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【埼玉県・本庄市】元宿場町に店を構える、パパ・ママ憩いの子供服店。

こんにちは!motto編集部ライターのMAYOです!梅雨と暑い日が続いていますが、みなさんおかげんいかがでしょうか?私は少しバテ気味ですが、家の周りでは田植えが始まり、綺麗な田園風景を眺めては癒されています。さて、今回ご紹介するのは、どこか懐かしさ漂う子供服店『ayatori perch(アヤトリ パーチ)』。子育て中のパパ・ママ必見の、ほっと一息つけるお店です。

1. 築136年の建物をリノベーションした、温故知新なお店

『ayatori perch』は、元々宿場町であった埼玉県本庄市銀座に店を構えます。お店はなんと日清戦争よりも前にできた建物(築136年)、元菓子店「三浦屋」をリノベーション。30年前までは贈答用や量り売りのお菓子が並び、子どもたちが小銭を握りしめて集まる場所だったそうです。しかし、地域に愛されてきたそんなお店も、店主の高齢化により惜しまれつつも閉店。次の担い手がいないまま30年の時を経たそうです。

店主の大塚さんは、初めて店内を見た時、「おばあちゃん家のように落ち着く。昔の建物には人を癒すパワーがある!」と感じたそう。新築では出しえない趣や貫禄を前に、東京生まれ、東京育ちの大塚さんの目には魅力的に映りました。そこで、いつもお世話になっているという「本庄デパートメント」さんの協力をあおぎながら、最低限のリノベーションで古きを悪とせず、どこかほっと落ち着く店をオープンさせる計画を立てたのだそう。

「本庄デパートメント」さんがリノベーションを行う上で実施したクラウドファンディングでは、目標額の160%を達成するなど、多くの方の支援を受けました。また、みんなで作り上げることも大切にしたいという想いから、業者に一任するのではなくタイル貼りワークショップを開き、3歳から50代までが参加したのだそう。こだわりに満ちた店内は、様々な方の想いも詰まった空間になっています。

また、現在本庄市内では空き家の増加が社会的課題になっているのだそう。『ayatori perch』は、築年数のある建物でも活用次第で息を吹き返せるというロールモデルになりそうですね!

2. 「こんな子供服を待っていた!」を叶えるラインナップ

『ayatori perch』で取り扱うのは、新生児からジュニアサイズまでの子供服がメイン。オリジナルブランドや韓国子供服のほか、作家さんが手がけるブランドものも顔を並べます。

国産にはないデザインや色味のものを中心に、トレンドのニュアンスカラーを中心としたアイテムを数多くラインナップ。大人顔負けのデザインや色味を考慮したセレクトを展開しています。

また、一部レディースのアイテムもあるので親子でお揃いコーデも叶います。ママはもちろん175cmくらいのパパであれば着こなせる「fam pullover tops」はフリーサイズで、おしりがすっぽり隠れるような着丈。そのままさらっと着ても、デニムやスカートにインしても可愛く着こなせそう。ドロップショルダーで身幅が広めなので、インした時のゆるっとしたシルエットもポイントです。

ほかには、デイリーはもちろん、卒入園式、発表会、お呼ばれの場にもおすすめの「kate blouse」。ナチュラルなカラーで心地よく着られる秘訣は、コットン65%、リネン35%で作られる素材。子どもたちが着るものだから、肌触りの良い素材にはこだわりたいですよね。『ayatori perch』で扱う洋服は素材にもこだわったものが多いので、安心して子どもに着させてあげられますよ。

POINT

編集部おすすめは、夏にぴったりなハンドメイドブランド「𝗬𝗢𝗥𝗜𝗦𝗢𝗟」の麦わら帽子。

3. 絵本や焼き菓子などカテゴリーを超えた作家の作品が集う

『ayatori perch』では、そのほかに絵本や焼き菓子、アクセサリーなどカテゴリーを超えて22名(雑貨・アパレル17名、飲食5名)の作家さんが参加しています。ここで筆者の気になる作家さんを少しご紹介しましょう。

まずは、海外のお洒落な絵本を買い付け、販売している「萌音書房」さん。思わず手に取ってしまうような可愛らしいものが多く揃います。

次に、「Elle part.(エルパール)」さん。ニュアンス、ガーリー、韓国風など幅広いデザインが魅力のネイルチップ作家さんです。個々の事情で普段はネイルができないママさんにおすすめです。

haiji(はいじ)」さんは、スタイや歯固めなどを販売しています。特にヘアアイテムはベビーからキッズに大人気なのだそう。

そして、気になるおやつの販売は、週末だけ出会えるドーナツというコンセプトの「シューマツドーナツ」さん。毎週作り手が変わるといっためずらしいドーナツ屋さんです。中でも「なんばーぜろ どーなつ」は、米粉と豆乳で作る子供にもやさしいドーナツ。他にも魅力的な作家さんたちの渾身の作品が豊富に並んでいます。また、ベビーマッサージのワークショップなども不定期で開催しているので、ぜひInstagramでチェックしてみてくださいね!

4. 子育て世代の止まり木を目指して

元々はオンラインのみで販売を行ってきましたが、実店舗をオープンさせるにあたり、「単なるお洒落な洋服屋さんではなく、足を運んでくれる方々が癒やされ、元気になって家に帰っていけるようなお店にしたかったんです」と語る大塚さん。

子育て中は家から出ることが少なく、社会から隔離されたような孤独感や疎外感を感じるママさんが多い社会。自身も同じような経験をしたことから、子育て世代の「止まり木=perch」になれる場所を作りたいという想いが込められています。

店名に付けた「ayatori(あやとり)」は、大塚さんが子育ての壁にぶつかった状況でも息子さんと繋がれた唯一のツールなのだとか。今後も「今日、なんか楽しかった」「可愛いが見つかった」とお客さんに感じてもらえるような店づくりを目指したいと語ります。

育児の合間にふらっと立ち寄って洋服や作家さんの作品に触れてみたり、焼き菓子片手に寛げたり。そんなママさんたちが自然と集まって、一つの「環」が生まれることが一つの目標なんだそう。高崎市内から本庄市のある埼玉県北部は車で約30分。可愛い洋服と心の癒しを求めて、車を走らせてみてはいかがでしょう?

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家族のお出かけをワクワクに変えてくれるトヨタの最小ミニバン。寛ぎ空間、抜群の操作性、頼もしい予防安全パッケージなど、ファミリーに優しい一台。

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PROFILE
鶴田真梨(ツルタマリ)
1993年3月30日生まれ。群馬県藤岡市出身。BARKinSTYLe(B-TOKYO)所属のファッションモデル。170cmの長身を活かし、アーバンからカジュアルまで様々なファッションを着こなす。当時、ザスパクサツ群馬の選手であった川岸祐輔選手と結婚、現在は2児の母モデルとしても活躍している。息子の「暖(だん)」もキッズモデルとして同事務所に所属。UNIQLOやカインズ「#川岸家の日記」では親子で広告モデルとして出演。
[Instagram] @mari_tsuru
[X] @iwblsuzy

▼クレジット
モデル/鶴田真梨、暖、楓(BARKinSTYLe)
ヘアメイク/馬場宏美
衣装/モデル私物
車/SIENTA(群馬トヨペット)
写真提供/ayatori perch
撮影/三木康史(troisdesign)、佐々木覆(troisdesign)
文/MAYO

※motto vol.35「HIT FAMILY ROAD」の記事を一部転載しています。 
※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。

ayatori perch

[所在地]
埼玉県本庄市銀座1-6-20
[営業時間]
10:00~16:00
[定休日]
月曜 or 木曜、日曜、祝日
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