こんにちは!motto編集部のオオウ(@ounco_coverdeath)です!春や秋って過ごしやすい気候で、ファッションも楽しめる季節なのが良いですよね。筆者は学生時代から古着が好きで、当時は月に何度も(授業を入れない日を作って)都内の古着屋を巡ったりしていました。現在は嬉しいことに県内にも魅力的な古着屋が増え、都内まで通わなくても良質なアイテムに出会えるようになりました。逆に都内から古着屋巡りに群馬を訪れるといった声も耳にするくらいです。さて、今回は古着とセレクトのMIXスタイルを提案する老舗アパレルショップ『TIMES ARE CHANGIN’(タイムズ アー チェインジン)』をご紹介します。筆者も学生時代からお世話になっている、おすすめのお店なのでぜひCHECKしてみてくださいねー!
CONTENTS
1. 群馬のお洒落を牽引するアパレルショップ
『TIMES ARE CHANGIN’』は、国道17号沿い、高崎市緑町にある老舗のアパレルショップです。1996年に高崎市の中心市街地で開業。オーナーを務めるのは、古着屋「MOON RABBIT」のバイヤーとしても名を馳せていた春原勉さん。
元々は古着のみの販売を行っていたそうで、現店舗へ移転したのは2006年。定番のヴィンテージからトレンドを押さえたレギュラーユーズド、機能やデザインの効いたセレクトアイテム、アンティーク雑貨など幅広く展開しています。
ファッションに強い興味を持つ10〜20代の若年層から、親子でショッピングを楽しむファミリー、60〜70代のシニア層まで幅広い世代が通い詰めているのだとか。約30年も続くお店の秘訣は、お客さんと向き合った接客や熱意のある仕入れであったりするのでしょうね!
2. 提案するのはトレンドを押さえたMIXスタイル
アメカジテイストを軸に、古着とセレクトで展開をする『TIMES ARE CHANGIN’』。アメリカでこだわって買い付けを行なっている古着は、ヴィンテージからレギュラーものまで取り扱っていて、特にチャンピオンのリバースウィーブの品揃えは圧巻。ウォッシュやリペアにも手をかけているため、高品質なアイテムがリーズナブルに手に入ります。
セレクトは「WAREHOUSE & CO.」「STANDARD CALIFORNIA」「COMFY OUTDOOR GARMENT」「ANATOMICA」「JOHNBULL」「KHA:KI」などの実力派ブランドを筆頭に、国内外問わずその時々でスタッフが欲しいと思ったものをセレクトしているのだそう。
個人的に若年層の間でも古着熱が再燃しているように感じています。ショップマネージャーの舘野典和さんに伺ったところ、「古着だけのスタイルだとどこか野暮ったくなるし、今は新品の中に古着を取り入れるのが楽しいんじゃないかな?」と答えてくれました。
バイク、スケボー、アウトドアなどカルチャーやライフスタイルと隣り合わせのスタイルを発信しています。軸はありつつ、トレンドを織り交ぜたMIXスタイルは、タウンユースに着こなしてもお洒落。女性はメンズもの古着をコーデに取り入れて、サイズアップで着こなすのが旬ですよね。
本誌『motto』でも様々なスタイリング提案をしてもらっています!
3. 人気スタッフが注目するおすすめのアイテム
『TIMES ARE CHANGIN’』には、気さくなショップスタッフさんが多いのも特徴かなと思います。気になるアイテムがあっても装いで迷ったときには着こなしを教えてもらったり、商品のバックボーンまで教えてもらうこともしばしば。今回は人気スタッフのAmiさんとMayakaさんに春のおすすめのアイテムを伺いました。
Amiさんがおすすめしてくれたのは「ハーフジップ¥4,980〜/used Ralph Lauren」。
生地がコットンなので、春に活躍すること間違いなしとのこと。インナーを挟んで良し、アウターを羽織っても良しの着回し万能なトップスです。古着らしいカラーバリエーションも心が躍りますよね!ゆったりカジュアルにも、ジャケットのインできれいめにも使えそうです。
続いてMayakaさんのおすすめは、「ボート&トートバッグ¥6,490〜/L.L.Bean」。
1944年に氷の塊を運ぶためのバッグとして発売されて以来、L.L.Beanの定番と謳われてきたトートバッグです。24ozのキャンバス地で一つひとつ手作りのUSA製。サイズは4種類、カラバリも豊富なので、オン・オフや古着・新品問わず合わせやすいアイテムになっています。どちらも春の気分を上げてくれそうなアイテムですね!
4. モノがありふれた現代で輝く古着
古着の魅力について、個人的に触れておきたいと思います。そもそも、古着って「ヴィンテージ」「ユーズド」「オールド」なんて様々な呼ばれ方があってよく分からないですよね。一般的に、ヴィンテージは一定の年数を経ていて希少価値のあるものに対して使われることが多く、ユーズド/オールドは比較的新しいものも含めた中古衣料を指すことが多いです。
筆者も以前、60sのベイカーパンツやミリタリーシャツ、デニムのオーバーオールやバンドTシャツ、リバースウィーブにフリースジャケットなど『TIMES ARE CHANGIN’』で色々と買わせていただいたなぁ。年齢的にも全身古着とはなかなかいきませんが、コーデに1つ足すだけで装いに深みやオリジナリティが生まれるので重宝しています。デニムやスウェットなど、人と被りやすい定番のアイテムを古着に置き換えるだけでもガラッと雰囲気が変わるのでおすすめです!
サイズ感や色味など、自分の目で見て買うという経験。古着やセレクトアイテムを取り扱うお店では一着一着との出会いが特別になります。特に古着は、全く同じものに出会える可能性は限りなく低いので気分は宝探し。そうして出会えた方がきっと愛着が湧きますしね!
5. ローカルのお店で素敵な出会いを
欲しいものが簡単に手に入る便利な時代ですが、スタッフさんが厳選したセレクトアイテムや一点ものの古着などに手を伸ばしてみるのも良いですよー。コミュニケーションの中で購買意欲を掻き立てられたり、逆に不要に思えたり。便利な時代になりましたが、そういった対面販売の醍醐味の部分はいつの時代も残って欲しいなと思っています。もちろんファッションの楽しみ方に答えはありませんが、皆さんの視野が広がって新たな道が開けるかもしれませんし、ファッションにはそういった力があると信じています!
古着屋を巡る際、ヴィンテージアイテムはコンディションが命とも言えるので、取り扱いには気をつけましょう!歴史を刻んだものが多く、心をくすぐるアイテムに出会えるかもしれません。
今回ご紹介した『TIMES ARE CHANGIN’』はヴィンテージやアンティーク雑貨まで網羅した「高崎店」のほかに、よりトレンドを押さえた「伊勢崎店」、リーズナブルでファミリーも手を出しやすい「けやきウォーク前橋店」があります。セレクトも古着と合わせやすいアイテムが豊富なので気軽に足を運んでみてくださいね!
群馬には編集部でも紹介しきれていないくらい、魅力的なお店がたくさんあります。ぜひ、皆さんも地元のお店巡りをしてみませんか?
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▼クレジット
撮影・文/佐々木覆(troisdesign)
※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。
TIMES ARE CHANGIN’
- [所在地]
- 高崎市緑町1-29-1
- [TEL]
- 027-395-8787
- [営業時間]
- 11:00〜19:00
- [定休日]
- 木曜
- [Web]
- https://www.the-tac.com/