どうも、motto編集長の三木(@troisdesign)です! コロナ禍が明け海外旅行の気運も高まってきたと思えば、そこに円安や原油高による燃油サーチャージの高騰などで、ハードルが上がってきているのも事実だったりします。特に欧米への旅行は、現地での飲食・宿泊の予算を考えると、LCCを使ってもコロナ禍以前とは比べ物にならないほど負担が大きいです。そこで、普段の生活で海外旅行の気持ちを味わえる、高崎の新鋭レストランのご紹介です。
CONTENTS
1. 海外渡航先人気ランキングで常に上位の🇹🇭Thailandと🇫🇷France。
日本人の海外渡航先の人気ランキングで、常に上位に位置する「タイ」と「フランス」。筆者もこの2カ国には10回近く訪れております。その二つの国に多く渡航している理由の一番は、やはり「ご飯が美味しい」に尽きます。旅においてグルメの比重はとても高く、おそらく多くの方もその土地の食を踏まえて旅行を計画しているのではないでしょうか。
タイという国には外食文化が古くから根付いていて、その代表が屋台です。1食50バーツ(約200円)で食べられるところが多く、手間を考えると自炊よりも遥かに安かったりします。ショッピングモールにあるフードコートもローコストで提供しているところが多く、衛生面を気にする観光客には特に人気が高いですね。バンコクの中心地・アソーク駅に直結するショッピングモール「ターミナル21」。その中にあるフードコート「Pier21」は、タイ旅行の際に必ず行ってほしい一推しのグルメスポットです。南国フルーツのフレッシュなスムージーもリーズナブルなので是非! 「トムヤムクン」「グリーンカレー」「ガパオライス」「パッタイ」など、日本人の大好きな王道のタイ料理って、やはり旅先で絶対食べてしまいますよね。
そして、美食の国の代名詞とも呼べるフランス。ガストロノミー(美食術)が2010年にユネスコの無形文化遺産に登録されるなど、フランスがどれだけ食の楽しみやこだわりを持っているのかが伺えます。フランス人は、一日三度の食事をとても大事にしています。朝食を簡単に抜いてしまう日本人の感覚は、おそらくフランス人には理解されないでしょう。食へのこだわりが美食を生み、それが芸術へと昇華させているのが、フランス料理を目の当たりにすると伝わってきます。「ポトフ」「ガレット」「キッシュ」「テリーヌ」などの代表料理から「マカロン」「エクレア」「フロマージュ」「クレームブリュレ」などのスイーツ、「ワイン」「シャンパン」などのアルコール類など、そのどれを取り上げても美食の国とされる所以が溢れています。
2. 本場フランスのミシュラン獲得店で修行したシェフが手がける、タイ×フレンチの創作料理。
若き兄弟が営むモダンタイレストラン「Laithai(ライタイ)」。本場フランスのミシュラン獲得店でも修行したシェフが手がけるのは、群馬で唯一無二のタイ×フレンチの創作料理。日本人向けのタイ料理と、華やかな見た目のフレンチを掛け合わせた料理たちが、とにかく美しく並びます。大衆的なタイ料理店とは異なり、デートでも使えるようなモダンな造りの店内は、一級建築士事務所HAGISOさんの設計・デザインによるものです。コンクリートと木目が調和する都会的な雰囲気は、ここがタイ料理店だというのを忘れてしまうほどです。
3. 普段使いのランチから、特別な日のディナーまで。
看板メニューはトムヤムクンと自家製生春巻き。世界三大スープの一つである「トムヤムクン」は、まろやかさを出すために牛乳を使用しているのがポイント。トムヤムクンラーメンは根強い人気ですが、スープをご飯にかけて召し上がるのも絶品です。海老や野菜をライスペーパーで巻いた生春巻きは、単品としても味わえるよう具材自体に味をつけています。そして、何と素麺が中に入っており、これはタイ料理店を営む母から受け継いだレシピだそうです。独創的で主役にもなれる生春巻きを、ぜひ堪能してみてください。
POINT
そして、Laithai渾身の美しすぎるコース料理は、ビジュアルもお腹も満足するものばかり。「見た目はフレンチで味はタイ料理」という、そのギャップが舌と感情を踊らせていきます。今回いただいたコース料理は、「①プティ・サレ」「②アミューズ」「③温前菜」「④冷前菜」「⑤肉料理」「⑥本日のタイ料理」「⑦デザート」「⑧焼菓子」にコーヒー(or紅茶)が付いた全8品(¥6,600)。
写真を見てお分かりかと思いますが、ビジュアルは完全なフレンチのコース。その料理を口に運ぶと、ほとんどの方が「えっ?」となります。上品さの中に南国の香りが漂い、程よくハーブとスパイスの効いた味わいが、見た目からは想像もできないタイの風を走らせていきます。パイ包み焼きは、パイを割るとトムヤムクンの香りが広がり、辛さを中和してパイが良い役割となります。メインでいただいたお肉料理は、タイの焼き鳥として有名な「ガイヤーン」をフレンチ風にアレンジしたもの。群馬県産赤城鶏のささ身を使ったムースとパクチーを筒状に巻き込み、オーブンでローストしています。蟹を使ったカレー炒め「プー・パッポン・カリー」は、レモングラスの泡を乗せてアクセントを与えています。そして、デザート・焼菓子で至福の時間のラストを飾ります。「タイ抹茶バスクチーズケーキ」は、ホールで持って帰りたいくらいハマりそうです(笑) お酒も進み、満足すぎるモダンタイ料理のコースを完食。あー幸せだ、アロイアローイ!!
記念日のディナーをお考えの方、まずはランチ利用で「Laithai」の魅力に是非触れてみてください。ワインやタイ産クラフトビールなどお酒も充実しているので、美食と共に愉しめると思います。
4. 店長の佐野さんと愉しむタイのディープな話も魅力。
円安や物価高ではありますが、それでもタイは比較的リーズナブルに旅行できるので、まだまだ魅力的です。そして、タイ旅行未経験の方、これからタイ旅行をお考えの方は、一度Laithaiでお食事を楽しんでください。店長の佐野さんから、ローカルな現地のお話が聴けるかと思います(笑)
近年のバンコクはもの凄く近代化されてきて、「サイアム」や「スクンビット」エリアなどはオシャレなカフェやアパレルショップ、ショッピングモールなどが点在し、東京と変わらないほど洗練されています。ファッションの感度も高く、以前ファッションスナップをサイアムエリアで行った際は、そのセンスある着回しに驚いたほどです。
トゥクトゥクのイメージがあるかと思いますが、地下鉄(MRT)やスカイトレイン(BTS)などの交通インフラや、GrabやBoltといった配車サービスも充実しており、市内の移動も快適になってきています。そして、何と言ってもタイ旅行の魅力の一つは、ホテルに安く泊まれるということです。4つ星・5つ星ホテルなどには5,000円〜宿泊できたり、15,000円も出せばかなりのラグジュアリーホテルに泊まれます。ナイトマーケットやマッサージ・スパなどはもちろん変わらず盛んで、寺院巡り以外にも楽しめる要素がたくさんあるのです。是非、渡航前に佐野さんのレコメンドを伺ってから旅立ってください! ちなみに僕は、チェンマイ話でかなり盛り上がりました(笑)
そろそろタイに行きたくなってきましたね。
▼タイ旅行前に覗いてほしいコンテンツ
Maibaru Travel|https://www.youtube.com/@maibaru
TJ Channel Thailand|https://www.youtube.com/@TJChannelThailand
タイ一択|https://runbkk.net/
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▼クレジット
モデル/大畠夏織
撮影・文/三木康史(troisdesign)
※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。
Laithai(ライタイ)
- [所在地]
- 高崎市東町28 コーポラス高崎101号
- [TEL]
- 027-388-0250
- [営業時間]
- 11:30〜15:00/18:00〜22:00
- [定休日]
- 日曜、月曜