こんにちは!motto編集部のオオウ(@ounco_coverdeath)です。皆さんはどの季節が好きですか?筆者は秋が一番好きです。秋の味覚はもちろんですが、過ごしやすい気候、そして秋色に染まる風景やファッションの色味。近年では秋が短く、すぐに冬を迎えてしまうのもどこか切なくて良いですよね!そして、個人的に秋物は古着を取り入れたくなります。さて、今回ご紹介するのは、古着屋『Handle_6(ハンドル シックス)』。vol.40のハヤペディア・古着特集でも紹介させてもらいましたが、改めて「古着ってワクワクするなぁ」と感じました!まだ新しいお店なので、ぜひCHECKしてみてくださいね!
CONTENTS
1. 知る人ぞ知る、古着のパラダイス

『Handle_6』は、群馬県高崎市、高崎問屋町駅(貝沢口)から徒歩5分、通りから一本外れた場所にひっそりと佇む隠れ家の様な古着屋。2025年にオープンしたばかりの新しいお店です。

通りからは見当たらない住宅街の中という立地と、ちょっぴり入りづらい外観がまさに知る人ぞ知る隠れ家感を増幅させています。

店主の新井さんは、「生活の一部としてのお店を持ちたい」という想いから、祖母の持ち家だったという建物を自分たちの手で改装して作り上げたのだそう。お気に入りポイントと語る、広々とした高い天井も新井さんが自ら取り払ったもの。店内のレイアウトやディスプレイもころころと変わるので、何度足を運んでも新鮮さを味わえます。

ヴィンテージ初心者からコアなファンまで虜にする商品ラインナップが魅力で、近年のものに加えて、20〜50sのレアな古着や日本の骨董、欧米の雑貨も揃います。古着屋の醍醐味でもある、ほかとは被らない一点モノとの出会いを楽しめます。また、専用駐車場もあるので、車での来店もOKです!車社会の群馬県民にはありがたいポイントですよね!
2. お手頃な価格帯の商品からコアなヴィンテージまで揃う

筆者も初めて『Handle_6』に足を運んだ際は「本当にこんなところにお店があるの?」と疑ってしまいました。そしてちょっぴり入りづらいかも・・・ですが、一歩足を踏み入れてみればそこは古着の宝庫でした!

アメリカ、ヨーロッパの古着や食器、花瓶、雑貨、日本の骨董品など、お手頃な価格帯の商品からコアなヴィンテージが並びます。ミリタリー、アウトドア、アメカジに加え、海外映画や舞台の衣装など、ジャンルには捉われず、「群馬でもしっかり古い物や面白い古着を届けたい」という新井さんのこだわりのもとセレクトされています。

人と違うものやちょっと変わったものを探している人に刺さるようなアイテムも多く、改めて一点ものの古着との出会う高揚感を味わわせてくれます。中には20〜30sのレアものも!

古着の定番、Levi’sのジーンズもプレミアムラインとしてモードな雰囲気をまとった「Levi’s Red」のものを置いてみたり、新井さんのお気に入りという50sのスキーウェアもコットン生地やあまり見かけない柄が珍しいですよね。

また、古着の取り入れ方として、最近は腰に何かを巻くスタイルが新井さんのおすすめなんだそう。全体の色味は合わせつつ、ワンアイテムの外しでアクセントにするのがポイント。

古着ならではの素材感やデザインなどに光る個性が、コーデに深みを与えてくれること間違いなしです。
3. 店主の想いが詰まったファッションフリークたちの集い場

『Handle_6』では、新井さんが都内で働いていた時のコネクションで国内外で買い付けを行っていて、メンズ8:2レディースで商品展開をしています。「レディースのアイテムはメンズにはない、デザインが可愛いものも多いんです」、と洋服への愛を嬉しそうに話してくれました。

『Handle_6』という、一風変わった店名は、「Handle=舵を切る」に新井さんの身長(180cm≒6フィート)というアイデンティティを合わせた造語。スタイルを作っていきたいという意気込みやエッジの効かせ方が店名にも現れていて、素敵ですよね!

また、ファッションを通して、コミュニティを広げる場としてのショップ像も目指しているとのこと。店内一角にはカウンターがあり、ドリンク類の提供も行っています。フランクに足を運べて、ファッション好きたちがリアルで繋がれる場所を大切にしているのだそう。素敵!
4. ファッションを通して広がるコミュニティの輪

店主の新井さんは、ファッションに造詣が深く、落ち着いた様子からは想像もできない若さに驚かされます。実は、中目黒の銘店「JANTIQUES」、そして高崎の「内田商店」で働いていたという経歴を持っていて、多くの洋服と触れ合ってきたそうです。

珍しいアイテムも多いので、ツボにハマる人はハマるラインナップが『Handle_6』の魅力。「個性を求める人や、お気に入りの攻めた一着が見つかってくれれば嬉しいです」と語ります。ファストファッションの良さもありますが、古着には古着のファッションの楽しみ方ができるのが良いですよね。

一点モノのヴィンテージアイテムや海外雑貨は、きっと眺めているだけで気分が上がります。物がありふれていて、スマホ一つで物が手に入る便利な時代。わざわざ足を運んで、オンリーワンを見つけて買う喜び。そこで生まれる人と人の繋がり。

「訪れる人の感性を刺激する」、そんな体験ができるお店が群馬にはまだまだあります!洋服との出会いの楽しさ、人との繋がりが詰まった『Handle_6』で、新たな世界への扉を開いてみてくださいね!
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▼クレジット
撮影/三木康史(troisdesign)
文/佐々木覆(troisdesign)
※motto vol.40「Da-iCE和田颯のハヤペディア」の記事を一部転載しています。
※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。
Handle_6
- [所在地]
- 高崎市貝沢町986-1
- [営業時間]
- 13:00〜20:00
- [定休日]
- 不定休(Instagram参照)