、赤りんごやアプリコットを練り込んだクッキーを思わせる果実味と甘さが穏やかで、紅茶の余韻が甘さと共に長く伸びます。

ふわっとした口当たりの「カフェラテ」。毎朝のスイッチとしても飲みたくなる一杯です。

冷え込む時期に飲みたい「ホットチョコレート」。モークホットチョコレートブレンドはメルボルンのカカオ・アーティサンズによって丁寧に手作りしています。濃厚なダークカカオとココナッツシュガーから感じられるトフィーのような甘さがたまりません。

「アサイースムージー」や紅茶、チャイなどのドリンクメニューも充実。季節に合わせて変化するアザーメニューも楽しめますよ。

ドリンクはテイクアウトも可能なので、立ち寄ってドライブのお供にも最適!
POINT

3. ランチや軽食の裏技も

『Luz Coffee&Press』には、「LALA PARK SUEHIRO」内の他店の食べ物を持ち込むこともできます。逆に、一部店舗にもドリンクを持ち込むことができるので、天気の良い日にはテラス席の利用もおすすめです。

「二ギロー」のおにぎり、「Palante」のパン、「宮石青果店」のフルーツサンド、「パティスリーアルテリエ」のケーキ、「わびさびや」のジェラートなど、コーヒーに合いそうな美味しいものがたくさんあります。ランチタイムや軽食にも良きですね。

ドリンク類は種類豊富なので、おにぎりとほうじ茶、パンとカフェラテ、ケーキと紅茶など、お好みでペアリングもできるのが嬉しいですね。今年の夏には、「わびさびや」とのコラボメニューも提供していたとのこと。次はどんな店とどんなコラボが待っているのか、楽しみですね!
POINT

4. ほっと一息つける居心地の良い空間

小田原さん自身が本屋で働いていたこともあるくらい本好きとのことで、店内には音楽、ファッション、小説、絵本など様々なジャンルの本や雑誌が並べられています。「未体験の感動と新たな出会い」のため、本のジャンルはあえてバラエティに富んだ並びを意識しているのだとか。

ドリップを待つ間や、ドリンクと共に読書も楽しめます。

アルネ・ヤコブセンにより1955年にデザインされた「seven chair(フリッツ ハンセン社)」など、こだわりの椅子も。こういったところも、家具好き、インテリア好きとしてはやはり注目してしまうポイントです。居心地が良く、ついつい長居してしまいそうですね。

洗面台もコーヒーカップになっているなど、随所にお洒落で可愛いポイントが散りばめられています!

また『Luz Coffee & Press』では、コーヒー豆やコーヒー器具の販売や、ドリップセミナー、カッピング会も行っているそう。美味しいコーヒーを広く共有する場を提供しています。ほっと一息つきに、ぜひふらっと訪ねてみてはいかがでしょうか。

TODAY’S CAR[Viewt story]
光岡自動車が提供する唯一無二のカスタマイズカー。大量生産ではなし得ないフォルムと車内を彩る雰囲気がドライバーを魅了する。レトロモダンな雰囲気漂うデザインと快適なドライブを支える先進安全機能を兼ね備えたこだわりの一台。
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PROFILE
鈴木ちゃんねる
前橋市出身。2017年、第25代ローズ・クィーンに選出され、前橋の顔として市内の様々な行事に参加しPR活動を担う。2018年からはYouTubeチャンネル『鈴木ちゃんねる』を開設。モデル顔負け、持ち前の高身長を活かしたファッションやメイクを中心に投稿し、2025年7月現在270本以上、総再生数は740万回以上を記録。群馬のライフスタイルを発信する貴重な女性YouTuberとして人気を博している。
[Instagram] @suzukiiiii_channel
[X]@suzukii_channel
[YouTube]@suzukiii-channel
▼クレジット
モデル/鈴木ちゃんねる
ヘアメイク/馬場宏美
コーディネート/星野雅俊(Belluria)
衣装/Belluria
車/Viewt Story(光岡自動車)
写真提供/Luz Coffee&Press
撮影/三木康史(troisdesign)
文/ERI
※motto vol.41「That’s Playful World」の記事を一部転載しています。
※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。