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2023年2月25日に「motto vol.30 -2023春号-」を発行しました。

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【高崎市】アートと食で文化とコミュニティを繋ぐ、隠れ家的エスニック料理スタンド。

こんにちは。motto編集部ライターのERIです。みなさん元気にしていますか?突然ですが、みなさんはタイ料理やベトナム料理、インド・ネパール料理、韓国料理、メキシコ料理、ブラジル料理などのエスニック料理はお好きですか?一昔前と比べて、気軽にアジア諸国や南米諸国などの料理を食べることができるお店が、群馬県内にも増えてきたように思います。現地出身の方が調理している本格派のお店もあれば、日本人の味覚に合わせて食べやすく作られているお店などもあり、案外気軽に各国の料理を楽しむことが出来ます。今回ご紹介する『ART & EAT SANGAM(アート&イート サンガム)』は高崎市内で美味しい東南アジアの料理が食べられるお店です。色々なご縁が重なり、実は私も何度も訪れている、お気に入りのお店でもあります。

1. 住宅地に佇む「食とアートのベースキャンプ」

高崎市の中居緑地帯沿の閑静な住宅街に佇む、『ART & EAT SANGAM』。木を基調とし、沢山の観葉植物が置いてある店内は、大人の隠れ家的な居心地の良い素敵な空間です。ピアノや民族楽器なども置いてあり、イベントの時には生演奏なども楽しめます。店内はカウンター席とテーブル席があり、おひとりさまは勿論、カップルやグループでの来店も。

アーティストとして世界中を旅する店主の大澤さんが掲げるのは「食とアートのベースキャンプ」。日本人向けにアレンジを加え丁寧に下ごしらえを施した食材で作るエスニック料理を楽しめるだけでなく、アートや音楽を発信するイベントを行うほか、キッチンカーでの出店も積極的に行なっています。

2. お腹も心も満足する、丁寧に下ごしらえされた料理の数々

実は私が初めて『ART & EAT SANGAM』を訪れたのはもう10年以上前、群馬に引っ越してくるよりも前になります。当時、夫に「群馬で美味しいものが食べられるお店に連れて行ってほしい」とリクエストしたところ、焼きまんじゅうでも高崎パスタでもソースカツ丼でもブラジル料理でもなく、『ART & EAT SANGAM』に連れて行ってくれました。

看板メニューのグリーンカレーを初めて食べた時の衝撃は、今でも覚えています。・・ちなみに、元々私は辛いものが好きなこともあり、昔からグリーンカレーを好んで食べていました。タイにも何度も行っていますが、その際も毎回必ず食べていますし、カナダでタイ人の女の子とルームシェアをしていた頃にもよく作ってもらったり等、結構な杯数の本格派グリーンカレーを食べている方だと思います。また、地元にも行きつけの老舗タイ料理屋さんがあったりもしたので「あー、グリーンカレーね」と軽い気持ちで食べはじめたのですが・・「おかわりをしたい!」「明日も明後日も食べたい!」と思ったのは『ART & EAT SANGAM』のグリーンカレーが初めてでした。

というわけで、『ART & EAT SANGAM』に来たらぜひ看板メニューであるグリーンカレーを食べてみていただきたいのですが、一皿で二つの種類の味が楽しめる、グリーンカレーとマイルドなトマトチーズカレーの合盛りも超おすすめです。

お皿の中央にライスがあり、左右に2種類のカレーが盛り付けられています。グリーンカレーは、鶏の出汁が効いていて濃厚でクリーミーな味わいと、後からくるホットなスパイシーさとココナッツミルクのまろやかな甘み、ハーブの風味のバランスが良い塩梅で、パクパクいけます(本当にクセになる美味しさなのです・・)。トマトチーズカレーは、グリーンカレーをベースにしながらもチーズのまろやかさとフレッシュなトマトの酸味が風味豊かで味わいが深く、濃厚な旨味が口の中に広がります。こちらは小学2年生の子どもでも食べられる辛さです(個人差あり)。

どちらのカレーにも、鶏肉がゴロゴロ入っていて、食べ応えがあります。ご飯に載せてあるナスやパプリカ、ピーマンの素揚げも熱々で美味しく、彩りも目に鮮やか。食器も盛り付けも素敵ですよね。正直言うと、私は今この記事を書きながら写真を見ているだけで、「あーまた食べたいな・・」と欲が止まりません。お腹がグーッと鳴ってしまいます。

カレーのルーは、日本人でも食べやすいようにココナッツミルクを多めにしてブレンドしているそうです。アクや油分を極限まで取り除くなど、下ごしらえにとことんこだわり、味の繊細さを実現しています。また、お米はカレー用に炊き方を変えているジャスミンライスで、ルーとの相性が抜群に良いのです。個人的には、パクチーが苦手でなければパクチーの追加トッピングがおすすめです。

お店自慢の「10品目のヤムウンセン」はほんのりとした辛さで食べやすく、春雨と小エビや新鮮な野菜との相性が抜群。家庭ではなかなか簡単に作れない味だと思うので、ぜひ一度試してみてほしいです。ドレッシングに魚介の風味や甘みも感じられ、レモンを搾るとより一層爽やかに。こちらもやみつきになります。

3. リピーターの多い「Liquid Record」のクラフトジンジャー

ジンジャーエール専門ブランドLiquid Record」(リキッドレコード)の、国産生姜と数種類のスパイスを独自配合したクラフトジンジャーエールもおすすめ!生姜の風味がしっかり際立っており、余計な甘さがなくさっぱりしています。勿論、カレーをはじめとする様々な料理に良く合います。

なお、こちらの「Liquid Record」の瓶入りのクラフトジンジャーエールベース『ART & EAT SANGAM』で購入することができます。生姜と数種類のスパイスを独自の割合でブレンドし、水を一切使わない無水製法にこだわったクラフトジンジャーシロップで、150mlのシロップには約150gの国産生姜が使用され、1本1本丁寧に手作りしているそうです。

なお、商品名には4桁の数字が記載されており、これらはJazzのレコードをオマージュして作っているのだそうです。辛味が1桁、スパイス感が2桁、フルーツ感が3桁、砂糖の種類が4桁に分類されます。

●「LR-3165」スタンダードジンジャー
迷ったらこちら!「Liquid Record」のベースとなるシロップ。てんさい糖、黄金生姜を使用し、程よい辛味と甘味、スパイス感が楽しめて、炭酸水は勿論、お酒やミルク、紅茶、お湯などなど・・何で割っても美味です。私は、料理の隠し味にも使ったりします。

●「LR-3078」 スパイシーダブルジンジャー
なんと、これ1本に約300gの生姜を使用!玄人向けの甘さ控えめ辛口ジンジャーエール。

●「LM-1603」 レモンジンジャー
スパイスなしで生姜とレモンのすっきりとした味わいを楽しめる、レモンジンジャーエール。王道的なおいしさで、炭酸水などで割ると、暑い季節にぴったり。

POINT

⁡炭酸水で4~5倍、ミルク・紅茶・お湯などでは8~10倍に薄めて飲むのがちょうどいいのだとか。

4. キッチンカーの出店や店内でのイベント開催も

実は『ART & EAT SANGAM』は、キッチンカーでの出店も色々な場所で行なっています。高崎市内にある「スーパーまるおか」や「高崎健康福祉大学」にて、定期的なランチ出店をはじめ群馬県内外の様々なイベントなどでも出店されています。もしかしたらみなさんの中にも、キッチンカーを見たことがあったり、テイクアウトで『ART & EAT SANGAM』の食を楽しんだことがある方もいらっしゃることでしょう。

なお、『ART & EAT SANGAM』とライブハウス「浅草橋MANHOLE」との共同出資による冷凍の商品もオンラインで販売中です。テイクアウトでいただける『ART & EAT SANGAM』の料理が、こちらからも購入でき、温めるだけでお家で本格的な味を楽しむことができます。興味がある方は、ぜひお試しください!→ SangaMan’s STORE

また、店舗では定期的に音楽イベントも行なっており、国内外の様々なアーティストを呼んだり、時には店主の大澤さん自らがドラムなどの楽器を演奏することも!私も何度かお邪魔したことがあるのですが、昼と夜とではお店の雰囲気も違い、またアーティストとの距離感がとても近く、またその場でジャムセッションが始まったりと、ライブ感がとても楽しかったです。なお『ART & EAT SANGAM』でのLIVEの映像の一部は、こちらからも視聴可能です。

キッチンカーの出店情報やイベント情報の詳細は、ぜひこちらのInstagramからチェックしてみてくださいね!

PROFILE
鈴木ちゃんねる
前橋市出身。2017年、第25代ローズ・クィーンに選出され、前橋の顔として市内の様々な行事に参加しPR活動を担う。2018年からはYouTubeチャンネル『鈴木ちゃんねる』を開設。モデル顔負け、持ち前の高身長を活かしたファッションやメイクを中心に投稿し、2022年7月現在150本以上、総再生数は90万回以上を記録。群馬のライフスタイルを発信する貴重な女性YouTuberとして人気を博している。
[Instagram] @suzukiiiii_channel
X@suzukii_channel
YouTubehttps://www.youtube.com/@suzukiii-channel

▼クレジット
モデル/鈴木ちゃんねる
ヘアメイク/ 馬場宏美
コーディネート/倉田宏美(Oval / nyumun)
衣装/nyumun
車/Viewt story(光岡自動車)
写真提供/ART & EAT SANGAM
撮影/佐々木覆(troisdesign)
文/ERI

TODAY’S CAR[Viewt story]
光岡自動車が提供する唯一無二のカスタマイズカー。大量生産ではなし得ないフォルムと車内を彩る雰囲気がドライバーを魅了する。レトロモダンな雰囲気漂うデザインと快適なドライブを支える先進安全機能を兼ね備えたこだわりの一台。

※motto vol.35「That’s Playful World」の記事を一部転載しています。 
※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。

MENU ※一部抜粋/すべて税込

  • [FOOD]
  • ●季節野菜のピクルス / ¥682
  • ●10品目のヤムウンセン Small (甘口) / ¥638
  • ●エビの生春巻き 2本 / ¥1,232
  • ●自家製フライドポテト M(250g) / ¥682
  • ●チャイのパンナコッタ / ¥616
  • [DRINK]
  • ●LR-3165 定番ジンジャーエール / ¥594
  • ●マンゴーラッシー / ¥649
  • ●ビサップ (HOT/ICE) / ¥539
  • [LUNCH]
  • ●グリーンカレーとトマトチーズの合盛りカレー / ¥1,419
  • ●Sangamラクサ / ¥1,309
  • ●ガパオ・ムー -温玉添え- / ¥1,254
  • ●マッタイ / ¥1,232
  • ●鶏ガラ出汁のフォー / ¥1,118

【埼玉県・本庄市】元宿場町に店を構える、パパ・ママ憩いの子供服店。

こんにちは!motto編集部ライターのMAYOです!梅雨と暑い日が続いていますが、みなさんおかげんいかがでしょうか?私は少しバテ気味ですが、家の周りでは田植えが始まり、綺麗な田園風景を眺めては癒されています。さて、今回ご紹介するのは、どこか懐かしさ漂う子供服店『ayatori perch(アヤトリ パーチ)』。子育て中のパパ・ママ必見の、ほっと一息つけるお店です。

1. 築136年の建物をリノベーションした、温故知新なお店

『ayatori perch』は、元々宿場町であった埼玉県本庄市銀座に店を構えます。お店はなんと日清戦争よりも前にできた建物(築136年)、元菓子店「三浦屋」をリノベーション。30年前までは贈答用や量り売りのお菓子が並び、子どもたちが小銭を握りしめて集まる場所だったそうです。しかし、地域に愛されてきたそんなお店も、店主の高齢化により惜しまれつつも閉店。次の担い手がいないまま30年の時を経たそうです。

店主の大塚さんは、初めて店内を見た時、「おばあちゃん家のように落ち着く。昔の建物には人を癒すパワーがある!」と感じたそう。新築では出しえない趣や貫禄を前に、東京生まれ、東京育ちの大塚さんの目には魅力的に映りました。そこで、いつもお世話になっているという「本庄デパートメント」さんの協力をあおぎながら、最低限のリノベーションで古きを悪とせず、どこかほっと落ち着く店をオープンさせる計画を立てたのだそう。

「本庄デパートメント」さんがリノベーションを行う上で実施したクラウドファンディングでは、目標額の160%を達成するなど、多くの方の支援を受けました。また、みんなで作り上げることも大切にしたいという想いから、業者に一任するのではなくタイル貼りワークショップを開き、3歳から50代までが参加したのだそう。こだわりに満ちた店内は、様々な方の想いも詰まった空間になっています。

また、現在本庄市内では空き家の増加が社会的課題になっているのだそう。『ayatori perch』は、築年数のある建物でも活用次第で息を吹き返せるというロールモデルになりそうですね!

2. 「こんな子供服を待っていた!」を叶えるラインナップ

『ayatori perch』で取り扱うのは、新生児からジュニアサイズまでの子供服がメイン。オリジナルブランドや韓国子供服のほか、作家さんが手がけるブランドものも顔を並べます。

国産にはないデザインや色味のものを中心に、トレンドのニュアンスカラーを中心としたアイテムを数多くラインナップ。大人顔負けのデザインや色味を考慮したセレクトを展開しています。

また、一部レディースのアイテムもあるので親子でお揃いコーデも叶います。ママはもちろん175cmくらいのパパであれば着こなせる「fam pullover tops」はフリーサイズで、おしりがすっぽり隠れるような着丈。そのままさらっと着ても、デニムやスカートにインしても可愛く着こなせそう。ドロップショルダーで身幅が広めなので、インした時のゆるっとしたシルエットもポイントです。

ほかには、デイリーはもちろん、卒入園式、発表会、お呼ばれの場にもおすすめの「kate blouse」。ナチュラルなカラーで心地よく着られる秘訣は、コットン65%、リネン35%で作られる素材。子どもたちが着るものだから、肌触りの良い素材にはこだわりたいですよね。『ayatori perch』で扱う洋服は素材にもこだわったものが多いので、安心して子どもに着させてあげられますよ。

POINT

編集部おすすめは、夏にぴったりなハンドメイドブランド「𝗬𝗢𝗥𝗜𝗦𝗢𝗟」の麦わら帽子。

3. 絵本や焼き菓子などカテゴリーを超えた作家の作品が集う

『ayatori perch』では、そのほかに絵本や焼き菓子、アクセサリーなどカテゴリーを超えて22名(雑貨・アパレル17名、飲食5名)の作家さんが参加しています。ここで筆者の気になる作家さんを少しご紹介しましょう。

まずは、海外のお洒落な絵本を買い付け、販売している「萌音書房」さん。思わず手に取ってしまうような可愛らしいものが多く揃います。

次に、「Elle part.(エルパール)」さん。ニュアンス、ガーリー、韓国風など幅広いデザインが魅力のネイルチップ作家さんです。個々の事情で普段はネイルができないママさんにおすすめです。

haiji(はいじ)」さんは、スタイや歯固めなどを販売しています。特にヘアアイテムはベビーからキッズに大人気なのだそう。

そして、気になるおやつの販売は、週末だけ出会えるドーナツというコンセプトの「シューマツドーナツ」さん。毎週作り手が変わるといっためずらしいドーナツ屋さんです。中でも「なんばーぜろ どーなつ」は、米粉と豆乳で作る子供にもやさしいドーナツ。他にも魅力的な作家さんたちの渾身の作品が豊富に並んでいます。また、ベビーマッサージのワークショップなども不定期で開催しているので、ぜひInstagramでチェックしてみてくださいね!

4. 子育て世代の止まり木を目指して

元々はオンラインのみで販売を行ってきましたが、実店舗をオープンさせるにあたり、「単なるお洒落な洋服屋さんではなく、足を運んでくれる方々が癒やされ、元気になって家に帰っていけるようなお店にしたかったんです」と語る大塚さん。

子育て中は家から出ることが少なく、社会から隔離されたような孤独感や疎外感を感じるママさんが多い社会。自身も同じような経験をしたことから、子育て世代の「止まり木=perch」になれる場所を作りたいという想いが込められています。

店名に付けた「ayatori(あやとり)」は、大塚さんが子育ての壁にぶつかった状況でも息子さんと繋がれた唯一のツールなのだとか。今後も「今日、なんか楽しかった」「可愛いが見つかった」とお客さんに感じてもらえるような店づくりを目指したいと語ります。

育児の合間にふらっと立ち寄って洋服や作家さんの作品に触れてみたり、焼き菓子片手に寛げたり。そんなママさんたちが自然と集まって、一つの「環」が生まれることが一つの目標なんだそう。高崎市内から本庄市のある埼玉県北部は車で約30分。可愛い洋服と心の癒しを求めて、車を走らせてみてはいかがでしょう?

TODAY’S CAR [SIENTA]
家族のお出かけをワクワクに変えてくれるトヨタの最小ミニバン。寛ぎ空間、抜群の操作性、頼もしい予防安全パッケージなど、ファミリーに優しい一台。

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PROFILE
鶴田真梨(ツルタマリ)
1993年3月30日生まれ。群馬県藤岡市出身。BARKinSTYLe(B-TOKYO)所属のファッションモデル。170cmの長身を活かし、アーバンからカジュアルまで様々なファッションを着こなす。当時、ザスパクサツ群馬の選手であった川岸祐輔選手と結婚、現在は2児の母モデルとしても活躍している。息子の「暖(だん)」もキッズモデルとして同事務所に所属。UNIQLOやカインズ「#川岸家の日記」では親子で広告モデルとして出演。
[Instagram] @mari_tsuru
[X] @iwblsuzy

▼クレジット
モデル/鶴田真梨、暖、楓(BARKinSTYLe)
ヘアメイク/馬場宏美
衣装/モデル私物
車/SIENTA(群馬トヨペット)
写真提供/ayatori perch
撮影/三木康史(troisdesign)、佐々木覆(troisdesign)
文/MAYO

※motto vol.35「HIT FAMILY ROAD」の記事を一部転載しています。 
※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。

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