こんにちは!学生ライターのゆおです!12月になりましたね。今年もあと1ヶ月。カレンダーの最後のページをめくるのはなんだかセンチメンタル。だけど、そんな気分を吹き飛ばしてくれるイベントがあるじゃないですか。そう、クリスマス!クリスマスといえば、イルミネーション、プレゼント、そして…ケーキ!実は私、ケーキ屋さんでアルバイトしていたことがあるんです。ケーキって、何度食べても特別な気分してくれるんですよね。今回はそんな魔法をかけてくれるお店、『Pâtisserie Arlhériter(パティスリー アルエリテ)』をご紹介します!
1. 「ララパーク」に舞い降りた甘い魔法

『Pâtisserie Arlhériter』は、高崎の市街地に誕生した複合施設「LALAPARK SUEHIRO」の一角にオープンしたばかりの新しいパティスリーです!場所は「高崎市総合文化センター」の向かいに位置し、北高崎駅から徒歩約10分(駐車場も広いので自家用車でも問題なしです!)。

外観は、緑に包まれた自然豊かな佇まい。店内に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのはエメラルドブルーのタイル。木製のドアやテーブル、随所に散りばめられたゴールドなど、洗練されたディテールがしっかりと息づいていて、パティスリーらしく気品のある空間が広がっています。落ち着くけれど、どこかワクワクもする。そんな雰囲気が漂っています。

パティスリーと洋菓子店は少し意味合いが異なります。パティスリーは「品質」と「デザイン性」に重きを置いていて、フランスの伝統的な技法をもとに、たっぷりの良質なバターや生クリーム、フレッシュなフルーツ、チョコレートなどをふんだんに使った見た目も華やかケーキやタルトが特徴。群馬でも本格的なパティスリーが増えてきて嬉しい限りですよね!
2. ショーケースは小さな美術館

『Pâtisserie Arlhériter』のコンセプトは、「何気ないひとときも、特別な日も、皆様の日常に寄り添い、思い出とともに記憶に残るお菓子を」。店主の関根さんが、都内の有名店で修業を積み、「本当に美味しいもの」を追求してきたからこそ生まれたこの言葉。「記憶に残るお菓子」って、なんだか詩的で素敵ですよね。食べた瞬間に、誰かとの会話や、季節の匂い、音楽まで蘇ってきそう!

店内は甘くて香ばしい香りに包まれていて、思わず深呼吸。ショーケースや什器には、常時40種類以上のケーキや焼き菓子がずらりと並びます。一つひとつ丁寧に作られたスイーツたちの美しさに目を奪われ、まるで小さな美術館にいるかのよう!どれも可愛いだけでなく美味しそうで、どこから見ても心がときめきますね!

『Pâtisserie Arlhériter』はパティスリーなので本格的な焼き菓子も充実しているのがポイント。カヌレやシュークリーム、ビスケットなどの定番はもちろん、ベニエやクグロフといった、普段聞き馴染みのないフランス菓子も並んでいます。

名前を見ただけで「どんな味なんだろう?」と想像が膨らみ、つい手が伸びてしまう!お皿に乗せた姿を思い浮かべると…紅茶やコーヒーと一緒に、ゆっくり味わいたくなりますよね。

品数が豊富だから、選ぶ時間も楽しい。これはどんな食感かな、こっちはどんな香りがするんだろうと、一つひとつに思いを巡らせながら、じっくりと選ぶ特別なひとときを味わえます。美味しいだけじゃなく、見て、選んで、味わって、心まで満たされる。そんなスイーツとの出会いが待っています!
3. 店主の想いが詰まった美のスイーツコレクション

店内にいれば目に飛び込んでくる、まるで宝石のようにきらめくスイーツたち。「本当に美味しいもの」をコンセプトに、華やかな見栄えと食材からこだわった逸品です。季節の果物を乗せたタルトフィグや濃厚な栗の味わいのモンブランから、何度も食べたくなるマドレーヌや上質なバターをたっぷり使用したガレットブルトンヌ。どれもこれも魅力的で、選ぶのが本当に難しい。そんな方のために、編集部おすすめのメニューをご紹介します!

可愛らしいビジュアルからすでに虜になってしまう「Mona(モナ)」。ひと口頬張ればコクのある白桃のムースに、甘酸っぱいフランボワーズがとろけます。店主の関根さんが駆け出しの頃に修行先で出会った感動の味なのだそう。

旬のフルーツをたっぷりと乗せた季節の「Tarte figue(タルトフィグ)」。しっかりと焼き込んだタルトの土台に香りの良いアーモンドクリームがベース。旬なフルーツを使うため、季節ごとに様変わりするのでそこも含めて楽しめます!

キャラメル風味のムースショコラに、とろっとソテーした完熟バナナを閉じ込めた。「Trésor(トレゾール)」。ラム酒を効かせたビスキュイショコラが重なって、甘さの中にキリッとした大人の余韻が残る、まさに“宝物”のようなひと品です。

なめらかな質感にこだわったシンプルなチーズケーキ「 Gâteau Fromage(ガトーフロマージュ)」。4層仕上げで、ムースフロマージュはしっかりとしたチーズ感がありながらも、レモンコンフィの爽やかな酸味が全体を引き締めて軽やかな後味に。飽きのこない、誠実な美味しさに仕上がっています。

栗のクレームブリュレと濃厚なクレームマロンが織りなす「Mont blanc(モンブラン)」。栗づくしの世界に香ばしいアーモンドメレンゲが食感と香りをプラス。シンプルでありながら何度でも食べたくなるご褒美です。夕方には完売することが多いのでお取り置きはマスト!

艶々、キラキラのビジュアルが目を引く「Choux Caramel(シューキャラメル)」。アーモンドをまぶし香ばしく焼き上げ、キャラメルがけをした食感も楽しめるシュー生地がやみつきになります。注文後にとろっとしたカスタードクリームをこれでもかとぎっしり詰めてくれるのもポイントが高いです!

シンプルゆえに、各店の個性が表れる「Madelein(マドレーヌ)」。試作を繰り返した末に辿り着いたのは、ふわっと広がるバターの香りと、ほどけるような口溶け。奥行きのある味わいで、何度でも食べたくなること間違いなしです。

ひと口頬張ればホロッと崩れる生地に、バターの芳醇な香りがふわりと広がる「Galette Bretonne(ガレットブルトンヌ)」。焼き色の美しさにうっとりしながら、フランスの街角にトリップしたような気分を味わえます。

これらはほんの一部。どれも、関根さんの想いと物語が詰まった特別なスイーツたち。今日のご褒美に、あなたのお気に入りを見つけてみてくださいね。
4. 菓子に込めた、10年の修業と想い

『Pâtisserie Arlhériter』を開いたのは、店主・関根さん。都内の有名店をはじめ10年以上にわたる修業を経て、奥さまとともに地元・高崎の地にこのパティスリーを構えました。

フランスでの滞在中に「菓子やパンが人々の暮らしに深く根ざしている」ということに気づいたのだそう。日常の中に溶け込みながらも、特別な瞬間を彩る存在。その文化の豊かさに触れた経験が、今の菓子作りの礎。素材選びや技術にも、関根さんが一つひとつに積み重ねてきた時間と想いが込められていて、どのスイーツにも「物語」が宿っています。

また、一風変わった店名の『Arlhériter(アルエリテ)』。こちらは関根さんの修行先である「Les Alternatives」と「patisserie Arcachon」から「Arl」を継承し、フランス語で「受け継ぐ」を意味する「hériter」を組み合わせた造語なのだそう。修業時代に菓子職人としての精神を数多く学んだこともあり、それらの意思を受け継ぐという想いがぎゅっと詰まっています。

このストーリーに触れて、スイーツの美味しさも、関根さんの想いも、きっと誰かの記憶に残って、次の世代へと受け継がれていくんだろうなと、そんな風に感じました!『Pâtisserie Arlhériter』では今日もまた、誰かの心にそっと寄り添うケーキが、丁寧に仕上げられています。

クリスマスは、誰かを想う日。家族、恋人、友達、自分自身。そんな大切な人に贈るなら、記憶に残るケーキを選びたい。今年のクリスマスは、『Pâtisserie Arlhériter(パティスリーアルエリテ)』のスイーツで、心まであたたまる時間を過ごしてみませんか?きっとあなたの日常にそっと寄り添い、特別なひと時にしてくれるはずです!

TODAY’S CAR[Viewt story]
光岡自動車が提供する唯一無二のカスタマイズカー。大量生産ではなし得ないフォルムと車内を彩る雰囲気がドライバーを魅了する。レトロモダンな雰囲気漂うデザインと快適なドライブを支える先進安全機能を兼ね備えたこだわりの一台。
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PROFILE
鈴木ちゃんねる
前橋市出身。2017年、第25代ローズ・クィーンに選出され、前橋の顔として市内の様々な行事に参加しPR活動を担う。2018年からはYouTubeチャンネル『鈴木ちゃんねる』を開設。モデル顔負け、持ち前の高身長を活かしたファッションやメイクを中心に投稿し、2025年7月現在270本以上、総再生数は740万回以上を記録。群馬のライフスタイルを発信する貴重な女性YouTuberとして人気を博している。
[Instagram] @suzukiiiii_channel
[X]@suzukii_channel
[YouTube]@suzukiii-channel
▼クレジット
モデル/鈴木ちゃんねる
ヘアメイク/馬場宏美
コーディネート/星野雅俊(Belluria)
衣装/Belluria
車/Viewt Story(光岡自動車)
写真提供/Pâtisserie Arlhériter
撮影/三木康史(troisdesign)
文/ゆお
※motto vol.41「That’s Playful World」の記事を一部転載しています。
※掲載情報は取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HP・SNS等にてご確認ください。
Pâtisserie Arlhériter
- [所在地]
- 高崎市末広町33-1(D-1)
- [TEL]
- 027-329-5233
- [営業時間]
- 10:30〜18:00
- [定休日]
- 火曜、水曜