こんにちは!インターン生のほのかです!インターン中のお弁当は母が作ってくれていたのですが、お弁当に梨が入ってる日がありました。甘くて水分たっぷりで、とてもおいしかったなぁ。私的に、梨は秋のイメージがあります。「もう秋はすぐそこか…」となんだかノスタルジックな気持ちになりました。まだ暑いんですけどね。ということで今回は、新鮮でジューシーな梨を買うことができる『なしの駅』のご紹介です!
※2024年の営業は7月20日(土)から開始となります(実際に梨が店頭に並ぶのは8月からの見込み)。
CONTENTS
1. 『なしの駅』には明和町の「おいしい」が詰まっている!
『なしの駅』は、2021年に誕生した群馬県邑楽郡明和町にある梨の直売所です。7月末から梨の収穫が終わる10月末ごろまで営業しています。明和町は120年続く「梨の里」。利根川と谷田川が流れる水が生み出した肥沃な大地が、おいしい梨を生み出してくれるのだそう。期間によって「幸水」や「秀玉」「あきづき」など、様々な品種が販売されています。営業期間中は何度も足を運びたくなっちゃいますね。個人的にはいくつもの品種の梨を買って、食べ比べをしてみたいです。10:00に営業開始ですが、売り切れ次第終了なので、混雑する日は午前中で完売してしまうみたい…!早めに行くことをお勧めします。
特徴的なのは、コロンとした丸みのあるフォルムの建物に、梨を模したかわいいロゴ。グラフィックデザイナーに設計やロゴデザインを依頼して生まれたのだとか。直売所って、八百屋さんやスーパーのようなイメージがありますよね。でも、このおしゃれな外観は今までと違って素敵!はたから見たら直売所とは思えません。思わず行ってみたくなっちゃいます。
POINT
2. なしの駅を支える「梨人(なしんちゅ)」とは?
なしの駅を生み出したのは、梨生産のプロフェッショナル集団である「梨人(なしんちゅ)」。明和町は梨の産地ではありますが、少子高齢化や後継者不足もあり、徐々に梨農業が縮小しています。最盛期に58haもあった梨畑は、今では8haまで減少しているそうです。このままでは「梨の里」というアイデンティティがなくなってしまう…!産地の維持と活性化を図るため、「梨人」は誕生したのです。中には、県外から明和町に移住して梨農家を始めた方もいらっしゃいます。明和町の「栽培に適した土壌」と「受け入れてくれる農家さん」のおかげで、新たな地で農家を始めることができたのだそうです。その恩返しとしても、梨の里をもっと盛り上げていきたいのだとか。熱い想いに心を打たれますね。
3. 明和町の梨を全国、そして世界へ!
梨人の方たちは、もっとおいしい梨を育てるため、全国の梨職人のもとへ赴いてその技術を学んできました。そして、学んだことをブレンドした独自のノウハウで、高い品質の梨を生産しています。隣り合う樹同士を接ぎ木で連結する「ジョイント栽培」は、その一つです。通常だったら樹は1本ずつ独立し四方八方に枝が伸びていきますが、隣の樹と繋ぎ合わせることで、効率的に梨を育てることができるのだとか。例えば、ダニの駆除。梨の樹は、ダニを数日放置するだけでも枯れてしまうのだそう。梨の樹の健康に必要不可欠なダニの駆除を、ジョイント栽培なら効率的に行うことができるんです!また、梨は収穫時期がとても重要。収穫する日が1日でもずれてしまうと味が変わったり駄目になってしまったりします。大変だ…。そのため、いつ収穫するのがベストなのか考えて育てているのです。このような梨づくりのノウハウを、梨人の方たちは今でもなお学び続けて高みを目指しています。梨人の日々腕を磨いてより良いものを生産しようとする愛情を梨がしっかり受け取っていることが、おいしく人気の秘訣なんですね。
独自のノウハウで生産した最高品質の梨は『akari』という名前でブランド化して販売しています(akariのご注文はこちらから)。品種に限らず、大きさや形、糖度を機械で測定し、基準値を超えたものだけが認められるそう。全体の約3%しか「akari」を名乗れないというのだから驚きです。『なしの駅』には、一級品の梨のおいしさを求めて県外からも人が訪れていますが、現在、明和町の梨ブランド化戦略として、海外への輸出も始めているよう。明和の梨が世界中で愛されるようになる日は近いかも…!
4. なしの駅で最高の梨をご賞味あれ!
夏から秋にかけて旬を迎える梨。噛んだ瞬間、口の中にじゅわっと甘い果汁が広がる感覚がたまりませんよね。品種によっても少しずつ味が変わるのも魅力のひとつ。これからアイスやスイーツなんかも梨味のものが増えてきますが、やっぱり一番は本物の梨でしょ!なしの駅では、梨農家が丹精込めて育てた梨を、新鮮な状態で買うことができますよ。おいしい梨を作ることに情熱を注ぐだけでなく、「梨の里」である明和をもっと盛り上げようという梨農家の方々の想いに脱帽です。その熱い想いをたくさん受けて育った最高の梨。ぜひ一度ご賞味あれ!
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PROFILE
木村ミサ(キムラミサ)
1990年12月25日生まれ・群馬県出身。ASOBISYSTEM所属。各種ファッション雑誌で読者モデルとして活躍中。明るい笑顔と透明感のある雰囲気で男女ともに支持を集めている。こよなく愛しているものは「カレー」「アイドル」「お茶」。カレー専用インスタグラム(@ohapote_curry)を開設するほか、お茶好きが高じ、『Hanako. tokyo』にてお茶の魅力を伝えていく連載「本日の至福、このお茶一杯より。」がスタート。独自のこだわりのライフスタイルが注目を浴びている。
[Instagram] @misaxmas
[Twitter] @misaxmas_
▼クレジット
モデル/木村ミサ(ASOBISYSTEM)、武川真叶
ヘアメイク/馬場宏美
衣装/Belluria
車/Viewt(光岡自動車)
ロケ地/なしの駅、らーめん榎穏
撮影・文/佐々木覆(troisdesign)
文/ほのか
TODAY’S CAR[Viewt]
光岡自動車が提供する唯一無二のカスタマイズカー。国産車でありながら独創的なデザインを追求したこだわりの一台。大量生産ではなし得ないフォルムと車内を彩る雰囲気がドライバーを魅了する。
※motto vol. 28 「That’s Playful World」 の記事を一部転載しています。
※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。
なしの駅
- [所在地]
- 邑楽郡明和町田島526-1
- [TEL]
- 0276-55-1653
- [営業時間]
- 10:00〜売り切れ次第終了
- [定休日]
- 収穫時期によって変動あり(営業期間中は不定休)
- [Web]
- https://nashinoeki.com/