【高崎市|終了】完全版!キングオブパスタ2023ガイド。

こんにちは!motto編集部のオオウ(@ounco_coverdeath)です!群馬に移住して長いこと経ちますが、改めて群馬のパスタは量が多いと感じています(パスタ好きにはたまりません!)。それもそのはず、一般的に1人前80〜100gのところ150g前後と大盛りサイズで提供されるお店も少なくありません。そして、高崎では毎年「キングオブパスタ」なるパスタの祭典が開催されています。おかげさまで、全国的にも高崎=パスタのまちが浸透してきていますよね。さて今回は、『キングオブパスタ2023』について長年撮影&取材で携わってきた編集部の目線でご紹介していきますよー!毎年参加されている方も、今年こそは参加してみたいという方もぜひCHECKしてみてくださいね!

1. 小麦大国、ぐんま!

今こそ、高崎市は「パスタのまち」として全国的にも名を馳せるようになっていますが、そもそもなぜそのように呼ばれるようになったのでしょうか。実は、群馬県の小麦の収穫量は全国7位・東日本1位(農林水産省令和3年産麦類の収穫量)で、消費量も全国6位(総務省「家計調査」)と、麦類生産地としても上位に位置しているんです。古くからうどんをはじめとした粉物文化が浸透していることもあり、小麦は群馬県民にとっても身近なものになっているんだそう。

また、高崎市は人口に対するイタリアンの数が多い(市内に150軒以上)ことから「パスタのまち」を謳うようになったのだとか。また、驚くことにスープパスタの発祥は高崎市であったり、群馬県産小麦の生パスタブランド「ジャパスタリア」が生まれているなど、パスタ文化がまちに根付いているということを示しています。最近では、高崎市も小麦をまちの魅力として発信するべくテレビ局とタッグを組み、今秋にはTVドラマ『こむぎの満腹記』を放送し、大きな話題となりました。筆者の出身地・宇都宮も市内に300軒以上餃子を提供するお店があり、餃子は街を代表するソウルフードになっています。高崎パスタもさらに盛り上がって、今後も長年愛される名物になっていってほしいですよね!

2. 高崎パスタの祭典「キングオブパスタ」

そんな、「パスタのまち高崎」で開催されるのが『キングオブパスタ』。高崎市内でパスタを提供する飲食店が、それぞれのアイデアや腕前を披露して、競い合うコンテスト形式のイベントです。また、大会を通じて高崎を中心とした小麦文化や県産食材の魅力を伝えていくことも目的としています。絶品パスタを食べられるだけでなく、群馬の食材とも出会えちゃう一度で二度美味しい内容となっています!

また、このコンテストの嬉しいところは、入賞常連店から、初出店のお店までが一堂に会することです。今年は18店中、4店が初出店。専門店からイタリアン、喫茶店、ダイニングなど、それぞれスタイルは異なれど、パスタを軸に異種格闘技戦が繰り広げられます。実際にパスタを食した来場者の投票によって入賞店が決まるため、初出店のお店が表彰台に登るなんてことも珍しくありません。

大まかな流れを下記にまとめましたので参考にしてみてください!
①チケットを購入する(※詳細は4で)
②入場する・チケットを食事券5枚+投票券1枚と引き換える。
③ブースで食事券を渡しパスタを食す。
④投票券を使い、1番良かったお店に投票する。
⑤優勝店舗が決定!!

3. 各店が腕を振るう千差万別のメニューが顔を並べる

会場に並ぶのは、高崎パスタの特徴とも言える店舗独自の進化を遂げたメニューたち。地元・群馬県の食材を必ず使用することと、屋外のため使用できる食材や調理方法が限られた中で、出場店は最大限の工夫を凝らし、いかに個性を出し、来場者を笑顔にできるかを考えています。だからこそ、2つとして同じメニューは出てきません。そして、来場者たちは「メニューを決められない」という贅沢な悩みを抱えるわけです。さて、ここで、今年の全18店舗の出店メニューを紹介していきましょう!

【01】Trattoria Ume(※初出場)

[稀少な雪割茸とメカジキで山と海のハーモニーを奏でる、すだち香るさっぱりパスタ。]
市場にはあまり出回らない稀少なキノコ「雪割茸(みなかみ産)」と、クセのない味わいで豊富な栄養素を含むメカジキに、すだちを香らせてさっぱりさも加えたパスタ。雪割茸の不思議な食感を楽しめ、ゴロゴロと入ったサイコロ状のメカジキで、十分な食べ応えもあります。麺はややアルデンテにゆで上げ、ソースの汁気は極力抑え、時間が経過しても伸びることなく、その味の魅力を楽しめます。キングオブパスタ初出場とは思えない、参加するお客様に寄り添いホスピタリティーに溢れた逸品です。[Instagram]@trattoriaume
[X]@-
[入賞歴]なし

【02】レストランカフェ カーロ 高崎髙島屋店

[カーロ渾身のクリーミーボロネーゼには、群馬の「美味しい」が凝縮されている。]
「県内各所の美味しいものを再発見」がテーマの濃厚クリーミーボロネーゼ。藤岡市・堀越ファームの粗挽き肉と天然醸造の上野村・十石みそをブレンドしたコク深い肉味噌ソースは、熱を加えることでより一層旨みが増します。ハンバーグには上野村の特産品「いの豚」を使用。ボロネーゼソースがこってりな分、宮石青果店の生姜を練り込むことでハンバーグはあっさり感を重視。食材選びに余念がない、カーロこだわりの一皿です。
[Instagram]@caro_takasaki_takashimaya
[X]@-
[入賞歴]5回(優勝=2021・2020・2014)

【03】ギミーパスタ 高崎砂賀町

[上州もち豚のアマトリソースと上質なサフランが香る、五感で楽しむ進化系ペペロンチーノ。]
ミラネーゼとはイタリア食文化では金融の街・ミラノをイメージした黄金色の一品の事。「ギミーパスタの真髄は最高のペペロンチーノ」とシェフ自ら豪語するように、ペペロンチーノをベースにしたパスタに上州もち豚の旨みを最大限に引き出したアマトリソースをオン!見た目の鮮やかさはターメリックとサフランによるもので、高貴な香りを感じさせるサフランと3種のキノコの食感が料理を盛り立てます。「上州もち豚」の粗挽き肉を使うことで旨味が溶け込んだアマトリソースには、隠し味に本場イタリア産チーズを加え、コクをプラス。シンプルながらほかにはない見栄え・香り・食感、まさに五感で楽しむパスタです。
[Instagram]@gimme_pasta_sunagacho_takasaki
[X]@GIMME_PASTA_jp
[入賞歴]なし

【04】ダイニング サルーテ

[意外性を狙った和と洋のマリアージュは、ひと口食べれば感動の連続。]
日本料理の経験を活かしたシェフ渾身のオイルパスタ。とにかく柔らかい豚トロ角煮を軸としながら、「和を感じさせない洋」がコンセプト。特製出汁で丁寧に煮込んだ豚トロは、脂の甘みを感じられるホロホロ肉です。味付けは下仁田ネギ本来の美味しさを生かしたあっさり風。下仁田ネギは火を通すことでトロっとした柔らかさと甘みが出てきます。食材の長所を増幅させる掛け合わせはさすがです。具材の食感との相性を考慮し、麺にはモチモチ生パスタのリングイネを使用。和風かと思いきや洋風、こってりではなくあっさりと口に運ぶ前後でギャップを楽しめる一皿です。
[Instagram]@diningsalute
[X]@-
[入賞歴]なし

【05】シャンゴ 本店

[贅沢食材で奏でるハーモニー、シンプルな中にシェフのこだわりが光る至極の一皿。]
チーズと胡椒で作り上げる、シンプルで奥深いカチョ・ぺぺ。原点は崩さず、ペコリーノチーズのコクと胡椒のアクセントが効いたメリハリを楽しめる一皿になっています。さらに、群馬県産のびっくり舞茸、エリンギとポルチーニ、マッシュルームで作るポルチーニソースは、芳醇な香りとコリッとした食感を楽しめます。歴20年のシェフが「レストランならではを追求したい」と語るように、味のバランスはもちろん、チーズを浅間山、生ハムを鬼押出しに見立てた遊び心も忘れません。香り豊かなチーズやキノコにユーモア溢れる見栄えなど、食べた人の記憶に残るパスタの完成です。
[Instagram]@-
[X]@shango1972
[入賞歴]4回(優勝=2012・2010)

【06】SHIRAKURA Bistro and Bar

[赤城鶏の旨みを余すことなく凝縮させた、自家製チーズソースでいただく至高のパスタ。]
赤城鶏のモモ肉をこぼれるくらいに柔らかく煮込んでいます。トリュフを加えた自家製チーズソースをたっぷりとかけて、コクとまろやかさをプラスしています。赤城鶏で贅沢に出汁を取ったチキンブイヨンのスープを加え、シラクラとしては珍しいスープパスタ風に仕上げているのも今回の注目ポイント。鶏肉のホロホロ感とチーズのトロトロ感を一緒に愉しめる、まさに至高のホロトロパスタの完成です。[Instagram]@shirakura_bistoro_and_bar
[X]@-
[入賞歴]1回

【07】シルクロード 石原店

[老舗イタリアンのブランニュー・ソウル・フードが大会に新しい風を吹かせる。]
スープ感覚で最後の一滴まで飲み干したくなる味わいのパスタ。クラムチャウダーは上州麦豚のベーコンをはじめ、エリンギ、人参、じゃがいも、キャベツなどゴロゴロ野菜がたっぷり。また、店舗で人気のグラタンやドリアにも使用している県産小麦粉の特製ベシャメルソースをブレンドすることで、麺にスープが程よく絡みます。昔ながらのあさりの出し汁抽出製法にこだわったスープと箕郷町の味噌を合わせて、味わい深い風味を演出。生バジルの香りをアクセントに、バーニャカウダソースを溶かし入れれば、濃厚さとコクをプラスしながら味変も楽しめます。
[Instagram]@silkroad_ishihara
[X]@-
[入賞歴]なし

【08】Serendip 本店

[「産学連携×フードロス解消×群馬県産厳選食材」の渾身パスタ。]
今年の2月からこのキングオブパスタの出場を目指して、高崎経済大学の学生やJAたかさき、地域の生産者と共にメニュー開発を進めて誕生したのが、このパスタです。食材のメインとなるのが、コリコリ食感がたまらない高崎産のびっくり舞茸。味は変わらないのに色や形が規格外とされ、市場出荷のできなかった高崎産のほうれん草をあえて生産者から仕入れています。フードロスにも取り組むその姿勢は、まさにSDGs。さらに、厚切りのベーコンを贅沢にソテーしてトッピング。麺は高崎が誇る生パスタ「JAPASTALIA」を使用し、甘楽町・めんたいパークの「かねふく明太子」をクリームソースとして合わせています。群馬県産にこだわった主役級の食材たちで作られる、旨味たっぷりの一皿です。[Instagram]@restaurant_serendip
[X]@chef_serendip
[入賞歴]なし

【09】炉端 Bistro ソーレマン(※初出場)

[県産豚肉の魅力を存分に味わえる、炉端ビストロ渾身のクリームパスタ。]
半頭買いした近藤スワインポークの豚肉を豪勢に使ったクリームパスタ。主軸となる豚肉は、それぞれの部位ごとに手間暇かけて仕込んでいます。腕はじっくり煮込んで柔らかくとろけるラグー、ロースはきめの細かいしっとりハム、バラはアクセントになるように燻製にしてから焼き目をつけてカリっとジューシーに。パルミジャーノチーズを溶け込ませたクリームソースは、トリュフオイルの豊かな風味を楽しめます。「食べてくれた方が、また群馬に足を運びたくなるようなパスタを提供したい」と料理長は語ります。そのためには手間すら惜しまない、初参加の強い想いがこもったパスタをご賞味あれ。[Instagram]@soleman393939
[X]@-
[入賞歴]なし

【10】窯焼きdining 高崎 カメレオン

[海老の旨みを余すことなく使った、豪華すぎる居酒屋パスタ。]
人気を誇る「濃厚ウニボナーラ」を、素材を海老に変えて進化させた一皿。群馬県産の牛乳・卵をベースに海老みそを加えたクリームソースは、人気のウニボナーラとはまた違った濃厚さと香ばしさを醸し出し、トリュフを添えて贅沢に仕上げています。高崎カメレオンのウニボナーラを食べたことがある方にはまた新たな出会いを、食べたことのない方にはこれまでのカルボナーラの概念を覆す驚きを与えることでしょう。海老の旨みを余すことなく使った、豪華すぎる居酒屋パスタの完成です。
[Instagram]@chameleon_sasano
[X]@-
[入賞歴]なし

【11】高崎 リングロード

[一皿でいくつもの出会いを感じられる、変幻自在のスープパスタ。]
野菜・魚介・昆布でしっかりと出汁を取ったクリームソースにバジルを合わせて、白ワインではなく赤城山(日本酒)をあおりで使用したタラコスパゲティ。そこにぷりぷりのエビを、玉ねぎ・レモン・ニンニクと混ぜた自家製ガーリックソースに漬け込んでからバターで炒めてトッピング。これまでは一体感を考えてきたが、あえてバラバラの素材をフュージョンさせて、その化学反応で変化を楽しむパスタに仕上げています。味変しながらも、すべてが合わさった時の新たな出会いを最後に感じていただきたいです。
[Instagram]@ringroadtakasaki
[X]@ringroad1
[入賞歴]3回

【12】高崎 ワインバール(※初出場)

[こだわりのプチプチ・プリプリ食感、食材を活かした王道・明太マヨパスタ。]
店舗で常連客から圧倒的な支持を得ている人気のメニューをキングオブパスタ用にアレンジ。プチプチ感を損なわないように素材からこだわったという明太子に、プリプリ食感を楽しめるエビなど海の幸を贅沢に使用。高崎市内の農園直送、新鮮なブロッコリーは彩りを添えるだけはなく、栄養価が高く濃ゆい味をまるっと堪能できます。マヨネーズを使いながらも、くどくなりすぎない仕上がりは明太子の塩っ気も考慮した味付けがポイント。奇をてらわないオーソドックスな明太マヨは、具材の食感や風味が際立つ子供も満足のひと品です。
[Instagram]@takasaki_winebar
[X]@-
[入賞歴]なし

【13】野菜酒家 なっぱ畑(※初出場)

[群馬県産野菜の旨味が溶け込んだ特製ミートソースパスタが老若男女を虜にする。]
じっくり炒めた野菜の甘みと肉の旨味がたっぷり凝縮したオリジナルミートソースパスタ。お店の看板メニューたちを支える群馬県産の野菜を使用することで栄養満点に。味付けの肝はコクや深みを出す味噌。意外にもトマトとの相性は抜群で、シンプルながら奥深さを感じさせる仕上がりになっています。子供や女性でも食べやすい優しい味わいに、キノコ香るクリームソースが彩りとアクセントを加えます。お好みで混ぜて味変をしたり、楽しみながら食事をしてほしいという店主の想いが詰まったひと品。
[Instagram]@nappabatake
[X]@831syuka_nappa
[入賞歴]なし

【14】トラットリア バンビーナ 中居店

[入賞常連店が送る、最後の一滴まで飲み干したくなる至極のスープパスタ。]
数々の入賞パスタたちを支えるのは、バンビーナ秘伝のブロード。その奥深い味の決め手は、群馬県産をはじめとする香味野菜など5種と鶏ガラです。今回は、さらに生クリームとスパイスを掛け合わせることで、マイルドの中にもスパイシーさを感じられる味わいに。オーブンでこんがり焼き色をつけたチキンは、塩麹とハーブで一晩漬け込むことで柔らかくジューシーな食感に仕上がっています。麺にはスープとの相性が良い、本場イタリア・バリラ社のスパゲッティを採用。ほろ苦いルッコラやレモンをキュッと搾ることで、またひと味異なる表情を楽しめます。
[Instagram]@bambina_2525
[X]@-
[入賞歴]6回(優勝=2019・2018・2013)

【15】珈琲 ぽぷら

[最後の一口まで旨味と香りのオーケストラを楽しめる。]
祖母の時代から人気のインディアンスパゲッティ(カレー味)を、自家製ベシャルメソースと合わせた懐かしのカレークリーム。トッピングのガーリックレンコン、自家製梅酢大根などで味の変化を存分に楽しめます。ピクルスや福神漬けとはまた違い、この梅酢大根が甘さと酸味を加えて、意外にも食後はさっぱりとなります。辛味・塩気・甘味・酸味が一皿で味わえる、懐かしさの中に新食感が加えられた、温故知新の至極のパスタです。
[Instagram]@popula_1975
[X]@-
[入賞歴]なし

【16】ボンジョルノ 本店

[『えばらハーブ豚未来』の3種の部位を楽しむ、ザ・お肉のパスタがここに誕生。]
高崎が誇るブランド豚『えばらハーブ豚未来』のバラ肉・モモ肉・ウデ肉を、最も粗くミンチしてゴツゴツ感を残しながら炒め、それぞれの食感と旨みを味わえます。ビタミンB1やコラーゲンを中心に、バランスよく栄養素が入っているのも魅力的です。香辛料を効かせた自家製ラグーソースと、くるみ・クリームチーズ・明太子マヨネーズをトッピングして仕上げた逸品。この明太子マヨネーズが、意外にもパンチを効かせてラグーソースをさらに輝かせます。肉の部位とトッピングで、味や食感の変化を存分に楽しめる、ザ・お肉のパスタがここに誕生です。
[Instagram]@-
[X]@bg1982pasta
[入賞歴]5回(優勝=2017・2009)

【17】洋麺亭 高崎店

[秋の味覚をモチーフにした、ポテトクリームとトマトソースが織りなす新食感ポモドーロ。]
シェフの出身地でもある長野県・小布施町の名産、モンブランから着想を得たという変化系ポモドーロ。鶏挽き肉、刻み柚子をプラスしたトマトソースと、トリュフの芳醇な香りが漂うポテトクリームのコンビネーションを楽しめます。栗を芋にアレンジしたポテトクリームは、程よい固さと滑らかな口どけで、パスタに絡めて食べる新食感。モンブランさながら、パスタの中には赤城鶏が隠されています。洋風のつくねや赤城鶏と野菜の串焼きなど、これでもかというボリューミーさを堪能できます。幾度も試作を重ねた、洋麺亭全店をかけての挑戦です。
[Instagram]@youmentei_takasaki
[X]@-
[入賞歴]1回

【18】RinRen_TAKASAKI BASE

[ミートソース×カレー×クリームの掛け算で魅せる新感覚のパスタ。]
フレンチの総料理長から引き継いだという欧風カレーをベースに、RinRen風にアレンジを加えたパスタ。数種類のスパイスを3時間かけて煮込んだルゥは、奥深い辛さで身体の内側から温めてくれます。具材は群馬県産の刻み野菜をあめ色になるまでじっくりソテーし、甘みをギュッと凝縮。焦がしを加えた合挽き肉のハンバーグを崩し入れることで、香ばしくゴロッと感のあるボロネーゼ風に。さらに、クリームと混ぜ合わせることでマイルドな味わいに味変もできます。手間を惜しまず、「来てくれた人には食事を楽しんでもらいたい」と大会への意気込みは気合い十分です。
[Instagram]@rinren_takasakibase
[X]@RinRen385
[入賞歴]1回

4. 参加するにはチケット購入がマスト

会場内への入場は人数制限時を除き、チケットがなくても入場できます。パスタを注文したい場合、まずはチケットを購入する必要があります。当日チケット(食事券5枚+投票券1枚がセット)を購入、または前売りチケットをお持ちの方は優先窓口で当日チケットに引き換えて、各店舗のブースで食事券を渡して注文します。去年は、筆者も当日券で楽しもうとしたら2時間待ちで泣く泣く諦めました。足を運ぼこうと思っている方は事前購入が絶対におすすめですよ!特に今年は提供時間が30分短くなっているので、食べられなかった!なんてないようにご注意ください。

例年の傾向として状況によっては注文までにかなり並ぶ場合もあります。5食分を同時に食べ比べをしたい方は、複数人で手分けしてブース列に並ぶことをおすすめします。また、今年は入場の混雑を避けるため、券種を分けたダイナミックプライシングが導入されます。チケットは4種で、券種によって入場できる時間や金額も異なりますので要CHECKです!!

前売りAチケット(10:00〜入場可能)
[入場可能時間帯]10:00〜15:30
[前売りor当日]前売り
[金額]税込¥2,800(5枚綴り)
[備考]前売りチケット専用の優先入場レーンに並ぶことができます。

前売りBチケット(13:00〜入場可能)
[入場可能時間帯]13:00〜15:30
[前売りor当日]前売り
[金額]税込¥2,500(5枚綴り)
[備考]13時から入場できます。パスタが売り切れの場合もあり。

当日チケット(10:30〜入場可能)
[入場可能時間帯]10:30〜15:30
[前売りor当日]当日
[金額]税込¥3,000(5枚綴り)
[備考]当日混雑していた場合、入場待ちの場合もあり。

学割当日チケット(13:00〜入場可能)
[入場可能時間帯]13:00〜15:30
[前売りor当日]当日
[金額]税込¥2,000(5枚綴り)
[備考]中・高・大学生・専門学生が対象の学割チケット。パスタが売り切れの場合もあり。

※前売り券の販売は2023年10月20日(金)0:00~11月11日(土)23:59まで
※前売り券はすべてコンビニエンスストアにて購入可能。
セブンイレブンの場合
ローソン、ミニストップの場合
ファミリーマートの場合

また、開催は11月の屋外になります。編集部的おすすめの持ち物も記しておきますので参考にしてみてくださいね!
・防寒着…11月の屋外になるので、もしもに備えて防寒着を忘れずに。
・保温グッズ…ホッカイロなどを用意しておくと安心です。
・ウェットティッシュ&ポケットティッシュ…手を拭いたりあると何かと便利です。
・歩きやすい靴…高崎駅から会場までは徒歩15分。列に並んだり、会場内を歩き回るので足元は歩きやすいものが吉。

5. キングオブパスタはイベントで終わらない!

もちろん、今回出場してくれたお店以外にも、大通り沿いから路地裏のお店まで高崎にはパスタを楽しめるお店が数多くあります。motto+でも【#パスタ】のお店がいくつかあるのでCHECKしてみてくださいね!

また、キングオブパスタとともに成長してきたお店もあります。今こそ入賞常連の人気店にまで昇り詰めた「バンビーナ(筑縄店)」は、カウンター席のみの屋台村一角から始まり、入賞を重ね徐々に規模を拡大し、現店舗に至ります。パスタの祭典は一つのイベントにすぎないかもしれませんが、そこには夢が詰まっています。

コンテスト後は各店舗にて期間限定で出店メニューの提供もされる予定です。ぜひ、お店の方にも足を運んで、高崎のパスタ文化を盛り上げていきましょう!

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▼クレジット
写真提供/ キングオブパスタ実行委員会、写真AC
文/佐々木覆(troisdesign)

※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。

【11/12(日)】キングオブパスタ2023

[所在地]
高崎市高松町1(もてなし広場)
[TEL]
027-323-2868(キングオブパスタ実行委員会事務局)
[営業時間]
10:00〜15:30
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