こんにちは!motto編集部のオオウ(@ounco_coverdeath)です。皆さんには行きつけのカフェはありますか?お腹を満たしたり、一息ついたり、気持ちを切り替えたり、ついつい立ち寄ってしまいますよね。今回ご紹介するのは『ARCOBALENO COFFEE ROASTERY TAKASAKI(アルコバレーノ コーヒー ロースタリー タカサキ)』。お洒落な建物のコーヒーショップなので、目の前を通る度に気になっていた方も多いのではないでしょうか?記事を最後まで読んでいただければ、きっと足を運びたくなるはず!
1. 居心地の良いインダストリアルでお洒落な空間

『ARCOBALENO COFFEE ROASTERY TAKASAKI』は、高崎市吉井町に店を構えるカフェ。2024年6月、吉井町にグレーの外壁がひときわ異彩を放つお洒落なカフェが突如オープンしたということでかなり話題になりましたよね。

吉井町は、2009年に合併して高崎市となった自治体で中心市街地から見ると郊外エリアに当たります。なぜ吉井町に?という疑問に答えてくれたのは、オーナーバリスタの新井さん。「吉井町という土地にもお洒落なコーヒーショップを根付かせたいと思ってここを選びました。私自身藤岡市出身で、地域の方にも本当に美味しいコーヒーを届けられたら」と語ってくれました。

店内は、新井さんがこだわりにこだわったというインダストリアルな空間が広がります。外観からの想像以上に店内はゆとりがあります。テーブルはオーダーメイドで、インテリアとしてもアクセントになっている照明もお気に入りポイントなのだそう。無機質な雰囲気に映えるカウンターのターコイズブルーはどこか海の香りを感じさせます。

ちなみに、店名にも使われている「ARCOBALENO」とはイタリア語で虹を意味します。店名や居心地の良い空間づくりといい、スローな時間の流れが日々の喧騒を忘れさせてくれます。
2. 有名トップバリスタが手がけるコーヒーはマスト!

看板メニューの「ブリューマンブレンド」は、有名トップバリスタの小野光さん(Brewman Tokyo)が『ARCOBALENO COFFEE ROASTERY TAKASAKI』のために特別にブレンドしたというオリジナルのコーヒー。深煎り特有の重厚感を思う存分楽しめる一杯。まずはこちらで奥深い苦味やコクを味わってみてください!

小野さんはコーヒー抽出の国内競技会「Japan Brewers Cup 2022(優勝)」「Japan Brewers Cup 2023・2024(準優勝)」という経歴を持った日本を代表するトップバリスタの一人。「Japan Brewers Cup」は、「World Brewers Cup」(「World Barista Championship」「World Latte Art Championship」と並ぶ国際競技会の一つ)の国内大会として位置づけられているなど、非常に権威がある競技会です。

もちろん浅煎りも取り揃えています。「コロンビアアポンテレッドハニー」は、自家焙煎のシングルオリジンで、雑味の少ない旨味と酸味が特徴。軽やかさやフルーティーは浅煎りならではの味わいです。

また、コーヒーが苦手な方にはカフェインレスのフルーツティーもおすすめです。ドライフルーツやスパイスがじんわりと身体の内側から温めてくれることで、心身ともにリラックス効果を期待できます。
3. 抜け目のない絶品フードメニューも注目

『ARCOBALENO COFFEE ROASTERY TAKASAKI』は、軽食メニューも見逃せません。こちらも新井さんのこだわりが散りばめられているので順に見ていきましょう。

まず注目したいのが、軽食と謳いながらも圧倒的な存在感を放つサンド系。「BLETサンド」は厚切りベーコン、リーフレタス、たまご、トマトがぎっしり詰まった萌え断バッチリの一品。マヨネーズを使用しない代わりに、国産玉ねぎとキャベツの自家製ピクルスをアクセントに加えています。ボリューミーかつフレッシュ感を心ゆくまで楽しめます。

季節の果物を使った「フルーツサンド」も人気です。コーヒーとの相性を考慮したしつこくなりすぎない味わいに仕上がっています。

また、自家製の「ベイクドチーズケーキ」と「チョコのテリーヌ」は、コーヒーブレイクやティータイムのお供におすすめ。濃厚な口当たりが特徴で、コーヒーとのペアリングが至福のひと時に変わりそう。ドリンクとのセットもあるので、友人とお茶会なんて過ごし方もできそうですね!
4. 隅々まで行き届いたおもてなし

新井さんのこだわりは、お客さんに提供する器にまで行き届いています。

一般的なコーヒーカップではなく、沖縄の伝統工芸「やちむん」を使用。こちらを手がけるのは、陶芸家の比嘉さやなさん。温かみのある、ぽってりとしたシルエットで飲み口も厚めです。

そして、なんと言っても新井さんの人柄の良さが溢れ出た丁寧な接客。筆者がプレイベートで初来訪した際も、気さくに声をかけてくれたり小さな気遣いもあり、虜になってしまいました。リピーターが多く、何度も通いたくなるのも納得です。

お洒落でちょっぴり敷居が高いと感じていた方にもぜひ足を運んでいただきたい『ARCOBALENO COFFEE ROASTERY TAKASAKI』。全体を通して、ゆったりと過ごしてほしいという新井さんの心意気が感じられる素敵なお店です。ぜひ足を運んでみてくださいね!
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▼クレジット
撮影/三木康史(troisdesign)
文/佐々木覆(troisdesign)
※motto vol.38「Da-iCE和田颯のハヤペディア」の記事を一部転載しています。
※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。