こんにちは。motto編集部ライターのERIです。みなさん元気にしていますか?新緑が眩しい季節になってきました。風が強い日も多いですが、気温が暖かくなってきたので外で過ごす時間も増えて、日光浴大好きな筆者は嬉しい限りです。今回は、渋川市にある古民家を使用したお店『旬彩酒房蔵屋』をご紹介します。
1. 築300年の蔵を使用した落ち着いた空間
『旬彩酒房蔵屋』は、2013年にオープンし今年で10年を迎えるダイニングバーです。以前は蕎麦屋として使用されていたこちらの古民家は、なんと築300年。扉を開けば、大人の隠れ家としても利用できそうな空間が広がります。
重厚な柱や梁などから当時の面影を感じられ、温かみのある照明で、どことなく落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
2. 地産地消、こだわりのメニュー
昼の部は、群馬のお肉の定食&陶器ギャラリー。群馬県産のお肉やお野菜を使った定食がメインの提供になります。
夜の部は、“地元の食材を知ってもらう”をコンセプトに、和洋テイストを取り入れた創作料理からパスタやピザなどのイタリアン、自家製アルコールなどがメニューに顔を並べます。料理は、どれも絶品!しっかりと一つひとつの料理が丁寧に作られていて、お酒を飲む方はもちろん、ノンアルコールで料理のみを堪能したい方も大満足間違いなしですよ。
特にオススメなのは、お店の看板メニューでもある「赤城牛ランプのローストビーフ」。低温でじっくり火を入れて調理されており、口いっぱいに肉の旨みを感じられます。また、オーナーがイタリアンのシェフ出身ということもあり、ピザやパスタも人気だそう。蔵屋のナポリピザは、毎日群馬県産の中力小麦と全粒粉のオリジナルブレンドで作る自家製の生地を発酵するところから始まり、増田煉瓦さんのピッツァ石釜で450度で焼き上げています。
POINT
3. 上質なものを末長く
蔵屋の2階では、器やお皿のギャラリーとして、日本各地の作家さんの作品を販売されています(昼の部)。お店のInstagramに、とても素敵な言葉が記されており感動したので、引用させていただきます。
なぜご飯屋さんが陶器を販売しようと思ったのか。飲食店は良くも悪くも人生の一瞬を提供するサービス。ライブ感があって好きです。その日その時にしかない時間をお客さんと過ごすのが大好きです。仕事柄もあって、ここ何年かはお皿や器を買ったり見たりする事が趣味となり自宅の食器棚は豊かになりました。たったそれだけで料理も、食事も、朝に飲むコーヒーも、より充実した時間となりました。食器は毎日使うもの、そして何十年も一緒に過ごすもの。(自分の生まれ育った家を思い返して欲しい、食器棚の中身はきっとほとんど変わらなかったはず!)一生モノの陶器を販売したい!となった訳です。(単純)
「美味しい」は美しい味。工業的な作り方をされたモノではなく、作家さんや職人さんが焼き上げる手作りの作品を用意していきます。ゆっくりと時間はかかりますが、一生のお共に相応しいモノたちを。
※蔵屋Instagramより引用
お店の料理からも分かる丁寧な人柄が、料理に欠かせない「食器」に対するこだわりからも感じられます。
ギャラリーとして使われている2階のスペース自体も、昔ながらの建物の梁などがそのまま残されており、上質なものや良いものを長く(永く)使ってゆく価値観に、とても共感できます。素敵!
4. 群馬県の美味しい食材を
関越自動車道のインターを降りてすぐ、渋川中村上郷線沿い、石原跨線橋の近くです。
伊香保温泉等に近い場所柄、県外のお客様も多く訪れるそうですが、ぜひ群馬県内の人にも県内の食材の魅力に気づいて欲しいとのこと!お一人でふらっと、またデートやグループでも、くつろげる空間です。ぜひ行ってみてください!
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▼クレジット
撮影/佐々木覆(troisdesign)
写真提供/旬彩酒房蔵屋
文/ERI
※UCHIDELIの記事を一部転載しています。
※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。
旬彩酒房蔵屋
- [所在地]
- 渋川市中村219-5
- [TEL]
- 0279-25-8558
- [営業時間]
- 11:30〜14:30/17:00〜23:00
- [定休日]
- 木曜