【太田市】絶品グルメをきっかけに寺院の歴史的価値を伝えるお寺カフェ。

こんにちは。motto編集部ライターのERIです。みなさん元気にしていますか？ここのところ、カラッとしないお天気が続きますね～。車を運転中にゲリラ豪雨に遭遇する確率が高い筆者なのですが、その度に愛車のフロントガラスが綺麗になっている気がします。湿度の高い天気ですが、美味しいものを食べて乗り切ります！本日は、今春オープンした話題のお寺カフェ『PYRAMID CAFE & ROASTERY（ピラミッド カフェ アンド ロースタリー』をご紹介します。

1. 話題のお寺カフェ

太田市内にある『呑嶺山明王院』というお寺に隣接した、今県内で話題のお寺カフェ『PYRAMID CAFE & ROASTERY』。こちらの呑嶺山明王院の若き副住職は調理師でもあり自らカレーや焼き菓子、自家焙煎コーヒーを手がけています。なんだか一見ちょっと珍しいけどとても居心地の良い素敵なお店です。2023年春にオープンしたばかりですが、約2年ほど前から店舗オープンに向けて準備を行ってきたそうです。⁡

「都内に負けないクオリティのお店をつくる」というコンセプトのもと、内装は壁から天井までコンクリート打ちっぱなしの空間に無垢材の梁や柱がとても際立っていて、シンプルで洗練された雰囲気。照明器具などにもこだわっていらっしゃるところも流石。そして、⁡ところどころに飾られている植物が癒しの空間を演出しています。

2. 身体に優しい精進風メニュー

名物にもなりつつある、副菜をたっぷり乗せた「精進風カレープレート」は1日限定10食の人気メニュー。お肉を使わない、植物由来の大豆ミートや高野豆腐、ご自宅の畑で収穫した野菜や地元の農家さんからのいただきものをふんだんに使用しています。隠し味には八丁味噌を加えることでコクと旨味をプラス。（超人気なので、事前の予約がおすすめです。）

こちらは「クロックムッシュプレートランチ」。県内で美味しいクロックムッシュがいただけるお店は貴重ですよね。季節の野菜の彩り鮮やかなサラダと一緒に、バランス良く栄養も摂れます。

『PYRAMID CAFE & ROASTERY』のお料理は、どれも丁寧に調理されており、優しい味わいが身体に染み渡ります。お腹だけではなく、心も満たされます。

3. カフェタイムもゆっくり味わって

そして、コーヒーのメニューもこだわりの一つ。世界各地から豆を厳選し、副住職自ら自家焙煎したコーヒーはお食事やスイーツとの相性も◎。焙煎度ごとに8種類以上の豆の中から選ぶことができ、バリスタが一杯ずつ丁寧に淹れてくれます。特にミルクに負けない深煎りのコーヒーの味わいが楽しめるラテは、これからの季節にピッタリです。

ちなみに、お店で使用しているこだわりのコーヒー豆は、店舗で購入することも出来ます。パッケージもおしゃれなので、自宅用のみならずコーヒー好きの方へのギフトや手土産にもおすすめ。

自家製ジンジャエールはこれからの暑い季節、夏バテ予防にもぴったり。炭酸とジンジャーの爽快感がクセになる味わい。

また店内では、カヌレやマドレーヌなどのお菓子を焼き上げています。こちらはぜひ、コーヒーと一緒に楽しんでみてください！カヌレは特にオススメで外はバリッと、中はモチっと仕上がっています。しっとり優しい味わいのマドレーヌも美味。焼き菓子は、焼き立ての状態が最も美味しくなるレシピで作っているそうです。

また、見た目からして食べるのが勿体無いほど可愛いこちらのプリンも是非お試しあれ。こちらは、なるべくシンプルな原材料で作っているそうなので、どなたにも安心して食べていただけますよ。少し固めで、カラメルのほろ苦さが特徴。また低温でじっくり焼き上げることで「鬆（す：加熱のし過ぎが原因でスポンジのように細かい穴が空いてしまうこと）」をなくし、きめ細かく仕上がっているそうです。こちらも大人気で、完売することも多いそう。

4. 四季折々の風景を楽しみながら

実は『PYRAMID CAFE & ROASTERY』の店名は、寺院内の石造「千体不動塔」がピラミッド型であることに由来。こちらは太田市重要文化財となっており、高さ6メートルの塔で、千体不動堂の名の通り、1,000体のお不動様が彫られています。なおこちらは豆知識ですが、明王院は中世に新田氏が治めた荘園「新田荘」の遺跡を構成しており、境内の一部が、2000年11月に国史跡に指定されています。お食事に来られた際には、ぜひ参拝してみてください。

店内からは、桜や彼岸花など、四季折々の表情を見せる植物を眺めることもできます。手入れの行き届いた美しい境内の風景を楽しみながら食事を楽しめるなんて最高ですね！たまには、ゆったりとした時間を過ごしましょう。ぜひ足を運んでみてください。

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PROFILE
木村ミサ（キムラミサ）
1990年12月25日生まれ・群馬県出身。ASOBISYSTEM所属。各種ファッション雑誌で読者モデルとして活躍中。明るい笑顔と透明感のある雰囲気で男女ともに支持を集めている。こよなく愛しているものは「カレー」「アイドル」「お茶」。カレー専用インスタグラム（@ohapote_curry）を開設するほか、お茶好きが高じ、『Hanako. tokyo』にてお茶の魅力を伝えていく連載「本日の至福、このお茶一杯より。」がスタート。独自のこだわりのライフスタイルが注目を浴びている。
［Instagram］ @misaxmas
［X］ @misaxmas_

▼クレジット
モデル／木村ミサ（ASOBISYSTEM）、山崎歩美
ヘアメイク／馬場宏美
衣装／TIMES ARE CHANGIN’
車／Viewt（光岡自動車）
撮影／佐々木覆（troisdesign）
文／ERI

TODAY’S CAR［Viewt］
光岡自動車が提供する唯一無二のカスタマイズカー。国産車でありながら独創的なデザインを追求したこだわりの一台。大量生産ではなし得ないフォルムと車内を彩る雰囲気がドライバーを魅了する。

※motto vol.31「That’s Playful World」の記事を一部転載しています。　
※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。