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【前橋市】モダンな空間でニューアメリカンな料理とメロウな音楽に浸る。

こんにちは!motto編集部のオオウ(@ounco_coverdeath)です。皆さんには気分を上げるお気に入りのお店はありますか?筆者は、無心になって料理に集中したい時に利用するお店、ゆったり空間も合わせて過ごしたいものなど気分に合わせて選んでいます。今回ご紹介する『RK by lalu(アールケー バイ ラル)』は、後者で使いたいお店。おすすめのメニューや魅力にも触れているので、ぜひ記事をCHECKしてから足を運んでくださいね!

1. 「いつもの生活に充実した豊かさをプラスする」レストランが復活

『RK by lalu』は、前橋の街なか、銀座通り(横山町通り)沿いにオープンしたレストラン。ガラス張りの入口に、コンクリート打ちっぱなしの壁や木材の温もりを感じる席など、モダンな空気感が漂います。「いつもの生活に充実した豊かさをプラスする」をコンセプトに、贅沢な空間でイタリアン×フレンチのニューアメリカンな絶品料理を楽しむことができます。

「RK」と聞いて、ピンと来た人も多いかもしれません。高崎で人気を博していたルーフトップレストラン「RK LOOF」の系列店となります。その証に、『RK by lalu』の店内にはあの「RK」のネオンサインも飾られています(高電圧のため触れるのはNGなので要注意!)。

また、建物は高崎の「lalu」が監修する『RK by lalu』のほかに、レコードショップ「ESS」、2Fには今夏開業予定のサウナ店「ナウサ」で構成される複合型施設となっています。プロデュースを担当「lalu」は、契約農家から仕入れた肉や旬の野菜を使った炭火焼き料理とナチュラルワインを楽しめるイタリアンビストロ。『RK by lalu』でも、一部メニューを楽しめるのだそう。絵にもなる圧巻のレコードジャケットのコレクションは、「ESS」によるもので1,000枚以上が並びます。

オーナーの小野瀬さんは「お店を通して、新たな豊かさの提供ができれば」と語ります。

2. 食材の長所を活かした調理法で奏でるランチメニュー

小野瀬さんは「RK LOOF」の店長や県内の飲食店、都内の「sio」で修行を積んだのち、自身のお店「lalu」をオープンさせました。『RK by lalu』で提供される料理の数々は、イタリアンとフレンチを融合した「ニューアメリカン」。野菜を大切にするなど、食材にフォーカスしてイタリアンとフレンチの調理法を使って「ニューアメリカン」な料理を生み出しています。

ランチタイムは、ガレットをはじめ、バベット(ハラミ)ステーキ、ラザニア、ヴィーガンスープカレーの中から選べます。特におすすめなのはランチのみに食べられる「米粉のガレット」。米粉と昆布水で焼き上げるふんわりもちもちの生地がやみつきになります。さらに彩りを添えるのは軽井沢の新鮮な高原野菜たち。

米粉のガレットは具材違いで3種類ありますが、こちらは自家製ベーコン・ロースト舞茸・紅玉卵。じっくり時間をかけて完成させた味わい深い自家製ベーコンに、芳醇な香りの「100日まいたけ」が贅沢な時間を演出してくれます。

POINT

「RK LOOF」で人気を博していたクラフトピッツァ「Recco(レッコ)」も提供予定とのこと。筆者も虜になっていたメニューだけに楽しみが増えます!

3. 食事の時間をじっくり堪能するならディナーがおすすめ

ガラリと雰囲気が変わるディナータイムもおすすめ。ディナーでは前菜からメインまで、アルコール類とともに楽しめるメニューが豊富です。

特におすすめなのが、オーストラリア産のアウトサイドスカート(ハラミ)を使った「バベットステーキ」。一つひとつ臭みを取って丁寧に仕込んでいるため、しっかりとした旨みと柔らかい食感が特徴です。マストで頼みたい一品。

食材にこだわっているので、新鮮なサラダも見逃せません。「ヘーゼルナッツとハーブのサラダ」は、ケールやハーブなどの契約農家から直接仕入れた野菜にピンクグレープフルーツとヘーゼルナッツがアクセントになっています。

一部、「lalu」でも人気の定番メニューを楽しめるのは嬉しいところ。オマール海老の頭から丁寧に取った出汁を使った「オマール海老のアメリケーヌラザニア」「RK特製ブイヤベース」は、リピーターも多いのだそう。「オマール海老のアメリケーヌラザニア」は、濃厚で香り高いラザニア。

「RK特製ブイヤベース」は、高原野菜と魚介の旨みも詰まったスープ料理で〆のリゾットまで楽しめます。アルコール類はビール、カクテルはもちろん厳選されたナチュラルワインもあるので、料理とのペアリングを楽しむのも良さそう。

4. 至福の食事を決定づける徹底した空間づくり!

お店として掲げている「いつもの生活に充実した豊かさをプラスする」というコンセプトは、料理に限った話ではありません。『RK by lalu』では、食事のみならず、空間作りも大切にしています。

今から20年以上前に高崎と太田に店を構え、音楽カルチャーを支えてきた「ESS RECORDS」がショップインショップという形で参加。空間を彩る「音」の部分を担当しています。先述した、壁一面のレコードコレクションも「ESS RECORDS」によるもので、気になるものがあれば購入することも可能。

また、カウンターにはDJブースが組み込まれていて、週末になるとDJのメロウな選曲でお酒と音楽に酔いしれることができます。これらの贅沢な音楽体験を支えているのは豪華な機材たち。オーディオファンも憧れる「マッキントッシュ」のアンプが2台とスピーカーが4台。そして、職人のクラフツマンシップを感じるTaguchiの360°スピーカー「LIGHT」も吊るされています。

安らぎの空間を演出するのには欠かせないヒーリングミュージックを最高のクオリティで体感できます。まさに『RK by lalu』ならではの贅沢なひと時。

POINT

さらに2025年夏には店舗2Fにサウナ店「ナウサ」をオープン予定。トータルで1日を過ごせる複合施設になりそうな予感!

5. 注目のショップが集まる前橋の街なかが今アツい!

高崎市内で人気を博していた「RK LOOF」。ビルの解体に伴い惜しまれつつ閉店となりましたが、この度形を変えて前橋市内にオープンしました。食事を料理の面だけでなく、空間から楽しめる貴重なお店となっています!

「白井屋ホテル」を筆頭に「encounter」「手紙舎 前橋店」など、魅力的なお店が続々と増えてきて、前橋の街なかが生まれ変わってきています。今回ご紹介した『RK by lalu』もまた、前橋を盛り上げるお店の一つになること間違いなしです!

今後、店舗裏の公園ではイベントも開催予定とのこと。ぜひ、お洒落な空間で料理に舌鼓を打ちながら音楽に浸ってみてくださいね!なお、『RK by lalu』はオープンして日が浅く、人気店のため混み合う日も多いので確実に伺いたい場合は電話予約推奨です!

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▼クレジット
写真提供/RK by lalu
撮影/三木康史(troisdesign)
文/佐々木覆(troisdesign)

※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。

MENU ※一部抜粋/すべて税込

  • [LUNCH]
  • ●米粉のガレット / ¥1,700〜
  • ●バベットステーキ / ¥2,300
  • ●オマール海老のアメリケーヌラザニア / ¥2,100
  • ●ロースト野菜のヴィーガンスープカレー / ¥1,500
  • [DINNER APPETIZER]
  • ●前菜の盛り合わせ(一人前) / ¥880
  • ●鶏レバーペーストとレーズンバケット / ¥880
  • ●ローズマリー香るタコとオリーブのマリネ / ¥770
  • ●鴨スモークと100日まいたけ / ¥935
  • ●蕪とグレープフルーツのカルパッチョ / ¥1,430
  • ●トリュフ香るカリカリトルネードポテト / ¥990
  • ●和歌山県山利のしらすのオムレツ / ¥1,210
  • ●スパイスの効いたアリッサソースで食べるカリフラワーのロースト / ¥1,430
  • [DINNER MAIN]
  • ●オーストラリア産アウトサイドスカート / ¥3,300
  • ●岩手県産肩ロース / ¥3,080
  • ●ニュージーランド産ラムチョップ / ¥4,180
  • [DINNER SPECIALS]
  • ●厚木チーズからひいた出汁で作る濃厚チーズリゾット / ¥1,540
  • ●ポルチーニ香るロースト舞茸とホタテのリゾット / ¥1,650
  • ●オマール海老の亜メリケーヌラザニア / ¥1,870
  • ●RK特製ブイヤベース / ¥3,850
  • [DINNER DOLCE]
  • ●塩チョコテリーヌ / ¥770
  • ●ピスタチオのカタラーナ / ¥770
  • ●クレープ発酵バターメープル / ¥770
  • [DINNER DRINK]
  • ●ソフトドリンク / ¥500〜
  • ●ビール / ¥750〜
  • ●カクテル / ¥600〜
  • ●ウイスキー / ¥600〜
  • ●ナチュラルワイン(ボトル) / ¥5,500〜

RK by lalu

[所在地]
前橋市千代田町4-11-25
[TEL]
027-289-0944
[営業時間]
11:30〜22:00
[定休日]
火曜
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