こんにちは!motto編集部のオオウ(@ounco_coverdeath)です。気持ちの切り替え方って人それぞれですよね。筆者にとっては自然の中にいる時やカフェタイムがまさに心の休息できるひと時。今回ご紹介する『Good Will Coffee(グッド ウィル コーヒー)』は、筆者のお気に入りのコーヒーショップです。生き急いでしまわないよう、気持ちをリセットできる場所なので、ぜひ皆さんのお気に入りスポットにも追加してみてくださいね!
CONTENTS
1. 時間を忘れて自由に過ごせる、癒しの空間づくり

『Good Will Coffee』は、高崎駅西口から徒歩10分に位置するコーヒーショップ。カジュアル×クラシックな店構えは、どこか純喫茶の名残りを感じさせます。扉を開ければ店内には焙煎されたコーヒーの芳しい香りが漂います。

コーラルオレンジの壁紙にダークグリーンやブラウンのインテリアが癒しの空間を演出します。店内の至る所にレコードやプレーヤーなど、音楽好きな店主の個性も垣間見えます。カウンター席とテーブル席のシンプルな造りですが、読書に没頭したり会話を楽しんだりと、お客さんがそれぞれ楽しめるように配慮されています。

店主の小須田さんは「居心地の良い雰囲気で各々が自由に過ごしてもらえれば」と語ります。お店にいる時間を気にせず過ごしてもらえるような店づくりや接客を心がけているのだそう。仕事の合間に立ち寄る方もいれば、朝と夕にコーヒーを飲みに来ることをルーティンにされている方もいるのだとか。

窓際の席は、車が行き交う音、雨の音、まちの息づかいを楽しめるのでおすすめ。なお、『Good Will Coffee』の「Good Will」は、善意・親切・信頼・(お店の)暖簾などを意味します。お店をオープンするに当たり、年齢的にも登場人物と自身が重なるところが多かったことから、小須田さんが好きな映画「Good Will Hunting」にもなぞらえて名付けたそうです。
2. 元バンドマンだった店主がコーヒー店を開くまで

実は筆者と小須田さんとの付き合いは10年以上。群馬のロックバンド「ing」のフロントマンとして音楽活動をしていた小須田さん。LACCO TOWERが主催する音楽フェス「I ROCKS」にも出演していたほか、地元のアーティストを集結させた「under G round」というサーキットイベントを主催していました。バンドが止まってからはソロでも活動していましたが、弾き語りのみならずループを使ったり、ハンドメイドのグッズを考えたり、クリエイティブに対してこだわりのある面白い方だなという印象がありました。

アーティストとしてのイメージが強かった小須田さんが、なぜコーヒーの道へ進んだのか伺ったところ「紆余曲折あったから・・・長くなるよ?笑」と笑顔で答えてくれました。

小須田さんがコーヒーと出会ったのは約5年ほど前。知人から生豆をもらった際、試しにフライパンで焙煎してみたところ、全く上手くいかず「どうしたら美味しくできるのか」と、持ち前の探究心に火が着いたのだそう。会社員として働く傍ら、週末限定で知人のお店でサンドイッチとコーヒーの間借り営業をしていました。その時に使用していたコーヒー豆が現店舗の前に営業していた「いし田珈琲」のものだったそう。近所にあった「いし田珈琲」に通う中で学ぶことも多く、一時は店長代理としてお店に立つこともありました。店主・石田さんの逝去から2年、2023年9月に「いし田珈琲」は閉店を迎えます。そして、小須田さんはその跡地にお店を開くことを決意し、2024年5月、『Good Will Coffee』をオープン。

こうして、高崎の人気店として名を馳せていた「いし田珈琲」の意思を引き継ぎながらも、小須田さんが表現すべくスタイルの『Good Will Coffee』は生まれました。
3. どれを選んでも美味しい、店主こだわりのラインナップ!

ここまで来るとメニューが気になりますよね。誰が何を頼んでも「美味しい」と感じてもらえるような構成を意識しているのだそう。

ドリップコーヒーはスペシャリティの豆を使用したブレンドとシングルオリジンをラインナップ。香りや口当たりの良い飲みやすさ重視で、豆の個性を活かした中煎りをメインに焙煎しています。

本格的なエスプレッソをカジュアルに楽しめるのも『Good Will Coffee』の醍醐味。イタリア製レバー式エスプレッソマシンを使用し、高い圧力で抽出。6種の豆をブレンドした複雑な香りと旨み、コクが口いっぱいに広がります。エスプレッソを使用したアレンジドリンクも魅力。

小須田さんのおすすめ「ラズベリーラテ」は、エスプレッソとほのかな甘酸っぱさが好相性でやみつきになること間違いなしです。カカオパウダーがアクセントに◎。個人的にはキレのある炭酸の「エスプレッソトニック」がツボでした。

近所の焼き菓子店「ヤマワラウ」の「チョコとクルミのビスコッティ」はラテに浸して食べたい一品。

コーヒー豆の購入も可能で、キリマンジャロの豊かな香りとエチオピアナチュラルの華やかさを併せ持った「Joni Blend」は、リラックスしたい時におすすめ。
4. このまちの個性豊かな個人店を巡ろう!

『Good Will Coffee』近くの「高崎アリーナ」ではスポーツ競技の世界大会が行われることもあります。海外の方が、当時メニューになかった「カプチーノ」をオーダー。その場で完成させたカプチーノに虜になったお客さんは、そこから1日に何度も通ってくれたのだそう。こちらのカプチーノは今ではレギュラーメニューにもなっています。

某有名アーティストさんがプライベートで訪れたなんてことも。また、近所の「本屋ブーケ」と共同制作で「珈琲と花束」というフリーペーパーも毎月発行しています。個人店ならではのストーリーに目を向けたり、耳を傾けてみるのも面白いですよ!

まちには『Good Will Coffee』のような個人店が点在しています。チェーン店に比べてお店こそ小規模ながら、個性豊かで独自のメニューを用意していたりするものが多いです。コーヒーの味や香りの違いはもちろん、空間やゆったりとした時間、店主さんとの会話も楽しめるのは個人店ならではの魅力。筆者はカフェで心身をリラックスさせることで、創作や企画の新たなアイデアが閃くなんてこともあります。

ぜひ、まちの喫茶店・コーヒーショップ・カフェに足を運んでみてください。新たな出会いや発見があるかも?個人店は店主一人で営業されているものも少なくありません。焦ることなく、心を広くのんびりと過ごしてみてくださいね!
同じエリアのおすすめ記事はこちら
→スイーツの芸術作品!路地裏にひっそりと佇む唯一無二のパティスリー。
→季節とともに居心地の良い空間で味わう絶品蕎麦店。
▼クレジット
撮影/三木康史(troisdesign)
文/佐々木覆(troisdesign)
※motto vol.38「Da-iCE和田颯のハヤペディア」の記事を一部転載しています。
※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。