【高山村】親子で訪れたい！持続可能な未来を目指す村の魅力交流地点。

こんにちは！motto編集部ライターのMAYOです！とにかく暑い群馬の夏、どこか避暑できる場所に行きたいですよね。そんなときにおすすめなのが『たかやま未来センターさとのわ』です。屋内にカフェやキッズスペースがあるので、1日中でも遊んでいられます。高山村という緑豊かな場所にあるのでロケーションもばっちり。ぜひ子どもを連れて遊びに行ってみては？

1. 「たからのやま」に誕生した観光交流施設

「たからのやまたかやま」のキャッチコピーを誇る高山村は、吾妻郡に属する人口3,300人の、のどかな農村地域です。群馬県の北西部に位置し、南北に1,000m級の山々が連なる雄大な自然に囲まれているため、夏季はは気温も穏やかで湿度も低く、涼しいのが特徴。

また、美しい星空が観られるのも魅力のひとつ。美しい星空景観を守るために、国内でも珍しい「光環境条例」により人工光を抑制し、天体観測に適した環境づくりに努めているのだそう。

そんな高山村に誕生したのが、『たかやま未来センターさとのわ』。「一人ひとりが次世代を想い、100年先も住み続けられる持続可能な村」の実現のために、地域の魅力や暮らしをつなぐ施設です。「さとのわカフェ」「だんだん広場」「さとのわラウンジ」「さとのわフードファクトリー」の4つの要素で構成され、村民と一緒に育っていく施設づくりや村内の食材を使ったメニュー提供を通じ、村内外問わず様々な人を繋げることで、新たに高山村を盛り上げる場所として機能しています。

2. 高山村の旬を味わえるこだわりカフェメニュー

『たかやま未来センターさとのわ』の建物の中にはピザやジェラート、ごはんものやスープなど、村の美味しい採れたて野菜を味わえるカフェが入っています。

定番で人気なのが、高山村の名産・ビーツを使用したピザ。色鮮やかな見た目もさることながら、ビーツは「食べる輸血」と呼ばれるほど、栄養素が豊富なビーツは疲労回復やアンチエイジングを期待できます。酸味とチーズのコンビネーションが病みつきなうえ、サラダ感覚なのでぺろっと食べられます。村のたけのこと山椒を使った「たけのこ山椒」や、「3種チーズとたかやまハチミツ」は高山村でも人気の養蜂家本間さんが丹精込めて作っている完熟・無添加蜂蜜を3種類のチーズで焼いたピザなど、旬を味わえる期間限定メニューも展開しています。

また、人気のミルクジェラートは村内酪農家の生乳を使用しているため、濃厚なミルク感なのに後味はすっきり。村の名産品・枝豆を使用した「えだまめミルク」も人気。ジェラートは可愛いパッケージのものをお隣の道の駅でも購入可能。ちょっとした手土産にいいですね。

カフェ内にはキッズスペースもあるので子連れでも安心してお食事を楽しめますよ！

3. 子どもの心を育む「だんだん広場」

腰掛けてゆったり親子でくつろげる「だんだん広場」。おもちゃが充実したキッズスペースもあるので、子どもとめいっぱい楽しめますよ。ぬくもり溢れる木製のおもちゃたちはキッズの心も育んでくれるはず。

壁一面に並ぶ絵本は、なんとすべて村民から寄贈されたもの。真新しい本を並べるのではなく、村民たちの持ち寄りで作り上げること、モノを無駄にしない意識など一過性ではなくこれからも続いて欲しいなと思う素敵なスペースになっていますよね。まさに世代を超えて村民の絆を繋いでいます。

また、先日は映画「いただきます　みそをつくるこどもたち」が上映されるなど、こちらのスペースはトークやライブなどイベント会場として活用されることもしばしば。村民が集える場所にもなっているんですね。

4. むらの未来を担う場所として

高山村の「美味しい」を形にするフードファクトリーにも注目。村で採れた農産物の加工や商品開発を行なっています。野菜や果物などそれぞれに合った方法で加工することにより、よりフレッシュでおいしい状態で消費者にお届けできます。

これらを使ったメニューは「さとのわカフェ」でも楽しむことができます。

そして、観光や移住の情報を中心に村の掲示板として情報発信をする場がラウンジです。高山村の歴史や観光情報を得られるのはもちろんのこと、Wi-Fiや複合機を利用可能なので、リモートワークや学習の場としても利用ができます。シェアキッチンが併設されているので、調理系のワークショップも楽しめるなど、村内外の交流や地域の方の活動場所としても利用されているそうです。

5. 心洗われる高山村を堪能しよう！

また、さとのわの周りにはコテージや温泉施設もあります。コテージはファミリーから友人同士など気軽に利用が可能。宿泊者は隣接する「高山温泉ふれあいプラザ」で思う存分温泉を楽しめます。

隣接する「道の駅中山盆地」には足湯を併設。目の前に広がる田園風景を眺めながらほっと一息つくことができます。ドライブの疲れも癒されますね。

近年、高山村は全国各地からの移住希望者も増加傾向にあります。都心部のような便利なお店は少ないかもしれませんが、緑豊かな風景や里山の恵みが改めて注目を浴びています。様々なライフスタイルを受け入れる世の中になりつつあるからこそ、便利さにはないスローライフを選ぶ人や二拠点居住を求める人が増えてきているのでしょうか。

日帰りも良いですが、ゆったり過ごせる宿泊にして星が瞬く夜空を見上げてみるのも良さそうですね。日々の喧騒を忘れ、心を浄化する高山村に足を運んでみませんか？

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PROFILE
鶴田真梨（ツルタマリ）
1993年3月30日生まれ。群馬県藤岡市出身。BARKinSTYLe（B-TOKYO）所属のファッションモデル。170cmの長身を活かし、アーバンからカジュアルまで様々なファッションを着こなす。当時、ザスパクサツ群馬の選手であった川岸祐輔選手と結婚、現在は2児の母モデルとしても活躍している。息子の「暖（だん）」もキッズモデルとして同事務所に所属。UNIQLOやカインズ「#川岸家の日記」では親子で広告モデルとして出演。
［Instagram］ @mari_tsuru
［Twitter］ @iwblsuzy

▼クレジット
モデル／鶴田真梨・暖（BARKinSTYLe）、楓、川岸祐輔
ヘアメイク／馬場宏美
衣装／モデル私物
車／SIENTA（群馬トヨペット）
写真提供／高山村
撮影／佐々木覆（troisdesign）
文／MAYO

※motto vol.31「HIT FAMILY ROAD」の記事を一部転載しています。
※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。