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【レポート】初めての試みで挑むI ROCKS 2025。

こんにちは!motto編集部のオオウ(@ounco_coverdeath)です。あっという間に春=I ROCKSの季節がやってきましたね!フジロック、サマソニ、ロッキン、ライジングサンなどメジャーどころ以外にも、アーティストや媒体、イベンター主催など様々な音楽フェスが行われるほど、世の中はまさにフェス全盛期と言えるのではないでしょうか。群馬県内でも「山人音楽祭」「I ROCKS」「New Acoustic Camp」「MACHIFES.」「FOMARE大陸」、そして去年から始まった「TAKASAKI CITY ROCK FES.」など、本当に私たちの生活にも馴染み深いものになってきましたよね。中には「一年に一度、このフェスに行くのを楽しみに日々過ごしています!」という方も多いのではないでしょうか?さて、今回は新たな形で開催される『I ROCKS 2025(アイロックス)』を特集します。今年は新たな形での開催になるので、気になる公演があったらぜひ足を運んでみてくださいね!

ひと味もふた味も違う『I ROCKS 2025』

群馬のロックバンド「LACCO TOWER」が主催するロックフェス『I ROCKS』。今年の本編は4/18〜20となりますが、[BASE編]を前後に含めて、約2ヶ月にわたり開催されます。3/2のLACCO TOWERのワンマンライブを皮切りに、彼らと親交の深い盟友総勢32組が「I ROCKS BASE」に集結。これまで出演してきたアーティストやこれから出演が決まるかも知れないアーティストまで、実に様々なメンツが顔を並べます。何より全公演少人数制&アコースティック演奏という超プレミアムライブになること間違いなし。すでにSOLD OUTとなっている公演もありますが、各アーティストのファンの皆さんはぜひ参加をおすすめしますよ!そして本編では、例年よりも出演者数をギュッと濃縮して、1組あたりの演奏時間が長く設定されているのが嬉しい!さらに、こちらのページでは毎公演後にレポートを公開していきますので、惜しくも足を運べなかったという方も楽しみにお待ちくださいね!

3月2日(日)I ROCKS 2025[BASE編]※レポートあり

I ROCKS 2025が幕を開ける大切な一日。どこか開催を祝福するかのような春本番の陽気。表には大大坊のキッチンカー「空の舌」、I ROCKS 2025のぼりや[BASE編]のフラッグが掲げられ、会場中どこを歩いても賑やかな雰囲気でした。

Ba.塩﨑の「I ROCKS 2025はじめます」と、声高らかな宣言とともに開幕に選ばれたのは「薄紅」。I ROCKS 2024でまた翌年の再会を誓った「約束」、そして3月の「弥生」とセットリストにもストーリーを盛り込み、[BASE編]ならではの距離感で温かい空間になりました。

松川ジェットでの「炭酸水」「嘘」を挟み、後半は熱気に溢れるバンドセットでの展開。アンコールではI ROCKSのテーマソング「星空」を大合唱。改めてI ROCKSはオーディエンスにとっても、LACCO TOWER自身にとっても特別な日なんだと実感。いよいよここから2ヶ月間、総勢55組が集い、彼らの地元・伊勢崎に音楽と愛が溢れます。新たに始まったI ROCKSのストーリーに要注目です!

3/2【LACCO TOWER】セットリスト
1.薄紅(アコースティックセット)
2.約束(アコースティックセット)
3.弥生(アコースティックセット)
5.炭酸水(Vo.松川ケイスケ、Key.真一ジェット)
6.嘘(Vo.松川ケイスケ、Key.真一ジェット)
7.夜明前(バンドセット)
8.青春(バンドセット)
9.口紅(バンドセット)
10.君(バンドセット)
11.共鳴(バンドセット)
EN.星空(バンドセット)
※一部、二部共通。


3月8日(土)I ROCKS 2025[BASE編]※レポートあり

[BASE編]の2公演目を任されたのは、LACCO TOWERの盟友「goodtimes」。I ROCKS自体には、前身バンドの「DOOKIE FESTA」「L」を含め、初年度から幾度となく出演しています。そして、「back number」を入れた3バンドでツアーで苦楽を共にした、彼らとの関係性が濃いと言える1組。

そんな背景もあり、チケットは一般発売後に即完売。開場前から「楽しみにしていました!」といった声と笑顔で溢れていました。ライブはアコースティック編成で繰り広げられる[BASE編]ならではの、終始和やかな空気感。

「The final year」をもって活動終了の予定だった2023年、I ROCKS 2023で塩﨑が涙ぐみながら拳を突き上げていた様子が今でも鮮明に思い起こされる「命の種」をはじめ、1st配信シングル「beyond」から最新作「カタマリ」までを網羅したベストアルバムのようなセットリストを展開。キャリアが織りなす空気作りや一体感など、圧巻のパフォーマンスでした。

当日はちょうど結成8周年を迎えたこともあり、オーディエンスにとっても忘れられない特別な1日になったことでしょう。
※「goodtimes」は4月19日(土)I ROCKS 2025[DAY2]にも出演予定!

3/8【goodtimes】セットリスト
1.君の待つ場所
2.beyond
3.確かに
4.サダメヨサダメ
5.不満
6.みにくいいきもの
7.傘を待つ
8.アメニモマケル
9.午前2時
10.おかえり
11.はじまり
12.終わりを迎えた後のこと
13.言霊
14.命の種
15.カタマリ
EN1.シャボン
EN2.stranger


3月15日(土)I ROCKS 2025[BASE編]※レポートあり

「群馬は何年ぶりだろう、お久しぶりです。河内とのツーマンは個人的にも意味があるものなので嬉しいな」と、先手はこの日を待ち望んでいた『金廣真悟』。

「伊勢崎は20年ぶりくらいかな?DUSTBOWLってところでライブさせてもらいました」とエピソードを交えながら披露されたのは「光となって / グッドモーニングアメリカ」。自身のスタジオで楽曲制作に励んでいることもあり、別ユニット「わたしたちは真悟」の楽曲たちも輝きを解き放っていました。

後手は『河内健悟』。MCの中で、「バンド活動を休止してからも、一人でも出てくれよって言ってくれたのが、LACCO TOWERでI ROCKSで良かったです」と胸の内を明かしてくれました。2024年、ircleの無期限活動休止以降、実は何度も塩﨑からオファーをしていたという経緯もあり、河内の表情もどこか気張った様子。会場入りの4時間前に着いたかと思えば、駐車場で黙々と作曲。「今朝作った曲をやっても良いですか?」と音声メモを確認しながら「わがままの花束」を披露するサプライズもありました。

アンコールの「やさしさに包まれたなら / 荒井由実」では、二人の無茶振りもあり、配信と照明を担当していた真一ジェットがピアノで参加するスペシャルな瞬間も。バンドの活動休止がありながらも、音楽制作を続けていた二人。研ぎ澄まされたライブに宿る、歌い手の魂をひしひしと感じることができました。
※「グッドモーニングアメリカ」は4月19日(土)I ROCKS 2025[DAY2]にも出演予定!

3/15【金廣真悟】セットリスト
1.のこされし物のうた / 浜田真理子
2.餞の詩 / グッドモーニングアメリカ
3.光となって / グッドモーニングアメリカ
4.inトーキョーシティ / グッドモーニングアメリカ
5.青春だった / わたしたちは真悟
6.謳歌 / わたしたちは真悟
7.Heartbeat / 金廣真悟
8.空ばかり見ていた / グッドモーニングアメリカ

3/15【河内健悟】セットリスト
1.拳に爪 / 河内健悟
2.あふれだす / ircle
3.コズミック通り / 河内健悟
4.endless repeat / 河内健悟
5.わがままの花束
6.そして、また愛を探す / アシタカラホンキ!
7.2120 / 河内健悟
8.本当の事 / ircle

EN.1やさしさに包まれたなら / 荒井由実(金廣真悟&河内健悟)


3月16日(日)I ROCKS 2025[BASE編]※レポートあり

I ROCKS常連の「Rhythmic Toy World」から『内田直孝』が登場。「席近くない?でも、ありがたいことだよね!」と、ゆるいムードでライブが始まりました。ソロ名義の楽曲「音物語のテーマ」で安定の口火を切ると、バンドの楽曲も続けます。途中、冗談を交え会場の笑いを誘う場面も。

音楽活動の苦悩を語り、仲間のことを歌った「メリー」では涙を流すオーディエンスの姿も。彼自身、I ROCKS BASEでのワンマンライブは3回目。前回SOLD OUTできなかった悔しさもあり、完売となったこの日は何倍も気合が入っていました。

即興で曲を作るコーナーでは、I ROCKS BASE近くのコンビニに買い物に行った時の経験を元に、即興で曲を披露。即興とは思えない完成度で会場を沸かせました。

歌と歌詞がダイレクトに伝わる圧倒的な歌唱力で、感情を大きく揺さぶられたフロア。外は生憎の雨でしたが、会場は終始熱気に包まれ、I ROCKS 2025[DAY2]でのライブがさらに楽しみになるような素晴らしいライブになりました。
※「Rhythmic Toy World」は4月20日(日)I ROCKS 2025[DAY2]にも出演予定!

3/16【内田直孝】セットリスト
1.音物語のテーマ / 内田直孝
2.ループピクチャー / Rhythmic Toy World
3.ラストオーダー / Rhythmic Toy World
4.なにかしら / Rhythmic Toy World
5.メリー / 内田直孝
6.電影少女 / 内田直孝
7.即興曲作り(コーナー)
8.まだ / Rhythmic Toy World
9.会えるように / Rhythmic Toy World
10.少年とミサイル / 内田直孝
11.フレフレ / Rhythmic Toy World
12.VITE / Rhythmic Toy World


3月20日(木・祝)I ROCKS 2025[BASE編]

[時間]17:00(OPEN) / 17:30(START)
[出演]渡井翔汰(Varrentia、Halo at 四畳半)
[チケット]購入はこちらから!○空席あり
※後日、こちらにライブレポートが公開されます!


3月22日(土)I ROCKS 2025[BASE編]

[時間]17:00(OPEN) / 17:30(START)
[出演]カナタタケヒロ(LEGO BIG MORL) / 柴田隆浩(忘れらんねえよ) / oldflame
[チケット]購入はこちらから!△残りわずか
※後日、こちらにライブレポートが公開されます!


3月23日(日)I ROCKS 2025[BASE編]

[時間]17:00(OPEN) / 17:30(START)
[出演]GOOD ON THE REEL / The Gentle Flower.
[チケット]購入はこちらから!△残りわずか
※後日、こちらにライブレポートが公開されます!


3月28日(金)I ROCKS 2025[スマーク編]

[時間]18:00(OPEN) / 18:30(START)
[出演]LACCO TOWER / 渡ケント / Anna
[チケット]入場無料
[詳細]https://www.irocks.jp/IROCKS2025/news/3896/
※会場は「スマーク伊勢崎 1F はるなプラザ」です。
※後日、こちらにライブレポートが公開されます!


3月29日(土)I ROCKS 2025[BASE編]

[時間]17:00(OPEN) / 17:30(START)
[出演]水上えみり(なきごと) / 柿澤秀吉(秀吉) / KIE Anderson
[チケット]購入はこちらから!○空席あり
※後日、こちらにライブレポートが公開されます!


3月30日(日)I ROCKS 2025[BASE編]

[時間]17:00(OPEN) / 17:30(START)
[出演]高津戸信幸(MAGIC OF LiFE) / 少年あああああ(終活クラブ)
[チケット]購入はこちらから!×予定枚数終了
※後日、こちらにライブレポートが公開されます!


4月5日(土)I ROCKS 2025[BASE編]

[時間]18:00(OPEN) / 18:30(START)
[出演]片平里菜 / 堀越颯太(KAKASHI)
[チケット]購入はこちらから!○空席あり
※後日、こちらにライブレポートが公開されます!


4月6日(日)I ROCKS 2025[BASE編]

[時間]17:00(OPEN) / 17:30(START)
[出演]鶴 / FUNKIST / Leaps and Bounds
[チケット]購入はこちらから!△残りわずか
※後日、こちらにライブレポートが公開されます!


4月12日(土)I ROCKS 2025[BASE編]

[時間]【1部】13:00(OPEN) / 13:30(START)
[時間]【2部】17:00(OPEN) / 17:30(START)
[出演]PON(ラックライフ)
[チケット]購入はこちらから!×予定枚数終了
※後日、こちらにライブレポートが公開されます!


4月13日(日)I ROCKS 2025[BASE編]

[時間]【1部】13:00(OPEN) / 13:30(START)
[時間]【2部】17:00(OPEN) / 17:30(START)
[出演]BRADIO
[チケット]購入はこちらから!×予定枚数終了
※後日、こちらにライブレポートが公開されます!


4月18日(金)I ROCKS 2025[DAY1]

[時間]16:30(OPEN) / 17:00(START)
[出演]LACCO TOWER / アイカワヒトミ / Anna / The Gentle Flower. / youth / Leaps and Bounds / 渡ケント
[チケット]購入はこちらから!○空席あり
※後日、こちらにライブレポートが公開されます!


4月19日(土)I ROCKS 2025[DAY2]

[時間]10:00(OPEN) / 11:00(START)
[出演]LACCO TOWER / a flood of circle / KAKASHI / goodtimes / グッドモーニングアメリカ / SHAKALABBITS / ハンブレッダーズ / LEGO BIG MORL / 忘れらんねえよ
[チケット]購入はこちらから!○空席あり
※後日、こちらにライブレポートが公開されます!


4月20日(日)I ROCKS 2025[DAY3]

[時間]10:00(OPEN) / 11:00(START)
[出演]LACCO TOWER / Ivy to Fraudulent Game / アルカラ / 9mm Parabellum Bullet [Expand Session] / DJガッツいわせ with スベリィ・マーキュリー / 秀吉 / BLUE ENCOUNT / ラックライフ / Rhythmic Toy World
[チケット]購入はこちらから!○空席あり
※後日、こちらにライブレポートが公開されます!


4月26日(土)I ROCKS 2025[BASE編]

[時間]17:00(OPEN) / 17:30(START)
[出演]鹿山音楽 / シライシナオヤ / JilL. / Яyokei
[チケット]購入はこちらから!○空席あり
※後日、こちらにライブレポートが公開されます!


4月27日(日)I ROCKS 2025[BASE編]

[時間]17:00(OPEN) / 17:30(START)
[出演]秋本祥吾(サテライト) / DADANDAN / Newlife / Mississippi Duck Festival
[チケット]購入はこちらから!○空席あり
※後日、こちらにライブレポートが公開されます!


4月29日(火・祝)I ROCKS 2025[BASE編]

[時間]17:00(OPEN) / 17:30(START)
[出演]松川ケイスケ(LACCO TOWER)
[チケット]購入はこちらから!×予定枚数終了
※後日、こちらにライブレポートが公開されます!


ロック大国群馬でフェスを楽しもう!!

どのフェスに行こうって悩めるのは群馬県民の特権ですよね。筆者はどっぷり浸かっているので、どのフェスにも行きたい!と思ってしまうのですが。小さいお子さん連れのフェスデビューや、友人同士での青春フェスデビュー、カップルでデートのフェスデビュー。野外で自然と対峙するもよし、屋内で快適に過ごすもよし。音楽は自由ですし、各々がそれぞれの楽しみ方をしていただけたら嬉しいなと思います。『I ROCKS』は椅子もあるので、ビギナーの皆さんにも比較的参加しやすいフェスじゃないかなと思います。少しでも気になった方は、ぜひ過去の記事も参考にして参加されてみてくださいね!

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▼クレジット
写真提供/株式会社アイロックス
文/佐々木覆(troisdesign)

※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。

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