【中之条町|閉店】四万温泉で極上の一杯を味わえるコーヒースタンド。

こんにちは。motto編集部ライターのERIです。なんだかもうすっかり春の陽気ですが、皆さんいかがお過ごしですか?今年は桜の開花も早そうですね。群馬県内にはお花見の名所もたくさんあるので、本格的な春が待ち遠しいです!今回は、県内でも有数の温泉地「四万温泉」にオープンしたコーヒースタンド『TAKIMI Coffee STAND(タキミコーヒースタンド)』をご紹介します。

※『TAKIMI Coffee STAND』は2024年7月をもって閉店しました。

1. 「世のちり洗う四万温泉」に新たな名所が

「世のちり洗う四万温泉」群馬県内で幼少期を過ごした方なら誰もが知っている上毛かるたでも、人気の札として名高い四万温泉。四万川の上流に位置する、木々に囲まれた美しい山間の温泉地です。上流には、ターコイズブルー(四万ブルー)で有名な奥四万湖もあり、自然の中でのんびりと過ごせる心地よい地域です。そんな四万温泉で人気のイタリアン『Public LANGOLINO(現在は伊香保温泉にてGOOD STAIRSとして営業)』が手がけ、2023年の元旦にオープンしたコーヒースタンド『TAKIMI Coffee STAND』です。四万温泉に足を運ぶ目的がまた一つ増えました。

2. 温故知新を感じる建物でくつろぐ

2023年元旦にオープンしたばかりの『TAKIMI Coffee STAND』。場所は、四万温泉やまぐち館の向かいの高台です。

築100年の古民家を、約1年かけてフルリノベーションしたお店の外観は、ブラック(炭黒)の外壁に「COFFEE」の白文字と、ガラス越しに見える深い藍色のタイルがなんともシックでスタイリッシュ。

建物の中に入ると、どこか懐かしい雰囲気も残しつつ、1階は深みのある落ち着いた雰囲気。コーヒーの香りが鼻をくすぐります。

階段を上がった先の2階は、イートインスペースになっています。カウンター・テーブル席は、白を基調とした明るく開放的な雰囲気。天井やテーブルの木が、白く塗られた天井梁や椅子とバランス良くマッチしていて、居心地が良くついつい長居してしまいそうですよね~。天井にあるドライフラワーは、オーナーさんが自ら造られたそうですよ。

ベンチ席は、四万ブルーを彷彿とさせる、心落ち着くターコイズブルーの空間。ゆっくり読書をするのにも良さそうです。

元々こちらの建物は、旅館の別館として建てられたものだそうで、当時は四万川のせせらぎと「滝」を眺めることができたことから「滝見の間」と名付けられていたそうです。現在は滝を見ることは出来ませんが、かつての情緒を店名「TAKIMI Coffee STAND」に受け継いでいるそう。浪漫あるストーリーですね。
なお、「四万のまちを歩いていただきたい」というオーナーさんの想いから、専用駐車場はないそうです。町営の駐車場に車を停めて、四万川を眺めながらお散歩がてら来店するのがおすすめです。

3. 旅先で出会う、唯一無二のコーヒーを求めて

コーヒーに関しては、スタッフの方がとっても細かく説明してくれますので、コーヒーが好きな方はもちろん、コーヒーについて詳しくない方(筆者もです)も、自分に合った1杯をいただくことができますよ。オーナーさんのこだわりや熱い想いなどを聞いてから頂く1杯は、なんだか特別感もあり、忘れられない美味しさです。

そして個人的にとてもおすすめしたいのが「TAKIMI×きむらや ブラック カステラ」です。

こちらは館林市の「御菓子司きむらや」さんとコラボしたカステラとのことで、群馬県内産の小麦粉に、館林市の老舗「正田醤油」の醤油を使用し、卵など材料にもこだわって作っているそう。お店の外観を彷彿とさせるこちらの黒いカステラ、竹炭のシャリッとした舌触りが特徴的です。しっとりとしていてやや濃いめのお味が、コーヒーともベストマッチ!ブラックカステラを使ったイチゴのトライフルも美味しそう。

小腹が空いたらベーグルも是非どうぞ。スモークサーモンとキャロットラペ、いちごとクリームチーズなど・・。流石オーナーさんがイタリアンのシェフだけあり、どれも美味しそうで迷ってしまいますね~。

なお、モーニング・カフェ・軽食のほか、お酒の販売も。メニューは今後どんどん増えていくそうなので、これからますます楽しみですね。

POINT

マグカップやエコバッグ、サコッシュなどのオリジナルグッズもあります!

4. まだまだ進化は続く

お店のInstagramでは、築100年の古民家をリノベーションしてコーヒースタンドになるまでの過程が見られます。例えば、2階フロアの自慢のカウンターは、実はオーナーさんの古民家の屋根裏に眠っていた板だったりと、色々な裏話を予習してから来店するのも面白いかもしれませんね。古民家のリノベーションの過程を見られる機会はなかなか無いと思うので、筆者もじっくりInstagramを見させていただきました。今後もまだまだ、進化は続くそうです。古いものが引き継がれながらも新しく生まれ変わっていく過程には、感慨深いものがあります。

中之条駅からバスで40分、もしくは車で国道353沿いを約25分の『TAKIMI Coffee STAND』、遠くからでも行く価値はあると思います。ぜひ訪ねてみてください!

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PROFILE
横塚沙弥加(ヨコヅカサヤカ)
1990年5月3日生まれ・群馬県出身。地元・みどり市では「みどり市観光大使」を務めている。「ちゃんさや」の愛称で親しまれている。「2018mottoザスパクサツ広め隊」では「勝利の女神」としてリーダーを担当。エフエム群馬「WAI WAI Groovin’」の中継コーナーを担当、群馬テレビ「ぐんま一番」ではレギュラーとして番組出演中。その他、数々のMCをこなすなど県内を中心に広く人気を博している。
[Instagram] @chansayadesu
[X] @chansayadesu

▼クレジット
モデル/横塚沙弥加
ヘアメイク/馬場宏美
衣装/MODERN TIMES
撮影/三木康史(troisdesign)
文/ERI

※motto vol.30の記事を一部転載しています。
※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。

MENU ※一部抜粋/すべて税込

  • [DRINK]
  • ●カフェラテ / ¥650〜
  • ●アメリカーノ / ¥650
  • ●ダークモカ / ¥700
  • ●ホワイトモカ / ¥700
  • ●バニララテ / ¥700
  • ●キャラメルラテ / ¥700
  • ●HOTレモンジンジャー / ¥600
  • [CRAFT BEER]
  • ●まやひめ(イングリッシュペールエール) / ¥700
  • ●おうけつ(アンバーエール) / ¥700
  • ●つきみばし(ポーター) / ¥700
  • [FOOD]
  • ●ブラックカステラ / ¥500
  • ●サーモンキャロットラペベーグル / ¥750
  • ●イチゴ&クリームチーズベーグル / ¥750
  • ※モーニング(9:00〜11:00)はドリンク全品に+200円でトースト・キャロットラペ・温泉卵が付きます。

TAKIMI Coffee STAND

[所在地]
吾妻郡中之条町四万3875
[TEL]
090-5019-8373
[営業時間]
[金土]11:00〜15:00、[日月]10:00〜15:00
[定休日]
火曜〜木曜
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