こんにちは!motto編集部のオオウ(@ounco_coverdeath)です!皆さんはスポーツにIQは必要だと思いますか?実は、サッカー、バスケ、野球、バレーなど競技を問わず、「考える力」が選手やチームのパフォーマンスを左右する時代が来ているのだそう。特にバスケは「知能スポーツ」と呼ばれるほど、IQやスポーツインテリジェンスが問われる競技。2024-25シーズンにおいて、クラブ史上初のB.LEAGUEチャンピオンシップ進出を果たし、話題を集めた『群馬クレインサンダーズ』協力のもと、教育現場を支えるICTソリューション企業「滋野堤水堂」監修で、スポーツとIQについて深掘りしていきます。さらに、藤井祐眞選手を交えたスペシャルな対談も!スポーツ観戦の楽しみ方がちょっぴり変わるかも?
CONTENTS
1. スポーツにおけるIQは必要?

ところで皆さんは、「スポーツIQ」と言われてピンときますか?筆者はあまりスポーツに詳しくないので、スポーツとIQの両者は相反するものだと思っていました。野球、サッカー、バスケ、バレー・・・どのスポーツも過去のデータに基づいた戦略や対策を考えて戦っているんだそう。個々の運動能力ももちろん大切ですが、現代では戦略や指示を理解する賢さも必要。まずは、スポーツにもIQが必要とされる理由をご紹介!
①状況判断力が勝敗を左右する

スポーツにおいてIQ、つまり知的な判断力は非常に重要。特に「状況判断力」は勝敗を大きく左右します。 例えば、バスケットボールでは瞬時に味方との連携を考える、サッカーでは相手の動きを予測してパスコースを選ぶなど、常に頭を使った判断が求められます。これは単に体力や技術などの運動能力だけでなく、試合の流れや相手の戦術を読み取る「頭の良さ」がプレーに影響するため。また、限られた時間と空間の中で最適な行動を選べるかどうかが、プロとアマチュア選手の大きな差にもなります。つまり、スポーツは「頭の良さ」も問われる総合的な競技なので、状況判断力を高めることはパフォーマンス向上に直結します。
②戦術理解力と応用力でゲームをコントロールする

どんなに優れた身体能力を持っていても、チームの戦術を理解できなければ、それらを活かすことはできないません。また、試合状況は常に変化するため、決められたプレーだけでは対応は難しいですよね。選手にはその場の状況に応じて柔軟に判断し、戦術を応用する力が求められます。 例えば、バスケットボールやサッカーでは、相手の守備の形に合わせてポジションや動きを変えることで、試合の流れを掴むことができます。こうした「考える力」を持つ選手は、チームを上手くコントロールし、試合を有利に進めることができます。つまり、戦術理解と応用力は勝敗を左右する大きな鍵となります。
③メンタルのコントロール力も知性の一つ

試合中はネガティブな感情も湧き上がりますが、それらに流されず自分のプレーに集中し続けるには、感情を客観的に捉え冷静に対応する力が必要。これは「感情の知性(EQ)」とも呼ばれ、IQ的な要素と深く関係しています。トップアスリートほど、自身のメンタル状態を正しく理解し、意図的に整える術を身につけています。失敗を引きずらずに切り替える力や、プレッシャーのかかる場面で最善の選択をする冷静さは、まさに知性の表れであり、真の強さとも言えます。こうしたメンタル面のコントロール力も、勝利を左右する重要な能力の一つになります。
④経験と知性から生まれる閃き

スポーツはマニュアル通りにいかない場面が多く、瞬時に最適なプレーを選ぶ必要があります。その時に活きるのが、過去の経験に基づいた判断力と状況を俯瞰して捉える知性。例えば、一見リスクのあるパスやドリブルが、試合の流れを変える決定的な一手になることもあります。こうした「閃き」は、単なる偶然ではなく、蓄積された知識と思考力が融合して生まれるもの。経験をただ積むだけではなく、それを頭の中で整理し、必要なときに応用できる選手はプレーに深みと創造性、そして独自の色をもたらします。スポーツにおける「閃き」もまた、知性の証と言えるでしょう。
⑤教育現場でも広がる「考えるスポーツ」

近年、スポーツにおけるIQの重要性が教育現場でも注目されています。スポーツは、単に身体を動かすだけでなく、戦術や状況判断を取り入れた指導が増加。子供たちの思考力や判断力を育てる手段としても広がりを見せています。サッカーやバスケットボールなどのチームスポーツでは、自分たちで作戦を考える時間を設けたり、プレー中の選択を自ら決断させることで主体的な学びが促進されます。体力だけでなく、知性を育てる場としての認識も広がりつつあり、スポーツを通して論理的思考力や協調性、創造力といった「考える力」が育まれています。
POINT

2. スペシャル対談「バスケと教育と日常の頭の使い方」

横塚 はじめまして!軽く自己紹介から始めさせてください。群馬に住みながらモデル・ラジオパーソナリティなどをしている横塚沙弥加です。

横塚沙弥加
1990年5月3日生まれ・群馬県出身。モデル・ラジオパーソナリティ。愛称は「ちゃんさや」。 地元みどり市では「みどり市観光大使」を務めている。「mottoザスパクサツ広め隊」では「勝利の女神」としてリーダーを担う。エフエム群馬「WAI WAI Groovin’」の中継コーナーを担当。モデルからタレント、MCまでこなすなど県内を中心に広く人気を博している。また、一児の母としても子育てに奮闘中。
藤井 群馬クレインサンダーズ・背番号0の藤井祐眞です。群馬は2年目です。よろしくお願いします。

藤井祐眞
群馬クレインサンダーズ所属。 PGとして冷静沈着なゲームコントロールと高い得点力が持ち味。 高校時代に樹立したウインターカップ1試合最多得点記録・79得点は2025年現在も破られていない。 Bリーグでは3度のベストディフェンダー賞、2度のベストファイブ賞を獲得し、攻守に渡ってポテンシャルを発揮。 2021-22シーズンには年間MVPにも輝いた。 名実ともに日本バスケ界を牽引する選手の一人。
滋野 「滋野堤水堂」という教育機関支援企業を経営している滋野一馬です。2025-26シーズン、群馬クレインサンダーズのオフィシャルトップパートナーを務めさせていただきます。藤井選手にはチームの司令塔として、めちゃくちゃ期待しています!

滋野一馬
1933年創業、群馬県前橋市に所在を置く「滋野堤水堂」の4代目代表取締役。 戦前から学校を中心に教材販売を行う。 近年では教育現場のデジタル化に伴い、タブレット端末の納品やサポート業務を請け負う。 また、自身の群馬クレインサンダーズ愛はブースターをも上回る熱量。 2025-26シーズンからはランクを上げ、オフィシャルトップパートナーを担う。 教育現場の黒子が地元プロスポーツチームもサポートする。
藤井 いつもありがとうございます!
横塚 今回、編集部の方とこの特集を組むことを伺った時に、正直「スポーツIQ」という言葉を初めて知りました。素人目線で申し訳ないのですが、バスケットボール自体は頭もたくさん使う競技なんでしょうか?
藤井 試合前はもちろん、試合中にリアルタイムで分析をしながら傾向と対策をデータで示してくれるチームスタッフの存在があります。それを元にヘッドコーチの指示が飛んできます。そもそも、時間を使って点を競うスポーツがバスケなので、僕も試合の終わり方はかなり意識していますし、他の選手たちもかなり頭を使ってプレーをしていると思います。バスケのルールは分かりますか?
横塚 通常のシュートは2点、スリーポイントシュートは3点、フリースローは1点ですよね。それ以外のルールはあまり・・・ぜひ教えてください!

藤井 バスケは1度の試合で10分のクォーターを4回行います。また、1度のオフェンス(攻め)で交互に最大24秒の時間を与えられるんですが、その時間内にシュートを打たないといけないなどの細かなルールがあります。例えば、第4クォーターで残り40秒、1点差で負けているという状況。時間をフルに使って攻めたら残りは16秒で、相手チームのオフェンスとなります。もし点数が決められなかった場合は相手の勝利がほぼ確定し、2点取れたとしても相手の攻撃で時間いっぱい使って点数が決められてしまえば負けてしまいます。それが8秒で攻めた場合、残りは32秒で相手がフルに時間を使っても8秒残るので、もう一度オフェンスのチャンスが巡ってきます。
滋野 ラストの攻防は観ていて面白いですよね。そこにチームの戦術が凝縮されているというか。フリースローの場面なんかも見どころがありますよね!
藤井 1点差で勝っている状態、残り2秒でフリースローをもらったとします。1本目を決めて2点差。残りの1本も決めて相手のオフェンスで終わらせた方が良いのか、あるいは相手にリバウンドさせるためにわざと外してタイムアウトを狙うのか。コートの中では、そういった瞬時の頭脳戦みたいなことも実は行われていて。
横塚 そんなに色々と考えながらプレーしているんですね・・・知りませんでした。そういった視点で試合を観たことがなかったので、とても新鮮です。私もラジオに出演しているんですが、ラジオって音源を流すじゃないですか。イントロが何秒あるから、どんなことを何秒で話そうかとまとめたりします。逆算して組み立てていくという点は、少し似ているような気がしました。
藤井 あ、でもそういうことですよ。 決められた時間で何が最適解で、チームが勝つために何をするか。 きっと横塚さんも、その番組を聴いている方にどう楽しんでもらえるか、そういうことを考えての組み立てなんだと感じますね。
滋野 個人的に思ったことなんですが、カイル・ミリングヘッドコーチに変わってからチームとしてはより丁寧に攻めている印象を感じています。ベンチの指示なのか、選手自ら考えてプレーしているのでしょうか?
藤井 ベンチからの指示はもちろんコート内で表現するんですけど、「なぜその指示が飛んできたのか」というところは、意識的に考えるようにしています。今きたオフェンスの指示には、その奥にどういった狙いがあるのか。選手側にも理解する力は必要かもしれないですね。
横塚 「指示のその先…」、いやーなかなか奥が深い。脳がパンクしそうです(笑)ちなみに、藤井選手から見て「この人、賢いな」と感じる選手っていますか?

藤井 川崎ブレイブサンダースで一緒にプレーしていた「ニック・ファジーカス選手」ですかね。運動能力だけじゃなくてバスケIQが非常に高いなと。バスケはPG(ポイントガード)が司令塔になることが多いんですが、彼はC(センター)・PF(パワーフォワード)なのにその役割も担っていました。あとは、チーム内で言えば、広島ドラゴンフライズから移籍してきた「ケリー・ブラックシアー・ジュニア選手」もIQが高いので、一緒にプレーできるのが楽しみです。
滋野 バスケはチームスポーツだから、どうやったら勝てるかをチームで考えないといけない。自然と育まれていくんでしょうね。具体的に何をもってバスケIQが高くなるかは明確に言語化するのは難しいですけど、プレーを観ていると「バスケIQ高い!」と感じる選手はいますしね。
横塚 私には3歳の息子がいるんですが、何を学ばせるかで悩んでいます。0歳からピタゴラスイッチで遊ばせていますが、現代の教育現場で重視されている力って何だと思いますか?
滋野 藤井違いですが、将棋の藤井聡太棋士は幼い頃からピタゴラスイッチのような知育パズルでよく遊んでいたそうですよ。完成やゴールに到達するまでの展開力や思考力が鍛えられるんだと思います。そういった解決力や想像力のような「考える力」は現代にも必要なんじゃないかなぁと。
横塚 「考える力」って、大人でも身につけられますか?
滋野 もちろん。そのためには「考えるクセ」をつけることが大切じゃないかなと思います。あとは「自分の想いを言葉にすること」ですかね。私自身、月に5冊は本を読むようにしていますし、映画やラジオも視聴しています。ラジオって話術だったり言い回しが面白いし、本当に勉強になります。

横塚 ありがとうございます!ラジオには映像がないので、声や音だけで情報を伝えるメディアで、如何にリスナーの皆さんの想像を掻き立てられるかは一番意識しているかもしれません。インプットしたものをアウトプットするのが難しくもあり、そこがラジオの醍醐味かなと感じています。バスケは「考える力」を鍛えるトレーニングもあるのでしょうか?
藤井 強いて言うならば、コーチ陣とのワークアウトですかね。対戦相手のデータを元に、様々なシチュエーションを想定して練習しています。試合中は、常に色々な選択肢をイメージしているような状態ですから。
滋野 バスケもコート上で選手間のコミュニケーションをよく取っていますよね。何を話しているんですか?
藤井 前のプレーでミスコミュニケーションがあったら修正をしたり、意識の確認が多いですかね。コミュニケーションがなく流れでプレーを続けてしまうと、そのまま軌道修正できなかったりもあるので大切です。
横塚 やっぱりコミュニケーションが大切なんですね。
滋野 弊社でも採用活動をしていて、一次面接は社長の私が自ら行うんです。学歴だけで見てしまうと、実際に働いてから組織としてのコミュニケーションが取れなくなって、苦労している人が出てきたり。やっぱり小学生の頃に友達と遊ぶとか、部活やチームスポーツに取り組むって、コミュニケーション能力を養う上で大切なんだなって思う瞬間はたくさんあります。
横塚 これだけ時代が移り変わってきていても、外に出たり身体を動かすことって大切なんですね。教育現場のICT(コンピュータやインターネットを使って情報をやり取り・活用する技術の総称)普及についてはどのように捉えていますか?
滋野 私はICTは使い方によってはYouTubeショートと同じかなと思っています。昨日観たショート動画って思い出せますか?
藤井 うーん、パッと出てきませんね。

滋野 そうでなんです。ショート動画って記憶や知識に定着しにくいんですよね。ICTの使い方を間違えてしまうと全然違う方向にいってしまうんじゃないかなと思っています。でも、実際に読んだ本とか観た映画って意外と覚えていませんか?デジタルが当たり前の時代だからこそ、知識として蓄えることが大切かなぁと。リアルな体験はそれらに代えられないんじゃないかなと思っています。
横塚 なるほど〜。そんな滋野さんのおすすめ本を伺いたいです。
滋野 文章からイメージすることが大切だと思うので、村上春樹さんの小説や又吉直樹の短編エッセイ辺りはおすすめです。 情景描写から絵を想像する力が養えるのではないかなと。
藤井 考察系のドラマなども流行っていますし、思わず観ちゃいますよね。あとは麻雀の本もおすすめですよ! 今ってものすごくAIが発達しているじゃないですか。手牌と場の状況からどの牌を切るかを考察するんです。
横塚 お二人ともオン・オフ問わず、常に「考えるクセ」が身についているんですね。お休みの時はどのように過ごされていますか
藤井 「YouTube・Netflix・AbemaTV」などよく観ています。僕は麻雀が好きなので、それこそBリーグは水曜・土曜・日曜に試合がありますが、Mリーグの試合はそれ以外の曜日に試合があるのでよく観ています。麻雀って、即時の判断力や先読み力が試される競技なので面白いですよ!
横塚 わー意外です!バスケ関連ではないんですね?
藤井 そうですね。試合の前後に関してはチームで対戦相手のことを学習したり、振り返ったりはありますけど、それ以外の時は基本的にバスケ以外のことに触れていることが多いかもしれないです。
横塚 滋野さんは、「最近、頭を使ったなぁ」という場面ってありましたか?
滋野 やっぱり仕事ですかね。構想することが多いので、社長として大きな決断をする時や目上の方々と商談をする時、どのように話を展開するかはものすごく意識しています。 プライベートはサウナばっかりですね(笑)藤井選手は常に頭を使っていそうなイメージがありますけど。
藤井 フル回転したのは、まさに昨日です。新潟競馬場に行ってきたんですが、競馬も過去のデータや状況からその日のレース展開を予想する競技なので、結局休みの日も頭使っちゃっていますね。
横塚 いや〜、本日お話を伺って感じたのは、第一線で活躍されている方は常に考え続けることを止めないんだなぁと。私も、もっと考えなきゃなって思いました。最後に、読者の皆さんに一言ずつお願いします

藤井 バスケは、スポーツの中でも点数が多く入る競技。試合の中で20点差が開いていても10分でひっくり返るような、最後の最後まで目を離せない激しい攻防が見ものです。また、群馬クレインサンダーズのホーム「オプアリ(OPEN HOUSE ARENA OTA)」は、全国的に見てもトップクラスの会場で演出に力を入れています。お酒やグルメの販売もあるので、ラフに観戦を楽しんでもらいたいです!僕たちは一瞬たりとも見逃せない試合をするので、お酒を買うタイミングがないんじゃないかなぁという嬉しい声もありますが(笑)
滋野 自社のことについてではないんですが、今季はヨハネス・ティーマン選手のリバウンドとコー・フリッピン選手のディフェンスに注目しています。昨シーズンは、ドイツ代表としても活躍するティーマン選手が、チームのためにひたむきに走る姿に思わず涙しました。生じゃないと得られない体験や感動って、本当に何ものにも代えがたいです。ぜひ皆さんもアリーナで観戦してほしいですね!
藤井 読者の皆さんもびっくりされると思いますけど、滋野さんは群馬クレインサンダーズと出会ってまだ1年半ですからね(笑)長年チームを見てきたブースター(チームファンの総称)並みに詳しいんです!
横塚 チームを支えているパートナー企業さんを、これほどまでに熱狂させてしまうくらい、今の群馬クレインサンダーズには勢いと圧倒的な熱量を感じます。私はまだオプアリで観戦をしたことがないので、今シーズンはできるだけ足を運びたいと思います。そして、藤井選手の「バスケIQ」を生で感じて、頭と心で全力応援させていただきます。あー開幕が待ち遠しい!
Bリーグの試合には、走るスピードと変わらない、考えるスピードも存在しています。生でしか味わえない、熱狂の試合会場へ足を運ぼう!

▼群馬クレインサンダーズ2025-26シーズンスケジュール(ホーム戦・前半)
10月15日(水)vsレバンガ北海道
@オープンハウスアリーナ太田(群馬県)
【チケット】
10月29日(水)vs川崎ブレイブサンダース
@オープンハウスアリーナ太田(群馬県)
【チケット】
11月1日(土)vs横浜ビー・コルセアーズ
@オープンハウスアリーナ太田(群馬県)
【チケット】
11月2日(日)vs横浜ビー・コルセアーズ
@オープンハウスアリーナ太田(群馬県)
【チケット】
11月12日(水)vs茨城ロボッツ
@オープンハウスアリーナ太田(群馬県)
【チケット】
12月10日(水)vsサンロッカーズ渋谷
@オープンハウスアリーナ太田(群馬県)
【チケット】
12月13日(土)vs越谷アルファーズ
@オープンハウスアリーナ太田(群馬県)
【チケット】
12月14日(日)vs越谷アルファーズ
@オープンハウスアリーナ太田(群馬県)
【チケット】
12月20日(土)vs広島ドラゴンフライズ
@オープンハウスアリーナ太田(群馬県)
【チケット】
12月21日(日)vs広島ドラゴンフライズ
@オープンハウスアリーナ太田(群馬県)
【チケット】
12月27日(土)vs三遠ネオフェニックス
@オープンハウスアリーナ太田(群馬県)
【チケット】
12月28日(日)vs三遠ネオフェニックス
@オープンハウスアリーナ太田(群馬県)
【チケット】
3. 思考をアップデートさせるおすすめルーティン

深く集中したり、脳を休めてリラックスしたり、思考をアップデートさせるためのルーティンやアイテムを日頃から準備していると◎。佐藤誠人選手(群馬クレインサンダーズ)、横塚沙弥加さん(モデル・ラジオパーソナリティ)、滋野一馬さん(株式会社滋野堤水堂代表取締役)、motto編集部がおすすめする思考アップデートツールをご紹介。今すぐ手軽に取り入れられものもあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

佐藤選手のおすすめは「Aesopのルームスプレー(¥7,920/Aesop)」。アスリートが最高のパフォーマンスを発揮するためには、心身の回復を支える睡眠の質が非常に重要です。佐藤選手は遠征先でも快適な睡眠環境を確保するため、いつも自宅で使用しているフレグランスと同じ香りを持参しているのだそう。「Aesop」のものがお気に入りで、かれこれ5年以上にわたって愛用し続けているとのこと。
※【佐藤誠人】2025年新加入のSF。恵まれた身体能力を生かしたダイナミックなプレーを持ち味とし、チームの新戦力として期待されている。

横塚さんのおすすめは「ukaのネイルオイル(¥3,960/uka)」。仕事に家事・子育てと忙しい日々の中でも、脳を一旦リセットさせたい時に頼りたくなるアイテム。ラベンダーやバニラのやさしく穏やかな香りが、気持ちを緩めて幸福感をもたらしてくれます。ネイルオイルなので、本来の目的は爪や指先のネイルケアながら、仕事中には香水代わりとしても使えるのでおすすめ。

滋野さんのおすすめは「人生を変えるサウナ術/本田直之 、松尾大(¥1,540/KADOKAWA)」。日本を席巻するサウナ文化。 世界を旅しながら食とサウナを探求する経営者・本田直之と、“ととのえ親方”の愛称で知られるプロサウナー・松尾大が贈る、ビジネスパーソンのためのサウナー入門書。サウナという特別な空間がもたらす「フィジカル・メンタル・ソーシャル」の3つの効用を、ビジネスの視点から解説してくれています。

編集部のおすすめは「将棋」。将棋は“考える力”を育てる静かな脳トレ。先を読む力、記憶力、集中力などを総動員することで、脳をバランスよく刺激してくれます。特に注目されているのが「判断力」と「戦略思考」。最近ではアプリや女性向けの入門書も充実しており、お洒落に脳活したい人にぴったり。静かに自分と向き合う時間にもおすすめ。
▼将棋ウォーズ
[ App Store(iOS版)]
[ Google Play(Android版)]
さらに、藤井選手、佐藤選手、横塚さん、滋野さんには、一問一答スタイルでそれぞれ質問にも答えてもらいました!
Q.「直感」と「分析」、勝つために必要な割合は?
A. 直感2、分析8 / 佐藤誠人

Q. プロを目指す子どもたちに、どうしたら上手くなれるのか?
A. 考えてマネをする / 藤井祐眞

Q.「私、今ちょっと賢いかも」と思える瞬間は?
A. 制限時間内ぴったり話し終わった瞬間 / 横塚沙弥加

Q. 今の子どもたちに最も必要なことは?
A. 相手をリスペクトできる力 / 滋野一馬

4. 地元プロスポーツチームをサポートする教育現場の黒子

今回のスペシャル企画を支えてくれた「株式会社滋野堤水堂」は、教材・文具・理化学機器などの提供を通じて、学校や教育機関を幅広くサポートする教育専門商社。近年はICTを活用した学習環境の整備や、デジタル教材の導入支援にも注力しています。子どもたちの“考える力”を育む教育現場のパートナーとして、地域に根ざした信頼と実績を築いています。また、前述の通り、2025-26シーズン「群馬クレインサンダーズ」のオフィシャルトップパートナーにもなっています。
InstagramやTikTokでは、閃きクイズや謎解きなど手軽に楽しめるコンテンツも配信しています。こういった動画って、つい見てしまいますよね〜!子供から大人までチャレンジできるものも多いので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!教育現場に求められていることは時代によってどんどん変わってきます。「株式会社滋野堤水堂」では、子供たちや教育に関心のある、ともに働けるメンバーを募集中とのこと。採用エントリーはこちらから!
5. 考えるスポーツは、こんなにもエキサイティング!

ふと、昨夏の甲子園に筆者の母校が出場したことを思い出しました。県立の進学校ということもあり、甲子園出場は夢のまた夢だと思っていました(しかも初戦突破!)。当時のメンバーのインタビューを読みましたが、部活での野球の練習時間は短く、勉強に割く時間が多かったそう。今回の対談を踏まえて、もしかしたら、練習以外の部分が活きることがあったのかもしれないなぁと思いました。

速く走ることも高く跳ぶことも、勝利への大きな力になります。けれど、その一歩を「いつ・どう踏み出すか」を決めるのは頭の中の判断。スポーツは、今や「思考の競技」となりつつあります。走りながら、考える。考えてトレーニングをし、試合に挑む。そんなアスリートたちが、これからの時代を切り拓いていくのかもしれませんね!

試合の中で繰り広げられる頭脳戦。時にはそんな視点も交えながら、ぜひ生のスポーツ観戦を体感してみるのも面白いかも!
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→塩﨑啓示(LACCO TOWER) × こぴ|完全初対面の飲み対談。
▼クレジット
出演/藤井祐眞(群馬クレインサンダーズ)、横塚沙弥加、滋野一馬(滋野堤水堂)、佐藤誠人(群馬クレインサンダーズ)、境谷一樹(群馬クレインサンダーズ)
ヘアメイク/馬場宏美
コーディネート/KOICHIRO(MIRAGE)
衣装(横塚沙弥加)/MIRAGE
ロケ地/OPEN HOUSE ARENA OTA
監修/株式会社滋野堤水堂
撮影協力/株式会社群馬プロバスケットボールコミッション、株式会社群馬シティマネジメント、太田市
企画協力/株式会社ヌードウェア
写真提供/群馬クレインサンダーズ
撮影/三木康史(troisdesign)
文/佐々木覆(troisdesign)
※motto vol.40の記事を一部転載しています。
※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。
滋野堤水堂
- [所在地]
- 前橋市西片貝町4-6-2
- [TEL]
- 027-243-7116
- [営業時間]
- 9:00〜17:00
- [定休日]
- 土曜、日曜、祝日
- [Web]
- https://teisuidou.co.jp/