【埼玉県】時間を忘れて癒される、健康がコンセプトの温泉テーマパーク。

こんにちは。motto編集部ライターのERIです。みなさん元気にしていますか?みなさんは、温泉はお好きですか?日本人には馴染みの深い温泉。ゆったりまったりのんびり癒されに行ったり、アクティビティの帰りに寄ったり、湯治だったり・・様々な目的で行かれることでしょう。最近では、山の方だけではなく街中にも温泉施設があったりしますよね。お気に入りの温泉があるという方も多いかと思います。本日は、お湯はもちろんのことくつろぎスペースやお食事処も充実している話題の温泉施設『おふろcafé 白寿の湯』をご紹介します。

1. 「まるで発酵食品のように」一日中のんびり過ごせる館

埼玉県と群馬県の県境付近、児玉郡神川町にある『おふろcafé 白寿の湯』。いわゆるスーパー銭湯とはまた少し違う雰囲気で時間を忘れて癒される、健康がテーマのリラックスできる温泉施設です。旅館さながらの食事処やのんびり過ごせる寛ぎ処など、1日中楽しめるコンテンツが充実しています。

そんな『おふろcafé 白寿の湯』ですが、かつては「湯郷白寿 神流川温泉」という名でゴルフ場の経営会社が開発した温泉だったそう。その後2001年に経営が変わって「神流川温泉 白寿の湯」となり、その頃から県内外の強烈泉質好きの間でじわじわと口コミが広まり、地元の方だけでなく温泉好き界隈では密かに有名な温泉でした。そして2016年10月に『おふろcafé 白寿の湯』としてリニューアルし、最近では若い方やファミリーも多く訪れるようになったそうです。

なお、白寿とは99歳を表す言葉。「みなさまに白寿(99歳)まで元気に健康に長生きしてほしい」という願いを込めて名付けられたそうです。

2. 温泉好きも通う泉質が自慢の温泉

『おふろcafé 白寿の湯』の源泉は近隣を流れる神流川(かんながわ)の流れを汲む神流川温泉。塩化物泉の中でも特に濃い「ナトリウム・塩化物強塩泉(高張性・中性低温泉)」で、地下750mの古生層から湧出し、別名「熱の湯」と呼ばれるほど身体が芯からよく温まる本格天然温泉(加温、加水、濾過循環あり)です。海水と同程度の塩分濃度で、採水した直後は無色透明ですが、空気に触れ、熱を加えると不透明な褐色になります。源泉のままの濃さではパイプ詰まりや、湯あたりする人が続出するため、井戸水による加水を行っています。

温泉の濃さを証明するように、湯舟のふちや床には褐色の温泉成分の結晶が、千枚田のような様相で堆積し、元からあるタイルと癒合して何とも言えない景観を醸し出しています。また、女性浴室では「糀」入りの泥パックを無料で使用することが出来るサービスも。天然泥に含まれる鉱物「モンモリロナイト」が、肌の余分な皮脂を取り除き、肌をなめらかにしてくれます。

3. 健康をテーマに発酵・糀料理を堪能できる食事処

館内の食事処「寝かせ玄米®と糀料理 俵や」の料理は、地産地消を念頭に地元・神川町周辺の自慢の食材を使用し丹精込めて作られています。

麹を始め、醤油や味噌などは神川町に明治35年から根付く「ヤマキ醸造」の商品を使用。上質な国産有機原料により、日本の豊かな自然を活かした昔ながらの醸造法を守り続け、本物を追求したものづくりをしている老舗です。

一番人気は、豪華な気分を味わえる「発酵玉手箱 俵や御膳」。神川町産の玄米を72時間寝かせ、もちもちした食感に仕上がった寝かせ玄米®と15品目のおすすめ料理を少しずつ味わえます。俵やの美味しさが凝縮された、ここに来たら是非一度は味わいたい御膳です。季節の味覚や地元で採れた食材、糀を使った料理で身体の中から健康に。

こちらは「地粉ざる蕎麦」。秩父産蕎麦粉と秩父産小麦粉を使用。秩父は蕎麦の産地としても有名で、「秩父の味」として古くから親しまれてきました。地元の味を召し上がれ。

また、海なし県の埼玉で「温泉サバ」を育てるプロジェクトも行なっているのも特徴の一つです。

2021年からサバの陸上養殖を開始し、メディアにも取り上げられるなど話題になっています。陸上養殖のサバは海を介していないのでアニキサスの心配もなく、刺身や〆立てを味わえるというメリットがあるとのこと。サバのキャラクター「サバトン」も人気なのだとか。

「炙りさばラーメン」も人気メニューの一つ。「はしづめ製麺」の全粒粉麺を使用し、さば節とミネラル豊富な塩で出汁をとり、さばオイルでさらに風味をプラス。香ばしく炙ったさばとカボスがトッピングされた一品は、あっさりしつつも奥行きのある味わいです。

POINT

埼玉県産の原材料のみ使ったハイクラスな地酒も堪能できます。

4. つい時間を忘れてしまいそうになる、寛ぎ空間

「寛ぎ処 葉隠」は、落ち着いた木目に囲まれたくつろぎの空間。

天井まである本棚には約5,000冊の漫画や雑誌がずらりと並べられています。ハンモックや、床を丸くくり抜いた独特な樽型のソファーもあり、身を任せれば気分は発酵味噌。

無料コーヒーやマッサージチェアも利用でき、入浴をしない場合も1日をのんびり過ごせます。一人ひとりの過ごし方を大切にしたスペースで、自分が発酵食品になったような気持ちで、のんびりと自分だけの「自由な休日」を過ごすことが出来ます

屋外には、自然の光や空気を感じながらゆっくりと涼んでいただける特別な空間「朝凪」と「夕凪」も。寒い日には中央に設置された野外暖炉が大活躍します。また、ボディケアやフットケア、眼精疲労ケアなどの豊富なサービスを受けられる、「癒しどころ 癒楽」や、ゆったりとおやすみいただけるスペース「うたたね処 宵月」などもあり、日々の疲れをとるにはもってこいですね。

「お土産処 おみや」では、食事処「寝かせ玄米®と糀料理 俵や」でも使用している「結わえる」の寝かせ玄米®や「ヤマキ醸造」の商品も購入することができます。他にも、健康や地産地消に関連した商品もたくさん取り揃えています。

また、縁日やジャンケン大会、魚の解体ショーイベント「さばき会」など、ファミリーで楽しめるイベントも不定期で開催しています。地域の方のみならず、観光スポットの経由地という立地柄、旅行者たちの拠り所となっているようです。2024年6月22日には温泉と糀・発酵のテーマパークを目指してリニューアルオープン!テラスには埼玉県初となる回転式の「流しそうめんテラス」が登場するほか、「海の幸さばき会」を魅せる「さばき台」やソロ湯治、2名様利用でもゆったり過ごせる「湯あがりラウンジ」を新設予定だそう。

公共交通機関ですと、JR高崎線本庄駅から朝日バス神泉総合支所行きで32分、下渡瀬で下車してすぐです。お車だと、関越自動車道本庄児玉ICから国道462号を鬼石方面へ13km行った場所になります。ドライブがてら、是非立ち寄ってみてくださいね!

TODAY’S CAR [SIENTA]
家族のお出かけをワクワクに変えてくれるトヨタの最小ミニバン。寛ぎ空間、抜群の操作性、頼もしい予防安全パッケージなど、ファミリーに優しい一台。

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PROFILE
鶴田真梨(ツルタマリ)
1993年3月30日生まれ。群馬県藤岡市出身。BARKinSTYLe(B-TOKYO)所属のファッションモデル。170cmの長身を活かし、アーバンからカジュアルまで様々なファッションを着こなす。当時、ザスパクサツ群馬の選手であった川岸祐輔選手と結婚、現在は2児の母モデルとしても活躍している。息子の「暖(だん)」もキッズモデルとして同事務所に所属。UNIQLOやカインズ「#川岸家の日記」では親子で広告モデルとして出演。
[Instagram] @mari_tsuru
[X] @iwblsuzy

▼クレジット
モデル/鶴田真梨、暖、楓(BARKinSTYLe)
へアメイク/馬場宏美
衣装/モデル私物
車/SIENTA(群馬トヨペット)
写真提供/おふろcafé 白寿の湯
撮影/三木康史(troisdesign)、佐々木覆(troisdesign)
文/ERI

※motto vol.35「HIT FAMILY ROAD」の記事を一部転載しています。 
※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。

おふろcafé 白寿の湯

[所在地]
埼玉県児玉郡神川町渡瀬337-1
[TEL]
0274-52-3771
[営業時間]
10:00~23:00
[定休日]
不定休
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