【対談】LACCO TOWER × SHAKALABBITS|引き寄せられるように出会った2組が初対談。

こんにちは!motto編集部のオオウ(@ounco_coverdeath)です!グルメとしても知られるLACCO TOWER・塩﨑啓示が日本酒を片手に音楽を語り合う連載『音互地心(おんこちしん)』。2月に突如、7年ぶりの活動再開を発表し、大きな話題となった「SHAKALABBITS」からUQUI(群馬出身)とMAHを迎え入れて、本誌独占のスペシャルな対談を実施しました。年齢も近く、同郷出身でありながら交わることのなかった2組。コミュニケーションツールの一つとして音楽カルチャーの場を支えてきたお酒を片手に、これまでとこれからについて語ってもらいました。日本酒の新たな楽しみ方にも触れながら紹介していきます。

1. バンドの個性を形作るもの

塩﨑  面と向かってお会いするのは初めましてになりますよね。 群馬に来るのはいつぶりですか?

MAH  『SHAKALABBITS(以下、シャカラビ、ラビッツ)』としてライブで来たのは2017年の「LAST TOUR “What Time Is It !?”」が最後。 ラビッツの活動休止後もFM GUNMAさんにはお世話になっていて、『Muvidat』としてはラジオ出演もさせてもらっていたかな。

UQUI  2019年の6月に「ワイグル(WAI WAI Groovin’)」に出させてもらった時に来たのが最後かも。

塩﨑  内藤さんですよね、俺らもお世話になりまくりです(笑) UQUIさんって前橋出身なんですよね?

UQUI  はい。 商店街の方にあるYAMAHAでエレクトーンを習っていたし、前橋市中央児童遊園地(現・るなぱあく)でよく遊んでいた。 雷電神社や前橋公園にある「さちの池」なんかも思い出深いスポットだなぁ。

塩﨑  めっちゃローカル! 同郷で年齢差は2個違いなのに、シャカラビはずっと雲の上の存在でしたよ。 それこそ、『LACCO TOWER(以下、ラッコ)』を結成する前からCDも持っていましたし、club FLEEZが前橋にあった時代も、高崎に移転してからもライブを観に行かせてもらっていました。

UQUI  一度、ラッコさんからもライブのオファーもいただいていて、その時はスケジュール的に出られなかったのを覚えている。 だから今回のお話をもらった時に「あ! 群馬のLACCO TOWERだ!」ってなった。

MAH  今日群馬へ向かう車内で、ラッコの音源聴かせてもらっていたんだけど、それも爆音で(笑) どんなルーツなの?

塩﨑  もちろんメンバーそれぞれ違うんですけど、俺自身はお茶の間の音楽から始まっていて、90sのJ-POPに強く影響を受けているかもしれないです。 中学生でバンドを始めて『LINDBERG』や『JUDY AND MARY』のコピーをしていました。高校生の頃がバンドブームで、それこそ『GLAY』『L’Arc~en~Ciel』派か『Hi-STANDARD』派かで分かれていたんですけど、自分は両方通っていて。 女性ヴォーカルのバンドにどこか惹かれてコピーしていましたね。

MAH  なるほど! 女性ヴォーカルに影響を受けている感じがとても興味深いね。 ハイトーンなヴォーカルの歌い方などラッコの楽曲からも伝わったし、キーボードが入ることで音に厚みが出るのは羨ましい!

UQUI  『JITTERIN’JINN』とかも通ってそうだね。

塩﨑  それこそ、高校生の時に 『JITTERIN’JINN』の前橋RATTAN公演の前座で出させてもらったんですよ! 嬉しかった!

MAH  初めて対バンした時に「チューニングしてー!」って言われて教えてあげたもん(笑)嫌味なく、いつまでも吸収できるものは吸収しようとする、向上心のある良い先輩方だよね。

塩﨑  そんな中で、シャカラビが駆け上がっていく姿を眺めていました。 「シャカラビと対バンできる!」って喜んでいたバンドも多かったですし、間違いなくシーンを作ったバンドですよね。

UQUI  当時所属していたレーベルには様々なバンドがいて。 うちらはハードコアやSKAの先輩方にも可愛がってもらえていたから、ジャンルレスにイベントに出ていけてたと思う。 「音楽」で繋がって、混じり合う感じが楽しかったよね。

MAH  英詞のバンドは英詞としか対バンしないみたいな時代もあったもんね。 1〜2周回って、今はまたジャンルレスな対バンやイベントが増えてきた感じ。

塩﨑  確かに! 俺らも最近は年代やジャンル偏らず対バンさせてもらっています。 シャカラビの1st「EXPLORING OF THE SPACE」は大好きで、めちゃくちゃ聴き込みましたよ。

UQUI  うちらは洋楽の『Dance Hall Crashers』のようなSKAパンクっぽい音楽性のバンドをやりたくて。 でも、影響を受けた邦楽の『BLANKEY JET CITY』から日本詞の良さや可能性も学ばせてもらっていたし。 英詞だけでは生まれなかったであろう、ライブでのお客さんたちがシンガロングする光景は忘れられないよね。そこから日本詞を突き進んでいってる感じかな。 1stは邦楽と洋楽の良いとこどりを詰め込んだってイメージ。

塩﨑  当時、ツアーもかなり数多く回っていましたよね?

MAH  数ヶ月間も家に帰れない時があったな。

UQUI  ガスメーターが全然動いてなかったからガス屋さんに「大丈夫ですか?」って生存確認されたりなんてこともあったよね。

塩﨑  すごい時代ですよね(笑) 俺らも年間100本以上ライブをするという生活を2年やりましたけど、今じゃ考えられないような活動をしていました。

2. 導かれるようにして顔を合わせた兎と猟虎

塩﨑  個人的に「STAND BY YOU!!」 で『175R』との共作も衝撃的でした。 数多のバンドたちがスプリットを出すのにお手本になっているんじゃないですかね。

MAH  中々面白い作品になったと思っているよ。 ベースソロがそれぞれのバンドであったり、ドラムも2台で1つのフレーズになるようにポリリズムにしていたり。

塩﨑  『ala』ってバンドでサポートしていた時期があるんですけど、『UNCHAIN』とスプリット出すことになって。 それこそ、それぞれのパートをどうに参加させるかみたいなところで多少なりとも参考になってたと思います。

UQUI  そうなんだ! 彼らは元気にしているの?

塩﨑  最近、『ala』『he』『asphalt frustration』『Fed MUSIC』の面々が集まって『BOYLEKUWAI』ってバンド組んだんですよ!

MAH  もしかして、アキモ(Fed MUSIC|Dr&Cho)?

塩﨑  そうです! 繋がっているんですか?

MAH  アキモは地元の弟分だよ(笑)専門学校に進学するときも相談に乗ったし、同じ「ミューズ音楽院」に進んだんだよね。今またバンドを組めて楽しそうだもんね。

塩﨑  そこまで繋がるんですね! 俺らは先輩でもある『LONG SHOT PARTY』に打ち上げを教わったんですけど、他に仲の良いバンドとかっています?

MAH  賢君(HEY-SMITH|Tp)やPxOxN君(ex.G-FREAK FACTORY|Dr)が所属していた『LONG SHOT PARTY』かな。 じゃあ、当時はしこたま飲んだんだね(笑) うちらは『B-DASH』や『BOMB FACTORY』は仲良くさせてもらっていたかな。

塩﨑  そんなに一緒になる数は多くなかったですけど、『BOMB FACTORY』兄さんは俺らもお世話になりました。 シャカラビって、すぐにホールツアーとかに出て行ったイメージがあるので、後輩と交わる機会ってそんなになかったんじゃないですか?

MAH  最近だと年下の子たちは、基本スタジオやお酒の場で話しかけられることが多いかな。

UQUI  こいちゃん(Crossfaith|Vo)なんかは、5/6の復活ライブの打ち上げにも出てくれて。 その時に初めて一緒にお酒を飲む機会があって、ヴォーカル同士だから影響を受けたアーティストとかステージングのこととか真面目な話をしたり。

MAH  こいちゃん、俺には「MAHくん、富士そばに行こうよ!」しか言ってこなかったのに(笑)あと、スタッフさんから「10-FEETは同い年だよ」って聞かされていたから、20年近くメンバーに会う度に馴れ馴れしく話しかけていて。 この間、打ち上げでNAOKIさん(10-FEET|Ba&Vo)が「俺もう47歳だよ」って話していた時に、20年間勘違いしていたことを知り、即謝った(笑) 10-FEETの皆さんは「生意気だなこいつら」って感じていたと思うけど、器が広いから面と向かって喧嘩になったりはしなかったんだよね。 今思えば、めちゃくちゃ失礼な奴らだよね。

UQUI  私も知らずに「TAKUMA君」(10-FEET|Vo&Gt)って馴れ馴れしく話しかけていたなぁ。

MAH  プライベートでも仲良しの原君(the band apart|Ba&Cho)も、最近になって実は1個上だったって知らされて。 俺は歴とか関係なく、実年齢が上なら敬語を使いたいし、気をつけている部分なので「本当ごめんなさい!」ってなりました。 原君は「MAHちゃんは悪気ないんだから全然気にすることないよ」って言ってくれて。

UQUI  あとは難波さん(Hi-STANDARD|Vo&Ba)きっかけで、サポートGtのko-heyや、『SCAFULL KING』先輩からサポートBaのIKKEと知り合えて。 さらに彼らから別の若手との繋がりは増えていってる感じかなぁ。

塩﨑  IKKEは俺もベース会でよく会いますね。 みんなで近況報告してから飲み始めるんですけど、「アイドルばっかだよ」とか「米津玄師やってるよ」とかいう流れで、彼は「俺はアッコさん(和田アキ子)しかやってねぇっす!」でドッカーンって大爆笑が起きるっていう(笑)

UQUI  そうそう、年明けに「町田CLASSIX」のイベントで『39degrees』と一緒になったんだけど、打ち上げでモジモジしていたコージ(39degrees|Dr&Cho)がいて。バンドウ君(39degrees|Gt&Vo)が「おい、コージ! シャカラビ好きなんだろ!」ってうちらの方に連れてきてくれて。

MAH  その時コージは大号泣で(笑)。

塩﨑  まじですか! そのコージとうちのマネージャーの石田は群馬で『SECRET SERVICE』ってバンドを組んでいたんですよ!

UQUI  すごい繋がり。 コージが素直に気持ちを伝えてくれたから、「何か一緒にできたらいいね」って話になり、6月に『39degrees』の周年祭企画に出るんでもいいよって。

MAH  その時にはまだラビッツの復活はオープンになってなかったけど、5/6のワンマンは決まっていたんだよね。

UQUI  その場でコージに、「うちらシャカラビで出るよ」って伝えたら、また大号泣で(笑)そこから『Dizzy Sunfist』も呼んじゃおうってなって。 Dizzyちゃんは白盤をもらったりしていたから、いつか一緒にできたらなと思っていたし嬉しいな!

MAH  あの夜の打ち上げの数時間で決まったスリーマンだから、絶対に良いイベントになること間違いなしだよね。

塩﨑  実はその裏話があって。 前回のこの連載の撮影帰りに編集部と次号のゲストどうしようかって話をしていて。 まだシャカラビ復活の話が出ていた訳じゃないんですけど、UQUIさんが群馬出身だし、シャカラビどうかなって案が出ていたんです。その日、高崎で後輩のバンドのライブを観に行って、打ち上げに出たらコージがいて隣の席になって「啓示さん、とんでもないことになりました」って話しかけてきて(笑) そしたら「シャカラビ復活&対バンすることになりました!」と。 こんなタイムリーなことそうそうないし、運命だと思うからすぐに編集部に連絡してオファーしてもらったという流れなんです。

MAH  そうだったんだね。 成すべきことは転がり出すとゴロンゴロンって巡るね。

塩﨑  再始動の発表をした時の周囲の反応はどんな感じだったんですか?

UQUI  結成20周年の時に何もやらなかったから、25周年こそやるかって話は出ていて。年に一度のアコースティック編成ライブ「HALLELUJAH CIRCUS ACOUSTIC SHOW」が今年で10回目ということもあり、アンコールで10周年の感謝の気持ちを手紙にして読んだんだよね。 その時に7年ぶりにラビッツ復活のお知らせもしたら、お客さんはみんな大号泣で。

MAH  SNSでも発表になったら、自分たちが思っていた何十倍もの反響があって、ラビッツすげーってなったよ(笑)

塩﨑  7年ぶりだと演奏も大変そうですね。

MAH  それが7年ぶりだったけど、不思議と身体に染みついているんだよね。 でも、5/6に向けてのリハの時は24曲を3回転叩いても全然大丈夫だったのに、本番は1回転でバテバテで「ラビッツのライブだ!」って感じだった。 アレンジを加えるというよりは、極力みんなが聴きたい形を目指して演奏したよ。

UQUI  復活一発目の舞台はレジェンドが集う「PUNK SPRING」。 5/6のワンマンではもちろんバンド仲間も大勢駆けつけてくれたんだけど、地元の中学や高校の友達も遊びにきてくれてありがたかった。 これからツアー「BACK IN THE SODA!」も決まったし、久しぶりの方も遊びに来てくれたら嬉しいな!

3. 様々な縁を繋ぎ、人生を豊かにするお酒

塩﨑  普段はどんなお酒を飲まれることが多いですか?

UQUI  パスタやグラタンにワインなど、料理に合わせてお酒を選ぶことが多いかも。

MAH  ウィスキーやジンが好きなんだけど、地方遠征に行くとなぜか日本酒も飲みたくなるんだよね。 この間も山陰の日本酒とカニ味噌をいただいちゃって。

UQUI  今回ハンバーガーと日本酒という意外な組み合わせだったけど、それぞれの味に合っていてどれも美味しかった!

MAH  個人的には「テリヤキ×大辛口」がツボだったなぁ。 ビールなどと違って、炭酸じゃないからお腹が苦しくならないしアリだよね。

塩﨑  大辛口はキンキンに冷やしてクイっといきたいっすよねー。 酸味のある食材や味付けが浅間酒造さんの日本酒と相性抜群なんだろうなぁ。 もちろん個人の自由なんですけど、最近はお酒を飲まない子も増えてきているから少し寂しいです。

UQUI  お昼からパスタとワインを味わうとか、人生の楽しみ方が増えるよね!

MAH  小さい頃から仲良しの友達と一緒に、「大人のお酒を飲みに行ってみようよ」とかも楽しいと思うよ。 いつもはカクテルだけどウィスキーや日本酒デビューしてみるとか。 例えるなら、小学生がブリーフからトランクスに履き替えてみるみたいにさ!もちろん、どれだけスパークできるかのように泥酔するのはカッコ悪いけどね!

UQUI  お酒は一気飲みでスピードを競うものじゃないし、作り手に感謝して味わうもの。お酒きっかけで性別や年齢問わず打ち解けられることもあると思うし。

塩﨑  そういえば10年前くらいからバンド関係者で草野球をやっていて。 先日、5年ぶりに集まって壮年チームと若手チームで対戦したんです。

MAH  良いなぁ!

塩﨑  試合は壮年チームが勝って。 打ち上げには若手も参加してくれたんです。 音楽活動のことなどたくさん話したんですけど、20ぐらい離れているとみんなの親世代になっちゃうから、説教されているみたいに聞こえちゃうかなとか気になるんですよね。 俺たちの伝えたいこと、伝わっているのかなと不安になります(笑)

MAH  今の若い子たちもはっきりしているから、本当に興味がなければ話も聞かないと思うし、その子たちには届いていると思うよ。 良い関係性だね。 おじさんたちって面白いよ! もっと興味持ってって言いたい(笑)

塩﨑  俺らは『LACCO TOWER』で「I ROCKS」というフェスを主催しています。 お二人は数々のフェスの現場を踏まれてきたかと思うんですけど、どんなものが参加していて楽しいですか?

UQUI  美味しいご飯とお酒があると、イベントやフェスをより魅力的にしてくれるよね。

MAH  会場だけじゃなくて、地域ぐるみで開催されているフェスは良いよね。 プレゼンするのは難しいかもしれないけれど、県外からも人が集まるってことは経済が潤うってことだから、地域住民の皆さんがその旨みを感じてほしいかな。 フェスじゃなくて「お祭り」って言えたら良いんじゃないかな。

UQUI  私たちは出演側だけど、地元の人たちが出店してくれてるのとか嬉しいよね。 先日出演した「オンガクお嬢FES.」のライブ終わりに、焼きそば屋のおっちゃんに「小1つください」って言ったら「腹減ってんのか? 持っていきな!」って大を3つくれたり(笑) そういう温かみのあるところってローカルならではだなぁって。 ジャンルや年代、様々なものが違えど、「音楽」で繋がれているのが素晴らしいところだよね。

塩﨑  始めた当初は自分たちが楽しければ良かったんですけど、今では、年に一回のお祭りをお客さんたちに楽しんでもらえれば良いかなって考えるようになってきています。 そのためにキッズスペースを設けたり、地元のキッチンカーを手配したり居心地の良い場所を作れるように毎年模索しています。 『SHAKALABBITS』と『LACCO TOWER』は同郷だし、ウサギとラッコだし、やっぱり何かと縁を感じました。 今日をきっかけに今後、何か一緒に面白いことができたら嬉しいですね!

4. 知れば知るほど楽しみ方は無限大の日本酒

食事に寄り添う「浅間酒造」の日本酒。今回の対談では、高崎のグルメバーガーショップ「FAT DAY」協力のもと、ハンバーガーとのペアリングで日本酒の可能性を模索しました。

浅間山 純米 大辛口×テリヤキバーガー
活火山をテーマにした「浅間山 大辛口」。日本酒ならではの米の旨味と柑橘系の香り、大辛口のスパッとなくなるドライなキレ味がテリヤキの甘塩っぱさと好相性です。

浅間山 純米吟醸×ファットデイズバーガー
浅間山麓の緑のように軽やかな味わいの「浅間山 純米吟醸」。清らかさを表現するために雑味を減らすことで、複雑に絡み合う具沢山のバーガーをもまとめ上げてくれます。

浅間山 夏純NATSUJUN×ハンバーガー
浅間山麓の夏が生んだ爽やかな夏酒「浅間山 夏純NATSUJUN」。季節に寄り添う爽やかな香りと駆け抜ける辛みが、オーソドックスな味付けのメニューにもマッチします。

旬な食材で彩られる夏の食卓には、季節に合わせて冷酒を選ぶのがおすすめ。日本酒は冷やすと香りが爽やかになり引き締まります。冷酒は温度帯によって「涼冷え」「花冷え」「雪冷え」と素敵な呼び方があり、それぞれ味わいが異なるのも特徴。温度が下がれば下がるほど香りの発揮は抑えられ、上品で繊細な味わいに変化するのだそう。飲み進めていくうちに、温度変化で徐々に香りが広がっていくのも冷酒ならではの良さですよね!

①涼冷え(すずびえ)
15度前後の冷酒で、程よい冷たさの温度帯。華やかな吟醸香とまろやかな味わいが楽しめるのが魅力。
②花冷え(はなびえ)
涼冷えからさらに5度温度を下げると、「花冷え」に呼び名が変わります。
③雪冷え(ゆきびえ)
瓶に結露ができるほど冷蔵庫でキンキンに冷やした日本酒。スッキリとした清涼感とシャープな味わいになるのが特徴。

また、一般的に冷酒に向いていると言われるのは「吟醸酒」や甘みのしっかりとした「生酒」、味の濃い「原酒」と呼ばれる日本酒。ただ、日本酒は嗜好品なので、捉われすぎずに一人ひとりが感じた好みの飲み方を見つけていくのも楽しみたいですよね。筆者は、生原酒を炭酸水で割って飲むのにハマっています!浅間酒造さんに、冷酒におすすめの日本酒をピックアップしてもらいました。

Premium大吟醸 秘幻
香り高く甘みもしっかりとしてるため冷酒でも豊かな味わいが楽しめます。

純米大吟醸 あさまやま
品のある香りと甘味は、冷酒でいただくのにぴったりです。

大吟醸 秘幻
華やかな香りの日本酒でバランスよく冷酒で楽しめます。

浅間山 夏純‐NATSUJUN
夏らしい柑橘感のある香り。冷酒にすることでよりキリっと味わえます。

5. アーティストの魅力が詰まったライブを観に行こう!

今回対談を行った2組ともライブバンドなので、ぜひ皆さんにも生でライブを体感してほしいです!演奏だけに留まらず、パフォーマンスやMC、そして会場の一体感こそがライブの醍醐味です。会場や規模感、様々なライブ形式があるので、自身に合うものを選んでみてくださいね!

⚫︎ワンマンライブ
曲数も多く、演出を含め余すことなくじっくり楽しめる。
持ち時間は90〜120分程度。
⚫︎対バン
複数のアーティストを一度に観られる。
1組あたりの持ち時間は30分前後。
⚫︎フェス
新しい音楽との出会いやフードも味わえるお祭り感覚。
1組あたりの持ち時間は30分前後。

LACCO TOWERは、結成22周年のワンマンライブのほか、自他ともに兄弟と認め合う『back number』のアリーナツアーへの出演が決定!今年は各地のフェスにも出るようなので、ぜひチェックしてみてくださいね(Zepp Shinjuku公演はもちろん編集部も駆けつけます)。そして、SHAKALABBITSは8月から完全復活となるライブツアー「BACK IN THE SODA!」を開催!筆者的には当時『ARTEMA』や『NAMBA69』で観ていたGtのko-heyさん、『FEELFLIP』のIKKEさんの強力コンビがサポートに加わったということで胸熱です!!そして何より、筆者の音楽人生にも大きく影響を与えたシャカラビを再び観られるという喜び。バンドは生き物と言われるくらい、「今」を生きています。「あの時に観ておけばよかった」とならないように気になったら絶対にライブまで足を運んでみたほうが良いですよー!

▼【LACCO TOWER】 LIVE INFORMATION
TAKASAKI CITY ROCK FES. prodused by KITASAN ROLLING 2024
6月22日(土)@Gメッセ群馬ほか(群馬県)
w / Ivy to Fraudulent Game / 秋山黄色 / ASIAN KUNG-FU GENERATION / カネヨリマサル / KEYTALK / キタニタツヤ / the quiet room / Chevon / 須田景凪 / すりぃ / This is LAST / THE BACK HORN / Mr.ふぉるて / yama / ヤングスキニー / (O.A)The Gentle Flower.

LACCO TOWER結成22周年&三部作完成記念公演「独想演奏会 〜竜巻・綾・無有病〜」
7月15日(月・祝)@東京Zepp Shinjuku(東京都)
※ワンマンライブ
※会場限定盤「有無同然」の販売&特典会も実施!

MURO FESTIVAL 2024
7月20日(土)@横浜赤レンガ倉庫(神奈川県)
w / Ivy to Fraudulent Game / 藍坊主 / AJISAI / Atomic Skipper / ABSTRACT MASH / 炙りなタウン / ammo / Arakezuri / アルカラ / INKYMAP / OCEANS / the奥歯’s / KALMA / グッドモーニングアメリカ / climbgrow / kobore / SAKANAMON / the quiet room / Sunny Girl / the shes gone / SHE’ll SLEEP / シンガーズハイ / 四星球 / 超能力戦士ドリアン / / ヒトリエ / ビレッジマンズストア / FOMARE / プッシュプルポット / bokula. / Maki / 街人 / ラックライフ / and more

back number アリーナ対バンツアー “anti Sleeps tour 2024” [DAY1・2]
8月3日(土)@愛媛県武道館(愛媛県)
8月4日(土)@愛媛県武道館(愛媛県)
w / back number / 秀吉

LACCO TOWER presents 「Me Three」
9月15日(日)@名古屋CLUB QUATTRO(愛知県)
9月16日(月祝)@梅田CLUB QUATTRO(大阪府)
9月23日(月祝)@渋谷CLUB QUATTRO(東京都)
w / BRADIO / ラックライフ

▼【SHAKALABBITS】 LIVE INFORMATION
39degrees presents.”Make Your Move” EXTRA
6月16日(日)@恵比寿LIQUIDROOM(東京都)
w / 39degrees / Dizzy Sunfist

DISK GARAGE presents 共鳴レンサ特別編 ~See you again SHINJUKU BLAZE~
7月13日(土)@新宿BLAZE(東京都)
w / ラックライフ / mezcolanza(O.A)

SHAKALABBITS LIVE TOUR 2024 “BACK IN THE SODA!”
8月3日(土)@福岡PEACE(福岡県)
8月11日(日)@F.A.D YOKOHAMA(神奈川県)
8月18日(日)@名古屋RAD HALL(愛知県)
9月7日(土)@アメリカ村CLUB DROP(大阪府)
9月8日(日)@京都MOJO(京都府)
9月23日(月祝)@渋谷WWW X(東京都)
※ワンマンライブ

PROFILE
LACCO TOWER(ラッコタワー)
2002年、伊勢崎市出身のメンバーを中心に結成。2015年『日本コロムビア(トライアドレーベル)』よりメジャーデビュー。「ドラゴンボール超」「ザスパクサツ群馬」「伊勢崎オートレース」など、数々のタイアップソングを手がけるほか、地元である群馬県にて2014年からロックフェス『I ROCKS』を主催している。
[WEB]http://laccotower.com/
[X]@LACCO_TOWER
[Instagram]@irocks_by_lt

PROFILE
SHAKALABBITS(シャカラビッツ)
1999年結成のパンクロックバンド。2002年のメジャーデビュー以降、数多くの作品を発表し、シーンに影響を与える。日本武道館、ビッグフェス、さらにはカナダや台湾など、国内外で精力的にライブ活動を展開。2017年に惜しまれつつも無期限活動休止。そして2024年2月14日、突如、活動再開を発表。8月2日より活動再開後初となる全国ツアー「SHAKALABBITS LIVE TOUR 2024 “BACK IN THE SODA!”」を開催する。
[WEB]https://shakalabbits.com/
[X]@ShakaOfficial
[Instagram]@shakalabbits_official

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▼クレジット
出演/塩﨑啓示(LACCO TOWER)、UQUI & MAH(SHAKALABBITS)
ヘアメイク/馬場宏美
コーディネート/樋口侑作(ΛWORD.)
衣装/ΛWORD.(塩崎啓示)、本人私物(UQUI、MAH)
ロケ地/FAT DAY
特別協力/浅間酒造株式会社
撮影/三木康史(troisdesign)
写真提供/浅間酒造、FAT DAY、田中裕也
文/佐々木覆(troisdesign)

※motto vol.35「塩﨑啓示ノ音互地心」の記事を一部転載しています。 
※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。

【対談】LACCO TOWER × SHAKALABBITS|引き寄せられるように出会った2組が初対談。

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